ORICON STYLE

2005年10月05日
奥田民生 SPECIAL 木村カエラ SPECIAL COMMENT&PV INFORMATION PRESENT
奥田民生 SPECIAL
自分の目指す音に向かって突き進んでいく
 2004年10月30日、降水確率90%だったはずの広島は、なぜだか快晴だった。すずやかな風が吹き渡る夕暮れの広島市民球場に現れた奥田民生の姿に客席を埋め尽くしたファンから大歓声が湧き起こる。もしかしてこの青空は、悠然とのほほんとマウンドへ向かうこの男の仕業だったりするのだろうか――映画『カスタムメイド10.30』を見ていたら、あの日のそんな気持ちをふと思い出してしまった。多分、今までの人生で観たライヴの中でもベスト5に入るであろう“ひとり股旅スペシャル@広島市民球場”の様子があちこちに散りばめられたこの映像は、当日の感動を昨日のことのように呼び起こしてくれる。・・・あ、と言ってもこれはライヴ・ドキュメンタリーではない。木村カエラ演じる広島在住の女子高生・マナモが天使見習いの二人によってこのライヴへと導かれ、自分にとって大切なものに気付くという、れっきとしたストーリー・ムービーだ。
 「トリッパー」はオープニングの、マナモがバイクに乗って走るシーンで使われている。元々映画の制作サイドから“元気な感じで”と何となくのリクエストは受けていたそうだが、“あえて”暗めの曲に仕上げたんだとか。理由には彼の広島へのノスタルジーがあげられる。それもそのはず、映像を彩っているのは広島という街の風景と空気感。広島出身の彼がつい自分寄りの楽曲に仕上げてしまったのも無理もない。実際、街並みの絵と重なると、広島人はもとより聴く人それぞれの郷愁の扉を開けるような感覚が生まれてきて、甘酸っぱい思いがよみがえってくる。
 しかもこの曲、ライヴで聴くとまた全然違った表情を見せるのが不思議なところ。このところ、さらにシンプル度の増してきた彼の音楽は、その分今回のような映像だったり聴き手の状況だったり、その時々の“器”に対して形を変えるようなフレキシブルさも持ち合わせてきた。ソロでありながら、O.P.KINGやTHE BAND HAS NO NAMEなどバンド活動を並行してやっていることでの“勢い”もうまくサウンドの中にブレンドされている。そのあたり、カップリングの「ドライバー」も含めて聴き込んでみてほしいところだ。――40は不惑の年、なんて言うけれど、今年40歳を迎えた彼も自分の目指す音に向かってますます突き進んでいくのかな。“1本の光 まっすぐに”という歌詞に、何だかそんな予感をかきたてられるのだった。
(文:向出早苗)
RELEASE
トリッパー
奥田民生
2005/10/05[シングル]
\1,223(税込)
SME Records
SECL-222
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 キネティック配給映画「カスタムメイド 10.30」主題歌
PROFILE
ロックバンド“ユニコーン”のボーカルとして活躍したのち、1993年のバンド解散後ソロアーティストとして活動開始。
1994年リリースのソロデビューシングル「愛のために」と1stソロアルバム『29』が共にミリオンヒットとなり、以後、「イージュー☆ライダー」「恋のかけら」「さすらい」などのシングルヒットを飛ばす。
また、井上陽水とのコラボレーションや、プロデューサーとしてPUFFY、浜田雅功を手がけるなど、その才能をいかんなく発揮。
2004年10月30日、史上初の広島市民球場コンサート『ひとり股旅スペシャル@広島市民球場』を、グラウンド内に観客を入れない弾き語り形式で行う。そして、このコンサートが核となった映画『カスタムメイド 10.30』が、この秋公開。また、この映画の主題歌「トリッパー」が10月5日にシングル発売される。
オフィシャルサイト
木村カエラ SPECIAL
同じ“匂い”を持つ二人の息の合ったシングル
 木村カエラと奥田民生。意外というより、“あ、その手があったか”と、思わず膝をたたいちゃうぐらい違和感のないコラボが実現した。ことの発端は奥田民生のソロ10周年記念作品である映画『カスタムメイド 10.30』(10月末に公開)に木村カエラが主演し、それが縁となって今回、奥田民生のシングルプロデュースという流れになったとのこと。でも、ラフで素のまんまの木村カエラと、これまたユルさ100%の“マイペース道”を進む奥田民生という同じ“匂い”を持つ二人。そんなきっかけがなくてもいつかどっかで引き合い、出会いはあった気がする。
