ORICON STYLE

2005年06月29日
ケツメイシスペシャルインタビューケツメイシ、ORICON STYLE初登場!



シングル「さくら」の大ヒットに続いて、名曲揃いのアルバム『ケツノポリス4』をリリースするケツメイシ!



ノリにノッてる彼らの素顔とは…!?
INTERVIEW
色んなテイストを入れつつ、最後にケツメイシの味を入れて曲が出来上がっていく
――お二人とも30才という年齢近辺にいて、歌詞にも三十路っていう表現が多々出てくるじゃないですか? ケツメイシにとって三十路は大きなテーマだったりします?
【RYO】 まあ、節目ですよ。この年になると、家では音楽よりも一人酒です!
【大蔵】 僕は三十路手前の29なんですけど、最近、子供が生まれまして。三ヶ月になるんですけどね。だから、家に帰ると子供中心な生活ですよね。あと、嫁が今、自動車教習所に通ってまして。そこで、パス・ザ・ベイビーのタイミングが難しくてですね…。もう、そういう日々です。
【RYO】 ウチはもう、上の子が来年は小学生ですよ! 今は、明け方に帰ってきても、朝は子供の送り迎えして、それから寝るわけじゃないですか…。そうすると嫁がまたイライラし始めてね…。申し訳程度に洗濯物を干してみたり…。僕も気を使って生きてるわけですよ…。もう、嫁がね…気が強くてね…。

――わかりました(笑)。しかし、そういう話をしていると、二人の後ろには“ケツメイシ”っていう看板がまったくないですね!(笑) そろそろ本題のアルバムの話しにしましょう! 今回のアルバム制作は最初はどんな感じでスタートしたんですか?
【大蔵】 最初は、選考会っていうか…みんなが最近聴いているCDを持ち寄って、各自がどんな曲を聴いているのか?っていうのを、メンバーとスタッフでやって。その時に自分があまり聴かないジャンルのもの…ロック系だったりとか、ハウスとかボサノバとか、色んなジャンルのモノが出て来て。僕もそれで意識を変えて、色んな音楽を聴いたりしましたね。

――その選考会を経て、アルバムのイメージを固めていく感じなんですね?
【大蔵】 そうです。こういうのを入れたら面白いよ!っていう感じで。で、そういうテイストを入れつつ最後にケツメイシの味を入れて曲が出来上がっていったんで、選考会みたいなのがいい結果に結びついたかなって思いますね。あとは、一気に何十曲をバーッと作るのではなくて、まあ2〜3曲ずつらいでやってみましょう!って感じでやっていったから、足りないのもわかったんだと思うし。

――結果、CD収録時間ギリギリにまでなってしまったと(笑)。
【RYO】 ねぇ!(笑) 一曲一曲がちょっと、予想以上に長いんですよねぇ…。引っ張り過ぎました!(笑)
【大蔵】 最高で7分38秒っていうのがありますからね(笑)。

――でも、6〜7分の曲が、そんな長さを感じないっていうのは凄い事だと思いますけどね。
【RYO】 いやいや長過ぎだと思う! ライヴとかで自分のパートが終わると、寝そうになりましたからね(笑)。

ケツメイシはバーではなくて、大衆居酒屋ですよ!(笑)
――今、ライヴの話題が少し出ましたけど、かなりの本数のライヴがこの先に決まってますけど、ここまでの本数のツアーっていうのは久々だったりします?
【大蔵】 いやあ、初めてなんですよ! もう、不安だらけで…。

――確かに、ハードな本数ですよねぇ。
【大蔵】 でも、実はスケジュールをよく見ると、日にちの間隔が詰まってないんですよ(笑)。一週間に一回、どっか地方に行くっていう感じで。7月に始まって10月に終わりますからね(笑)。

――あ、実に三十路ペースな日程なわけなんですね(笑)。
【RYO】 もう、かなり緩いペースですよ!(笑) 家庭もありますから。8月は子供が夏休みなんですよ。あと、子供の運動会も入ってきますからねぇ。結婚記念日とか危なかったですから!

