ORICON STYLE

2004年12月28日
より子 ORICON STYLE SPECIAL COMMENT
より子のコメント映像が見れます!!
  ヨリコ
  より子にとって出発のアルバム
PROFILE
1984年5月13日、栃木県宇都宮生まれ。
幼少期に小児癌のため長期入院をしていた時に音楽に目覚め、ほぼ独学でピアノを学ぶ。小学校、中学校時代は音楽制作、ゲーム制作などの制作活動に熱中。友人に音楽業界関係者を紹介されたのをきっかけに16歳の時にオリジナル曲「ほんとはね。」をラジオ等で歌い好評を得る。
2002年3月27日、インディーズレーベルよりアルバム『Aizenaha』をリリース。8万枚を越えるセールスを記録。
2002年7月に半生を綴った本「天使の歌声〜小児病棟の奇跡〜」を出版。
2003年11月27日、ミニアルバム『gap』をリリース、インディーズチャート初登場4位を獲得。後一時休業。
2004年春、活動再開。精力的なライブ活動を展開、11月には全国ツアーを行う。
2005年1月26日、アルバム『Cocoon』でメジャーデビュー。
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PLAY MOVIE
1. コメント映像   play
2. PV「それでいいのですか?」   PV
動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。
NEW RELEASE
Cocoon
より子
2005/1/26[アルバム]
\3,000(税込)
東芝EMI
TOCT-25580
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PRESENT
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オリコンとUSENのコラボレーション企画
『oricon power next』に決定したアーティストの楽曲がUSENでオンエアーされます。
『AE29 週間HITチャート オリコン』番組内で、推薦月の第1木曜日の10:00から次月の第1木曜日の10:00までの1ヶ月間。オリコンだけでなく、USENも注目しています。
■USEN440:
http://www.usen440.com/ch/AE/AE29/index.html
■SOUND PLANET:
http://www.usen-cs.com/ch/AE/AE29/index.html
2005年1月26日にアルバム『Cocoon』でメジャー・デビューを果たす20歳のシンガー・ソングライター、より子。2週連続で彼女のインタビューをお届けするシリーズの第2回目は、その新作についてたっぷりと語ってもらった。ここに収められた全11曲は「私の中から自然に溢れ出てきたもの」だと、より子は言う。だからこそ、これらの楽曲は我々聴き手の心に、こんなにも自然に沁み込んでくるのだろう。そして、その先には大きくて深い感動が・・・・。



──アルバム完成おめでとうございます。制作するにあたって意識したことはありますか?
【より子】 そういうのは、ないんですよ。私は2003年の途中から、しばらく活動を休止してたんですけど。それってインディーズ時代にいろいろあって、ちょっと疲れちゃったからなんですね。でも活動を休止した途端にホッとしたからなのか、いきなりドワ〜ッと曲が溢れてきたんですよ。それが、このアルバムに入ってる曲なんです。

──つまり狙ったり計算したりして書いた曲ではない、と。
【より子】 そう。作ろうって意識して作ったものは1曲もないんですよ。だから私の本音だったり素の部分が、そのまんま曲になってるような感じです。自然に出てきた曲をひとつひとつレコーディングしていって、その結果が、この『Cocoon』っていうアルバムなんです。ただ完成してから全体を見てみたら、ちゃんと一本のストーリーがあるように感じられて、それに自分でも驚いてるんですけど。

──自然に生まれた曲ばかりだからこそ筋の通ったアルバムに仕上がったのでしょうね。では、いくつかの楽曲について具体的にうかがいたいのですが。まずは11月度の“ORICON POWER NEXT”に選ばれた「それでいいのですか?」について。
【より子】 活動休止してから、まず最初に出てきたのが、この曲なんです。

──対象に向かって強烈な言葉を浴びせる歌詞ですよね。
【より子】 その当時の私は、かなりストレスが溜まってたんでしょうね(笑)。この曲にはモデルがいるんですよ。

──後半に進むにつれて、どんどん熱を帯びていくボーカルも圧巻で。
【より子】 あははは。もう本当に、それを言ってやりたくてしょうがなかったんでしょうね(笑)。
──なるほど(笑)。でも、そんなに不快な印象はありませんよ。むしろ相手を鼓舞するための愛情のようにも感じられます。
【より子】 そうですね。その人のことを別に憎んでたわけじゃないんで。

──だから励ましているようにも・・・・。
【より子】 そのとおりです。応援歌ですね、ある意味では。“それでいいのかよ? もっとがんばれよ!”っていう気持ちなんで。



──9曲目のバラード「今、あなたを愛すること」も印象に残りました。
【より子】 ここで歌ってる“あなた”っていうのは、これまでに私が書いた曲たちのことなんですよ。実は、それまでの私は自分の曲をあまり好きになれなかったりもしたんです。でも、それって自分の子供を認めてないことになるじゃないですか。それは、つまり自分自身を認めてないってことにもなるわけですよ。でも、ある出来事をきっかけに、やっぱり愛さなくちゃいけないっていうことに気づいて。それで曲たちに懺悔するような気持ちで書きました。

──オルガンの響きが、すごくいい感じで。
【より子】 オルガンもピアノもパーカッションも、この曲はすべて自分で演奏してます。しかも教会でレコーディングしたんですよ。

──だから、こんなに荘厳な雰囲気が漂ってるんですね。で、それとは対照的に次の「Break the Cocoon」は、めちゃめちゃダイナミック!
【より子】 繭を破るっていう意味なんですけど。さっきストーリーがあるように感じるって言ったのは、この曲で、まさに自分の殻を破って飛び立つイメージがあるからなんですよね。1曲目から順番に聴き進んでもらうと、わかってもらえると思います。

──ということは、このアルバムは到達地点というより出発っていう感覚のほうが強いのでしょうか?
【より子】 うん。出発のアルバムですね。本当に。

──全曲を聴き終えたときに“あなたは、そんなにダメな人間じゃないんだよ”と言われたような気がしたんですが。
【より子】 ああ、そうですか。それは・・・・すごく深い話かもしれない。

──というのは?
【より子】 歌っていうのは、やっぱり最終的には自分に対して歌ってるものだと思うんですよ。だから私は自分に“あなたはダメな人間じゃないよ”って言ってあげたかったのかもしれません。
(文:大野貴史)