ORICON STYLE

2005年10月12日

僕らの歌は全部、実話実体験

──1位「ゆびきり」、2位「冬恋歌」、3位「ビタミン」となりましたが…。
【西田】 だいたいこの3曲は上位に来るだろうと思っていました。「冬恋歌」と「ビタミン」はライヴでもけっこうやっていて、評判が良かったです。「ゆびきり」はライヴでやったことがなかったんですが…。
【田口】 「ゆびきり」はアコースティックのデモ音源だけで1位になったわけで、それはちょっと驚きでした。リスナーの反応も他の曲よりも突出していたみたいだし。

──珍しく幸せな歌ですよね。
【西田】 僕ら、こういう幸せな曲が少なくて、結婚式に呼ばれても歌える曲がなくて困っていたんです。それで去年いとこの結婚式に呼ばれたとき、そこで歌うために作ったんです。
【田口】 “きみを愛している”ってフレーズがあって。歌っているときは入り込んでいるからいいんですが、歌い終わったあとがすごく恥ずかしくなるんですよね。
【西田】 “愛している”なんて言い慣れないもんで。自分たちで歌って照れてます。

──2位の「冬恋歌」は切なくて、タオルズ節と呼べるものですね。
【西田】 これは高校2年生のときの実話をもとに高校3年生のときに作った曲なんです。だからこのときの相手が聴いたらびっくりするんじゃないかな?
【田口】 僕らの歌は全部、実話実体験ですから。前回の『純情フェチ』というアルバムに入っている「3月7日、月曜日。」という曲に出てくる“帰り道に寄ったコンビニの肉まんの味は忘れられません”って歌詞とか、妙に具体的だったりするんですよ。
【西田】 具体的にしか書けなかったという話もありますが。

──その不器用さとか素直さがいいんですよ。失恋も肉まんも決して特別な体験ではないので、聴いた人が自分に投影しやすいし。
【西田】 そうだったら嬉しいです。

──3位の「ビタミン」は、アルバムでは「ビタミンQ」というタイトルに変わっていますが、「Q」って?
【西田】 “ビタミンQ”って昔あったらしいんです。それが今は名称が変わって“コエンザイムQ10”と呼ばれていて。“コエンザイムQ10”は活性系の若返りのビタミンなので僕らの歌にぴったりだし。じゃあ、僕らが「ビタミンQ」という名前を引き継ごうじゃないか、と。
【田口】 実は“ビタミンT”ってアイデアもあって。タオルズの頭文字の“T”なんですけれども、それじゃ効きそうにないってことで。

このアルバムは、僕らの愛娘

──タイトルの『雪ヶ谷失恋白書』についてなんですが。お二人の地元は“雪谷”と書くんですよね?
【田口】 そう。僕がいちばんこだわったのが、その“ヶ”の部分なんです。うちの地元は“雪谷”で西田の出身高校も“雪谷高校”なんですが、東急池上線には“雪が谷大塚”という駅があるんです。それで調べたら、昔は“雪ヶ谷大塚”だったのが、昭和40年代に“雪が谷大塚”になったそうなんですよ。

──どうでもいいことに並々ならぬこだわりを持っている(笑)。
【西田】 いや、ものすごいこだわりました。だって平仮名の入っている地名って、何だか温かい街って感じがしませんか? でも文字にすると少し違和感を感じてしまって。“雪ヶ谷”か“雪が谷”か、それとも“雪谷”か? それだけで2週間考えました。そういう、どうでもいいことに対するこだわりって、けっこう重要だと思っているほうなんで。

──自分たちの子供に名前をつけるみたいなものですから。こだわって考えた分、愛情が注がれているわけですね。
【西田】 そうですよ。このアルバムは、僕らの愛娘ですから!
【田口】 え! 娘だったんだ!?
【西田】 うん。何となく、イメージで(笑)。

(文:榑林史章)

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2. PV 「ゆびきり」

配信終了

動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。

  RELEASE

雪ヶ谷失恋白書
タオルズ
2005/10/26[アルバム]
\1,575(税込)
コロムビアミュージックエンタテインメント
COCP-33382
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PRESENT

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PROFILE

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PROFILE

西田遼二、田口真一の2人組。
2000年4月、中学校の同級生で、ひたすら歌うことを目的に多摩川丸子橋の中央でお互い野球部の練習後、歌の練習をする。
2000年6月、西田の独断で初めての路上ライヴを自由が丘で決行。
2003年7月、NHK『サマーソングバトル』の出場者募集に、「君に幸あれ」を応募。音源での選抜に合格し、出場権を獲得。
2003年11月27日、シングル「君に幸あれ」をリリース。
2004年4月21日、ミニアルバム『君に幸あれ』をリリース。
2004年12月29日、シングル「君に幸あれ/猫の詩」(NHKオンエアバトルエンディングテーマ)をリリース。
2005年3月2日、アルバム『純情フェチ』をリリース。
2005年7月、『基本的に収録曲をみんなの声で決めちゃいます』企画を実施。
2005年10月26日、アルバム『雪ヶ谷失恋白書』をリリース。
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