――1stアルバム完成、おめでとうございます。今の率直な感想は?
【リア・ディゾン】 すごくうれしい!1stアルバムなので、私自身に近い作品になるよう頑張りました。
――様々な表情の“シンガー”リア・ディゾンが、言葉や声による表現で溢れている内容ですが、特に思い入れのある曲は?
【リア】 「アイシテル」かな。この曲で、初めて日本語が入っている詞を独りで書いて。日本に来てからの自分の成長を実感すると同時に、自信にも繋がった思い出深い曲です。あとは「Drive me crazy」。これは、人を困らせるいろんなことを、ネガティブな視点から書いてみたんですが、ラブソングがメインのアルバムのなかに、少しタイプの異なるこの曲が入ることで、全体のアクセントになっているんじゃないかな。自分でも、とても気に入っています。
――1曲、弟さんと一緒に作曲にも挑戦していますよね。姉弟での作業はどうでしたか?
【リア】 やってみるまでは、年も近いしケンカになるんじゃないか、って心配していたんだけれど、全然そんなことなくて(笑)。2人でギターを弾きながら、とてもスムーズにデモテープ作りができました。弟はレコーディングの前に帰国したので、完成形はまだ聴かせられてないんですけどね。
――少し驚いたのは、カルチャークラブの「Time」をカバーされていること。この曲がヒットしたのは80年代初頭、リアさんが生まれる前ですよね?
【リア】 そう。でも、知っていたし、すごく好きだったの。だから、何かカバーをやろう、という話が出たときに迷わず「カルチャークラブのタイム!」って。曲はもちろん、ちょっと切ないけどリアルな詞がいいなぁって、ずっと思っていたから、今回カバーできて嬉しかったです。
――最後に、タイトルを『Destiny Line』にした理由を教えて下さい。
【リア】 『Destiny Line』は日本語では「運命線」。運命って、線路みたいって思うんですよね。時々分かれたりしながらも続いて行く。私は日本に来たことに運命を感じています。そして人生という旅路で、目的地に行くことではなく旅することを続けたい。人生には楽しいことだけじゃなく、辛いことや悲しいこと、いろいろある。だからこそ、人生とは選べるものだ、って信じていたいんです。目的地まで、時には降りたり乗り換えたりしながら、旅を続けたい。そんな想いを込めて、このタイトルにしました。
(文:田嶋リサ)
(写真:草刈雅之)
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1986年9月24日、アメリカ・ラスベガス生まれ、ロサンゼルス育ち。
地元ロスでのレースクィーンやモデルをきっかけに、芸能活動を開始。
2006年春、来日。アーティストになるべく、レッスンを開始。
2007年2月14日、シングル 「Softly」で歌手デビュー。7位を獲得。
2007年5月30日、シングル 「恋しよう♪」をリリース。7位を獲得。
2007年8月8日、シングル 「L・O・V・E U」をリリース。
2007年9月12日、アルバム 『Destiny Line』をリリース。
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