──この曲はいつ頃、作ったものなんですか?
【アンジェラ】 1月に「孤独のカケラ」を作っていたんですけど、それと一緒にできてきた曲なんですよ。「孤独のカケラ」のようなバラードを入り込んで作っていたなかで、集中しすぎて、ちょっと押しつぶされそうな重い気分になってきていて。それで、“飛びたーい!”って気持ちになって、ピアノをガ〜って弾き出したら、こういうキャッチーなメロディーが出てきたんですよね(笑)。それで、<たしかに〜愛はあ〜る〜>ってフレーズが一緒にでてきて、ああ、これは今、私がすごく言いたいフレーズだよなぁって思って。ちょうどその頃に、友達と話していたことがあったんです。
――どんな話?
【アンジェラ】 その友達が勤めている会社に暴力をふるう上司がいるんですね。私は彼女のことをよく知っていて、ずっと彼女が辛いのに我慢しているところを見てきたからいろいろ思うことがあるんですけど。本当はそんなだったら辞めちゃえばいいじゃないですか?でも、彼女は仕事には情熱を持っているんですよ。自分のやりたいことだから、簡単には辞められない。私がアメリカで仕事をしていたときにも、やっぱり似たようなことがあったし・・・。そんな話を彼女としていて、世の中には本当はやりたいことだけど何か理由があって会社に行きたくないとか、今やってることについて考えてしまうとか、そういう人っていっぱいいるんだろうな〜って思って。だから明るい曲調なのに、歌詞は暗いっていう。
――暗いというか、リアルですよね。<疲れた身体>とか<化粧と共に塗り付ける笑顔>とか、そういうリアルな部分を正面から書いた上で、でも“たしかに愛はある”と歌っているから、すごく説得力を持って響いてくる。
【アンジェラ】 うん。幸せみたいなものって、そのへんに浮いているものじゃなくて、悲しいとか苦しいという気持ちにちゃんと向き合って、それを手放す自分なりの儀式をしないと、実感できないものだと思うんですよ。だから、<たしかに傷ついて たしかに苦しくて>、その上で“たしかに愛はある”っていう。そこは一緒にないと意味がないんです。
──アップテンポでメロディーも明るいから、爽快で前向きなポップソングに聴こえるけど、歌詞はリアルで重みがある。薄っぺらな自分応援ソングとは違っていて、そのへんはアンジェラらしいなと思いました。
【アンジェラ】 自分でもそこが気に入っているし、そういう曲が個人的に好きなんですよ。ラジオで聴いてキャッチーな曲だなと思ってCDを買って改めて聴いてみたら、実はヘヴィな歌詞だったみたいな曲が好きで。インディー盤の『ONE』に「Warning」って曲があって、あれもラランラランとか歌っているわりには“警告”っていう意味のタイトルで、ネガティヴなことを歌っていたりするし。ただ、「Warning」に救いはないけれど、「たしかに」には救いがある。そこは違いますね。“たしかに愛はある”っていう言葉が自分にとっての支えとか救いにもなるし、たとえばこの先、5年とか10年経って、“もうヤダ”って思ったとしても、“たしかに愛はある”ってことを忘れたくない。10年後の自分にも言い聞かせたいっていう、そんな気持ちもありますね。
(文:内本順一)
|
|
 |
 |
たしかに
アンジェラ・アキ
2007/07/11[シングル]
\1,020(税込)
エピックレコードジャパン
ESCL-3010
|
| KDDI『au LISMO』CMソング |
|
 |
 |
 |
アンジェラ・アキのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!!
多数のご応募、ありがとうございました。プレゼントの当選は、発送をもって換えさせて頂きます。その他、開催中のプレゼントは コチラ |
|
 |
1977年9月生まれ。父は日本人、母はイタリア系アメリカ人。
3才からピアノを始め、中学校までを徳島県と岡山県で過ごす。
15才の時ハワイに移住し、その後ワシントンD.C.の大学に通う。
2003年日本に帰国し、2005年3月ミニアルバム 『ONE』をインディーズよりリリース。
2005年9月14日、シングル 「HOME」でメジャーデビュー。
2006年1月18日、シングル 「心の戦士」をリリース。ノンタイアップながらスマッシュヒット。
2006年3月15日、 「Kiss Me Good-Bye」(『ファイナルファンタジーXII』挿入歌)をリリース。初登場6位を獲得。
2006年5月31日、 「This Love」(アニメ『BLOOD+』主題歌)をリリース。初登場6位を獲得。
2006年6月14日、1stアルバム 『Home』をリリース。初登場2位を獲得し、ロングセラーとなる。
2006年12月26日、日本武道館史上初となる1人のアーティストによるピアノ弾き語りライブを行う。
2007年3月7日、シングル 「サクラ色」をリリース。
2007年3月21日、DVD 『アンジェラ・アキ MY KEYS 2006 in 武道館』をリリース。
2007年5月23日、シングル 「孤独のカケラ」をリリース。
2007年7月11日、シングル 「たしかに」をリリース。
|
|