ORICON STYLE

2007年07月04日
abingdon boys school Special Interview
キーワードは、3枚目にして“バック・トゥ・ザ・ベイシック”!
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2. PV「Nephilim」 配信終了

動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。


新曲ではあるけどa.b.sの原型でもある

――まず、新曲の話の前に6月17日に日比谷の野音で行ったライブの感想を聞かせてもらえますか?
【西川】 楽しかったですよ。ただ、デビューして初めてのライブだったんで、これからどういうふうにやっていくか勉強になったし課題も多く残りましたよね。SUNAOさんは、リハのときに一緒にやったUVERworldのメンバーにギターはどんなの使ってるかうまいこと聞こうとして、意外と素っ気なくされたりして(笑)。
【SUNAO】 いや、彼らもツインギターなんで情報交換しようかなと。感じ良かったですよ(笑)。

――新曲「Nephilim」もこのライブで披露したんですよね。反応は?
【岸】 直前まで演奏した曲でドァーって盛り上がったんだけど、この曲が始まった途端、空気が変わった。みんな聴き入ってくれたようです。でも実はこれ、僕がa.b.sに書いた1曲目の曲で歌詞も西川君が日本語詞として最初に書いたものなんです。それで、もっというとカップリングの「LOST REASON」も柴崎君がバンドのために初めて書いた曲で。だから3rdシングルではあるけどa.b.sの原型でもあるんです。

─―じゃあ、プレイステーションのソフトウェア『FolksSoul−失われた伝承―』の主題歌になっていますけど、タイアップが決まる前から曲はあった?
【西川】 そうなんです。「Nephilim」って聖書の創世記からとった言葉なんだけど、タイトルの意味も曲の強さや色の濃さもたまたまゲームの内容とリンクしていて、いいタイアップになったなって。
【岸】 もともと、僕も曲を書いたときに中世のヨーロッパ的な映像をイメージしていて、表向きは派手だけど実は深いっていう、退廃的でちょっと神話的な感じというか。だから歌詞を見たときは「おっ」って思いました。
【西川】 でも僕はあんまり具体的には考えてなかったんですよ。もっと漠然と“羽”とか“放たれた”とか“イカロス”とか、キーワード的な言葉が浮かんできて。そこから自分の願いや想いに対してもがくさまっていうのが出てきて。でも単に空を見上げて嘆くんじゃなく、力強さとかガッツでその状況を変えていくっていう詞になっていったんです。
【岸】 そこに西川君の歌が入り、それを聴いてまたイメージが掻き立てられ、音を入れるっていう作業をして完成していったんですよね。

最新シングルは、バンドの思いが伝わる

─―なるほど。それって完全に感覚の世界ですよね?お互い、そこが一致してるから成り立つ作業というか。
【西川】 それは感じますね。4人の信頼関係があるからできるというか。
【柴崎】 でもそれも今だからこそa.b.sってこんな感じっていうのが見えてきたけど、この曲やカップリングを作った頃は手探りで。そういう意味では今回のCDを聴いてもらえば、こういうサウンドからスタートしたっていうバンドの思いみたいなものは伝わると思います。

─―それこそ創世記ですね。
【岸】 まさに。3枚目にして“バック・トゥ・ザ・ベイシック”というか。
【柴崎】 僕らが初めて自分らっぽいねって思ってできた作品です。

(文:若松正子)
Release
Nephilim
abingdon boys school
2007/07/04[シングル]
\1,020(税込)
エピックレコードジャパン
ESCL-2958
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Profile
1996年、T.M.Revolutionとしてデビュー後、数々のヒット曲を世に送り出し、今年10周年という大きな節目を迎えた西川貴教による新バンドプロジェクト。
坂本龍一のコンサートツアーや、布袋寅泰のツアーメンバーとしても活動中の岸利至(Key& Programming)、WANDSの第1期メンバーとしてデビュー。その後は数々の作品で作曲、アレンジなどでも活躍中の柴崎浩(G)。T.M.Revolutionのツアーメンバーとしてはもっとも長く、レコーディングやライブなど、数々のセッションにも参加してきたSUNAO(G)、西川貴教(Vo)の4人組。
“abingdon boys school”というバンド名には、“バンドやろうぜ!という志のもとに男子校の生徒4人が集まった”というコンセプトと、“音楽を楽しもう!という誰しもが音楽を始める時に抱く純粋な初期衝動”が込められている。
2006年12月6日、シングル「INNOCENT SORROW」(TX系アニメ『D.Gray-man』オープニングテーマ)をリリース。
2007年5月16日、シングル「HOWLING」(アニメ『DARKER THAN BLACK―黒の契約者―』オープニングテーマ)をリリース。
2007年7月4日、シングル「Nephilim」をリリース。
【過去の特集】
■シングル「HOWLING」インタビュー
 『第2弾は、超かっこいいモダン・ヘビィロック!!』(2006/05/16)

■シングル「INNOCENT SORROW」インタビュー
 『西川貴教による新バンドプロジェクト遂に始動!!』(2006/12/06)

■T.M.Revolution アルバム『1000000000000』インタビュー
 『シングル・ベストをリリースした彼の10年に迫る!』(2006/05/31)

■T.M.Revolution アルバム『UNDER:COVER』インタビュー
 『デビュー10周年は支えてきてくれた皆に恩返し!!』(2005/12/28)

■T.M.Revolution シングル「vestige-ヴェスティージ-」インタビュー
 『いつ死ぬか分からないからこそ、飛ばす!』(2005/08/17)