ORICON STYLE

2005年09月07日
奥田美和子SPECIAL INTERVIEW
話題の映画『殴者』の主題歌で新たな一面があきらかに…?!
奥田美和子のニューシングル「ぼくが生きていたこと」は、作家・柳美里の作詞による、激しくも切ないラブソング。今作は格闘技PRIDEのドリームステージ・エンターテインメントが手掛けた映画『殴者』の主題歌にも決定。そして、PRIDEと奥田美和子の意外な関係も明らかに…?!
切なさや激しさをも伝えるのが私の歌
――奥田美和子と格闘技。どうしても頭の中で結びつかなかったんですけれど。
【奥田】 (笑)そうですよね。でも、私自身はPRIDEが大好きなんですよ。

――えっ…(驚)。
【奥田】 テレビでしか観たことがなかったんですけど、今回このお話を頂いてから初めて観戦させていただいて。もうハマっちゃいました。

――衝撃の事実ですね(笑)。じゃあ、お話がきたときには嬉しかったでしょう?
【奥田】 それはもう“ええーっ!?”って大騒ぎで喜んでました。それで映画を先に観せて頂いたんですけれど、人間の生き様と究極の愛を表現したストーリーになっていて、実際に格闘家の方が闘うシーンも含めて、とても美しくて迫力でしたね。

――今回の柳美里さんの詞に、どのような感想を抱きました?
【奥田】 風鈴とかお神輿とか日本独特の言葉が入っているので、最初に美しい日本の四季の風景が浮かんできたんですよ。私はちっちゃいときから和のものが好きだったこともあって、知らず知らずのうちにそういうものにこだわって生きていたりするんですよね。だから、この詞を見た瞬間に“好き”って単純に思いましたね。

――この曲を聴いたとき、歌の主人公はもしかして生きていないのかもしれない…という思いがよぎったんですよね。
【奥田】 そうかもしれないし、別の世界で生きているとも捉えられますよね。離れてしまっても、心の中に生きていたいというか自分のことを忘れてほしくないという願いだったりするんじゃないかなって。

――大切な人がいる人なら誰しも、きっとそう感じるでしょうね。レコーディングは、どんな気持ちで歌っていました?
【奥田】 気持ちがオープンになってきていたときだったので、ジャケットのイメージのように高いところから微笑んで見守っている天使のように歌えたらいいナと思っていたんですよ。とても優しい気持ちというか。悲しいだけではないんですよね。切なさや激しさをも伝えるのが私の歌だと思うんです。

――それは感じますね。究極に切ないです。
【奥田】 あとはやっぱり、今までは女の性(サガ)の部分が前に出ていたので、実際男性のインタビュアーの方に“怖い”と言われたこともあったんですよ。女の怖さをすごく感じるって。それを今回は“ぼくときみ”という表現で歌っているんで、男性の方も聴きやすいんじゃないかと思うんですけどね(笑)。

歌で生きているということを、強く感じる
――なるほどね(笑)。私が女性だから感じるのかどうかわからないけど、この歌には今までになかった強さがありますよ。
【奥田】 それは……人間としての強さなのかもしれないです。いろんなものを受け入れた上での強さというか。

――それと、素直であることの強さがある。
【奥田】 あぁ…そうかもしれないですね。それは私自身が、自分を受け入れつつあるからなのかもしれないですね。なんかね、今回歌うことがすごく楽しかったんですよ。

――わかるような気がする。初めてお会いした頃からの美和子さんの変化は感じますよ。もう1曲の「1/2」のような静かな曲では、以前だと本当に壊れそうなもろさがあったんですけど、そういうものを感じなかったしね。
【奥田】 私の中でも、さみしい曲なんだけどキラキラしているイメージだったんですよ。

――確実に変わりつつありますね。
【奥田】 そうですね。きっと伝えたい気持ちが大きくなってきたんだと思いますね。今、私は歌で生きているということを、強く感じています。

(文:三沢千晶)
COMMENT&PV
 
RELEASE
ぼくが生きていたこと
奥田美和子
2005/09/07[シングル]
\1,050(税込)
BMGファンハウス
BVCR-19657
CDを購入する
ワイズポリシー配給映画「殴者」主題歌
PRESENT
奥田美和子のサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!!
沢山のご応募お待ちしています。
多数のご応募いただき、ありがとうございました。プレゼントの当選は、発送をもって換えさせて頂きます。
その他、開催中のプレゼントはコチラ
PROFILE
2000年2月2日、シングル「しずく」でデビュー。
2002年、作家、柳美里の原作『命』の映画化をキッカケに原作と出会い、深い感銘を受け、柳美里に直接手紙を書いて作詞を依頼。柳美里、初の作詞作品を歌うことが実現する。
2003年11月5日、柳美里作詞によるシングル「青空の果て」をリリース。
2004年3月3日、柳美里作詞によるシングル「歌う理由/はばたいて鳥は消える」をリリース。
2004年9月22日、柳美里作詞によるシングル「夢」をリリース。
2005年5月25日、柳美里作詞によるシングル「雨と夢のあとに」(ANB系ドラマ『雨と夢のあとに』主題歌)をリリース。
2005年6月22日、柳美里プロデュース(詞&ビジュアル)によるアルバム『二人』をリリース。
2005年9月7日、柳美里作詞によるシングル「ぼくが生きていたこと」(ワイズポリシー配給映画『殴者』主題歌)をリリース。

オフィシャルサイトへGo