――わかりましたわかりました(笑)。ライヴのお客さんも含めて、いまのケツメイシのファンの男女比ってどんな感じなんですか?
【大蔵】 今は半々ですけど、最初は女子が多かったんですよ!
【RYO】 でも、段々とヴィジュアルが割れて、女子が離れて行きましたねぇ…。全員、ブサイクなんでね…。

――ぶっちゃけまくってますねぇ(笑)。
【RYO】 “こんな連中が歌っていたのか…幻滅!”っていう(笑)。

――やっぱり、男は増えて欲しいもんですか?
【RYO】 女性も嬉しいんですけど、女の人って、全員なわけではないですけど…目移りっていうかねぇ〜。(小さい声で)“やっぱり、リップスライムよ!”とかね!(笑)
【大蔵】 男子は一度支持すると、なかなか逃げないじゃないですか。熱いっていうかね。

――ケツメイシは決して、男臭さを全面に出してないものの、男の等身大の切なさや哀愁っていうのは、凄く伝わりますもんね。
【大蔵】 なんか…ケツメイシだから偉い!とかケツメイシだからカッコイイ!っていうのではなくて、普通に三十路で家庭を持ってやっています!っていうとこが見え隠れしたりして、みんなと同じように辛い事もイヤな事もあるし…同じなんだよ!っていう。そういうのが一緒になって共感してもらえているんじゃないですかね。

――確かに、取材をしてても二人とも等身大ですもんね。
【RYO】 まあ、ダメな大人ですよ…。 でも、見た目がブサイクで良かったです!(笑)

――結局、そこに行き着きますか(笑)。
【RYO】 そうです! 歌詞も非常にベタな事を言っているんで、これをカッコイイ人が歌うと、実に嘘くさくて陳腐な感じになってしまうと思いますからね。
【大蔵】 呑み屋で一緒に呑んでいる感じなんだと思いますよ。悩みを打ち明けて、説得や悩み相談とかもありつつっていう。
【RYO】 まあ、バーではなくて、大衆居酒屋ですよ!(笑) 焼き鳥でも食いながらね!

――でも、その大衆居酒屋な感じこそ、ケツメイシがここまでセールスを記録する最大の理由かもしれないですよね!
【大蔵】 でも、売れるっていうのは、まったく意識してないんですよ。日々、日常の中にある出来事を歌っているだけですからね。                                 
(文:梅沢直幸)
PV NEW RELEASE
ケツノポリス4
【楽曲情報】
1. ドライブ
2. 歩いてく
3. さくら
4. そばにいて
5. 上がる
6. 朝日
7. No Lady No Life
8. 君にBUMP
9. ケツメンサンバ
10.三十路ボンバイエ
11.涙
12.東京
13.願い
14.アウトロ
ケツメイシ
2005/06/29[アルバム]
\3,059(税込)
TOY'S FACTORY
TFCC-86183
CDを購入する
PROFILE
1993年「ケツメイシ」結成。1996年頃に現メンバー、RYO(RAP&MC)、RYOJI(Vo)、大蔵(RAP&MC)、DJ KOHNO(DJ)の4人組に。
「ケツメイシ」とは中国で古来より下剤などに使用されている薬草で、“すべてを出し尽くす”という意味がある。2001年4月「ファミリア」でメジャーデビュー以来、そのグループ名に違わず、日常の出来事、笑い、涙などすべてを出し尽くす歌で、若者を中心に絶大な支持を集めてきた。
2002年4月発売『ケツノポリス2』で初のオリコンアルバムチャート1位獲得。さらに2005年2月発売の「さくら」で、シングルチャートでも初の1位に輝く。
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 前回の特集 『涙、BUMP、さくらのPV公開!』(2005/06/22)
 前々回の特集 『ライヴ最速&徹底リポート!!』(2005/04/28)
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