 で、そんな予感は今回の新曲「BEAT」で間違ってなかったと確信。いや、期待以上の出来かも。まず、ゴリっと重めだが躍動感のあるギターで始まるイントロからいい。奥田民生みずから弾いているのだが若いカエラに合わせているのか、かなり元気で(笑)、インパクトは十分。歌が始まるとルーズ気味にたたみかけてくる独特の奥田サウンドは全開になり、カエラのラフだがエッジの効いたボーカルとうねりのあるバンド音が予想以上にピタリとハマってぶるっと鳥肌が立つ。さらに螺旋を描くように徐々に徐々に上がって行く民生色の濃いサビになると、歌声も力強くなりテンションも俄然アップ。“子供が聞いてもわかる言葉を使いたい”という、シンプルでセンテンスの短いカエラの詞も一語一語が印象的に響き、ともにユルめなカエラ&民生ワールドが見事にマッチングしたことで逆にスキもぬかりもなくなった感じ。最後まで程よく張り詰めた緊張感でグイグイ引き込み、聴いたあとは思わずいい仕事してんなぁと感心してしまったのだが、それぞれのコメントを聞くと、「一見、暖かく見守ってくれるお父さんに見えたりする民生さんも、レコーディングになるとアバウトな部分がありつつ・・・(笑)」(木村カエラ)「年は僕の半分ですが心臓は倍かも」(奥田民生)と、いい具合に受け身で力の抜けた感じが微笑ましく小憎らしい。だってマイペースで全然頑張ってなさそうなのにキメるとこキメてこんな曲を作っちゃう二人ってちょっとカッコ良過ぎ。
 今後は歌番組などにも揃って出演し、無邪気に自由に歌う木村カエラと、その後ろで“ついでのように”ギターを弾いてる奥田民生の姿が(多分)見られるはず。双方、リラックスしまくってるのにキマってる、そんな小気味いいツーショットが今から楽しみだ。
(文:若松正子)
RELEASE
BEAT
木村カエラ
2005/10/05[シングル]
\1,050(税込)
コロムビアミュージックエンタテインメント
COCA-15795
CDを購入する
PROFILE
1984年、東京生まれ。
2002年、雑誌『SEVENTEEN』専属モデルとしてデビュー。雑誌やテレビなどで活躍し、女子高生から絶大な支持を得る。
2003年4月、テレビ神奈川『saku saku(サクサク)』のMCとして、神奈川県中心に朝の顔として活躍。
2004年6月23日、シングル「Level 42」でメジャーデビュー。初登場14位と大健闘。
2004年12月8日、アルバム『KAELA』で8位獲得。
2005年3月30日、シングル「リルラ リルハ」(『vodafone』CMタイアップソング)で、自己最高の3位獲得。
2005年7月6日、DVD『KAELA KIMURA 1st TOUR 2005“4YOU”』をリリース。
2005年10月5日、シングル「BEAT」をリリース。
2005年10月29日、初主演映画『カスタムメイド10.30』が全国ロードショー。
オフィシャルサイト
COMMENT&PV
PLAY MOVIE
1. 木村カエラ コメント映像 PLAY
2. 木村カエラ PV「BEAT」 配信終了
動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。
PRESENT
奥田民生&木村カエラのサイン入りポラを抽選で各1名様にプレゼント!!
沢山のご応募お待ちしています。

多数のご応募いただき、ありがとうございました。
プレゼントの当選は、発送をもって換えさせて頂きます。

その他、開催中のプレゼントはコチラ
INFORMATION
映画『カスタムメイド 10.30』

映画『カスタムメイド 10.30』
【映画『カスタムメイド 10.30』】

10月29日(土)全国ロードショー
監督・脚本・編集:ANIKI
出演:木村カエラ、西門えりか、奥田民生
木村カエラ、初主演となる映画『カスタムメイド 10.30』は、2004年10月30日に開催された奥田民生のコンサートと、広島に住む音楽少女の青春を融合させた新感覚の音楽ムービー。

カスタムメイド 10.30 オフィシャルサイト
PARCO 【PARCO】

2005年秋『PARCO SAYS,』キャンペーンに、木村カエラが大抜擢!
現在、PARCOのTVCFに出演中!
また、タイアップイベントも開催!
詳細は、PARCOオフィシャルサイトにて。
oricon style表紙 【雑誌 oricon style】

表紙:木村カエラ、奥田民生
オリスタ初のダブルアーティスト・カバー、木村カエラ×奥田民生が登場!
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