ORICON STYLE

2007年09月12日

倖田來未

倖田流の“愛のカタチ”について語る!!

 
 

■PLAY MOVIE

動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。

 

■INTERVIEW
 常に“白黒ハッキリ”な倖田來未が初めて描いた“グレーな関係”。ニューシングル「愛のうた」には、25才を目前にして“またひとつ大人になった”倖田來未の愛のカタチがつまっている。

“歌声一本”でこの曲は表現したかったんです

――今作は久々のバラードですね!!
【倖田】 今年に入り「BUT」「FREAKY」とアップテンポが続いていたから。私のなかで“そろそろ、シットリ系を歌い上げたい”っていう気持ちが高まっていたんですよね。

――「愛のうた」というタイトルが昨年リリースした「夢のうた」を彷彿させるのですが。意図的にかけていたりするのですか?
【倖田】 そうですね。意図的にかけてみました。実は昨年、「夢のうた」でレコード大賞を狙っていたのですが、残念ながらとれなかったので。そのリベンジの意味も含めて似たタイトルにしたんですよ。

――ということは、この曲は倖田さんにとって今年一番の“勝負曲”でもあるってことですよね?
【倖田】 そうなんですよ!!実はね、当初は違う楽曲をシングルとしてリリースする予定でいて。すでにレコーディングも済んでいたんですよ。そんなときに、この楽曲に出会ってしまって。「良い曲だし、ちょっと歌ってみてもいい?」っていう軽い気持ちで仮歌を歌ってみたら・・・ガツーンと響いてしまったんですよね。歌った瞬間、私的にもスタッフ的にも「もう、これしかない!!」と(笑)。急遽、日を改めてレコーディングをして。メロディーラインの美しさに惹かれた曲でもあるので、それを活かすべく、透明感が出るように優しく歌っています。今回はコーラスに頼らず、“歌声一本”で作り込んでいるのでそこも聴いていただければ嬉しいです。

“恋愛の教科書”がどんどん打ち崩されていった

――今作では、常に“白黒ハッキリ”な倖田さんにしては珍しい“グレーな関係”が描かれていますよね。この歌詞は女友達とのガールズトークから生まれたのだとか?
【倖田】 最近ですね、仕事以外のオフの時間を有意義に使おうと、温泉に行ったり、買い物や映画に行ったり・・・女友達と過ごせる時間がグッと増えたんです。そこで、必ず始まるのが“恋愛トーク”なわけですよ(笑)。いろんな人のいろんな恋愛観に耳を傾けるうちに「恋愛に正解はないのかも。愛のカタチはひとつじゃないのかもしれない」って感じるようになったんです。今までは、私のなかには「こうじゃなきゃ」って“恋愛の教科書”がしっかりと出来上がっていたんだけど、それがどんどん打ち崩されていったというか。

――そこで、初めて“曖昧な関係”についても考えたと。
【倖田】 そうなの(笑)。今までは“好きになったらソク告白→ダメだったらネクスト!!”ってスタイルで恋愛してきたから。イコール片想い期間がゼロに近いんですけど(笑)。片想いをしている女友達の話を聞くうちに「曖昧な関係である時間も大事なのかも」って思うようになったんですよね。例えば、会いたいと願った末のデート、声が聞きたいと切望した末の電話・・・付き合ったら当たり前のことも片想いだからこそ大きな喜びになる。その待ち焦がれる時間があるからこそ、相手を大切にしようって気持ちも育つんだなって。それと、相手が振り向いてくれるまで待ち続ける女友達を見て「待つことも大事なのかな」って思うようになりました。本当に相手のことが好きだったら、相手の気持ちが固まっていないときに「どうなってるの!?」なんて答えを焦らすようなことはしない。“約束”よりも“今ふたりでいる時間”を大事にして“愛を育むこと”に幸せを感じるんだなって。女の子って“付き合う”って約束ばかりにこだわってしまいがちだけど、もしかしたらそれは“安心感”がほしいってエゴなのかもしれないなと思って書いた曲なんです。

――曖昧な関係だからこその切なさ、喜び、ひたむきな想い・・・絶妙に描かれている今作からは、また一歩“大人になった倖田來未”を感じます。
【倖田】 20代前半は“私はこんなに好きなんだから愛してよ”っていう一方的な想いを歌うことが多かったけど。最近は、相手の気持ちや状況も考え“思いやりながら愛したい”って歌に変わってきたかなって思います。これからも、少しずつ自分には無い恋愛観も理解して、歌にしていこうと思っています。

(文:石井美輪)

■RELEASE

愛のうた【CD+DVD】
倖田來未
2007/09/12[シングル]
\1,890(税込)
rhythm zone
RZCD-45715/B

 

愛のうた【CD】
倖田來未
2007/09/12[シングル]
\1,050(税込)
rhythm zone
RZCD-45716


 
 

エムティーアイ『music.jp』CMソング
CX系『世界柔道2007』応援ソング

■PROFILE

2000年12月6日、シングル「TAKE BACK」でデビュー。
2004年5月26日、映画『キューティーハニー』の主題歌「LOVE & HONEY」をリリースし話題となり、初登場4位を獲得。
2005年2月9日、アルバム『secret』をリリース。3位を獲得。
2005年6月22日、シングル「Butterfly」をリリース。2位を獲得。
2005年9月21日、ベストアルバム『BEST〜first things〜』をリリース。自身初の1位を獲得。
2005年12月7日より、12週連続シングルをリリースし、すべての楽曲がTOP10入りを果たす。
2006年3月8日、ベストアルバム『BEST〜second session〜』をリリース。1位を獲得。
2006年5月24日、シングル「恋のつぼみ」をリリース。2位を獲得。
2006年7月26日、シングル「4 hot wave」をリリース。2位を獲得。
2006年10月18日、シングル「夢のうた/ふたりで・・・」をリリース。
2006年12月6日、シングル「Cherry Girl/運命」をリリース。
2006年12月20日、アルバム『Black Cherry』をリリース。
2007年3月14日、シングル「BUT/愛証」とアルバム『BEST〜BOUNCE & LOVERS〜』同時リリース。
2007年6月27日、シングル「FREAKY」をリリース。
2007年9月12日、シングル「愛のうた」をリリース。


 

【過去の特集】
■シングル「FREAKY」インタビュー
 『“サプライズ”が詰まった最新シングル!!』(2007/06/27)
■シングル「BUT/愛証」アルバム『BEST〜BOUNCE & LOVERS〜』インタビュー
 『スペシャル・ロングインタビューでバラードベストと最新シングルに迫る!』(2007/03/14)
■シングル「Cherry Girl/運命」アルバム『Black Cherry』インタビュー
 『2006年の集大成!超豪華なアルバムについて語る!!』(2006/12/20)