ORICON STYLE

Vol.08 零乃(ViViD)×タイゾ(Kra)

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純粋に音楽の話をしてみたかった!

零乃(ViViD)×タイゾ(Kra)
零乃(ViViD)×タイゾ(Kra)

――30分1本勝負、スタート!
【タイゾ】 え?え?え?そんな感じなんですか!?この対談(笑)。

――そう。なんでもあり。
【零乃】 前回、ダウトの幸樹くんとの対談なんて、後半、いや、3分の2は妖精話でしたからね(笑)。今日はガッツリ音楽の話しようかなと。

――ギャップ攻めだね(笑)。
【零乃】 そうですそうです(笑)。タイゾくん、最近何聴いてます?
【タイゾ】 いきなりだね(笑)。最近?シクス(SikTh:英ヘヴィメタバンド)とか洋楽かな。洋楽だとハードコアを聴くことが多いんだよね。
【零乃】 昔からですか?
【タイゾ】 うん。昔そういうバンドをやっていたっていうのもあるんだけど、やっぱそういう音が好きで。その頃はベースだったんだけどね。
【零乃】 へぇ〜。そうなんですね!そうなんだぁ〜(しみじみ)。
【タイゾ】 零乃くん、そういえば最近、アン直(直接アンプに繋ぐこと)なんだって?
【零乃】 そうなんですよ!タワーレコードでインストアライブをやったときに、ミニマムなセットでやってみようかってなって、それでいろいろと考えて。ディレイ(反響音をシミュレートする空間系エフェクターの一種)もかまさずに。どこまでやれるのかな?って自分を試したというか。俺、基本クリーンってあまり使わないんです。そっちは怜我(リョウガ)に任せてるんで。
【タイゾ】 じゃぁ基本リード用の音なんだね。
【零乃】 そうなんです。基本、バッキングとリード用の音2つでやってるんです。完全にシールドで。
【タイゾ】 ワイヤレス使ってないんだ!?
【零乃】はい。アンプの上にチューナーのみで。
【タイゾ】 へぇ〜。男らしいじゃないですか!
【零乃】 あははは。えぇ(笑)。結構リアルな音なんで。歪みが欲しいときは、手元でなんとかしてるんです。
【タイゾ】 あぁ、いいねぇ。ピッキングのニュアンスとかもモロに出る感じなんだね。
【零乃】 そうなんですよ。
【タイゾ】 いいね。そういうの。自分を試したくなるときってあるよね、たしかに。
【零乃】 そうなんですよ。
【タイゾ】 ところで。なんで俺を指名したの?
【零乃】 あははは。今日のこの対談ですか?いやぁ、純粋に話してみたかったんですよ(笑)。昔、タイゾさんがまだ前のバンドにいた頃も、そんな出逢いでしたよね。
【タイゾ】 そうだったね!

零乃(ViViD)
零乃(ViViD)

――そうなの?
【零乃】 そう。昔、タイゾさんのギターが気になって気になって、話してみたくて、当時のマネージャーに頼んで、話したいって言ってもらったことがあって。
【タイゾ】 そうだったよね!たしか、サンフォニックスホールで対バンしたときだったよね?俺、“零乃くんが話したいらしいよ”って言われて、“え!?俺、なんかマズイことしたかな?挨拶とか無視しちゃったのかな?しばかれるのかな?”って思ったんだもん、あのとき(笑)。
【零乃】 あははは。そんなことしないですよ(笑)!

――で、2人は話せたの?
【タイゾ】 なんか、話したいって言われて会ったのに、あんまり話してくれなくて。
【零乃】 あははは。そうそう(笑)。なんか、目の前に来られたら、恥ずかしくて緊張して話せなくなっちゃったんですよ(笑)。
【タイゾ】 まぁ、俺もそんなに積極的に人と話す方じゃないから、“え?どうしたらいいんだろ???”ってなっちゃって、上手く話せなかった気がする(笑)。

――どんだけシャイなのよ、2人とも。
【零乃&タイゾ】 ですよねぇ〜(笑)。
【タイゾ】 でも、やっぱり零乃くんは気になるギタリストだったから、対バンで一緒になると、自分もギター弾いて確認してるふりをしながら、零乃くんが楽屋でギター弾いてるのとかチラ見してたりしてたの、実は(笑)。
【零乃】 あははは。そうだったんですか!言って下さいよ!お互い気になってたんだ(笑)。おかしいなそれ(笑)。
【タイゾ】 そうそうそう(笑)。最初なにを話したっけ?やっぱ最初は気になってた機材の話とかしたんだったよね?
【零乃】 たしかそうでしたね。

タイゾ(Kra)
タイゾ(Kra)

――すごいね。ギターキッズトークだね。
【零乃】 まさにそんな感じでしたよ(笑)。でも、あんまりそういう話できる人いないから、すっごい嬉しかったですもん。もっと話したいなって思いましたからね、話してみてさらに。最近あんまり話せてなかったから、今回話してみたいなって。
【タイゾ】 最近そういえば、あんまり喋れてなかったもんね。去年は事務所のカップリングツアー的なときに楽屋で話したり、一緒にセッションしたりしたから、いろんなこと話したりしたけど。
【零乃】 ですよね。またなんか一緒にやりたいですね。
【タイゾ】 やりたいね!
【零乃】 何やりたいです?
【タイゾ】 リードギターは全部零乃くんに任せて、俺はひたすらエフェクターで遊ぶ的なセッションしてみたいな。SIAM SHADEさんの曲とか、もう1回チャレンジしてもいいけどね。
【零乃】 いいですね!今、面白いツインギターバンドっていますか?そういうバンドのカバーでもいいなって。
【タイゾ】 シクスとかもそうなんだけど、むちゃくちゃ難しいからね。大変だと思う。まず、ドラムを叩ける人がいないと思うんだよね。それくらい難しい。変拍子過ぎてなにやってるかわからないんだよね。
【零乃】 ドリームシアターみたいな?
【タイゾ】 ドリームシアターをもっともっとテンポを速くした感じ。でも、零乃くんはテクニックあるから弾けるかも。
【零乃】 いやいやいや。自分で作った変拍子はいいんですけど、人の作った変拍子をコピーしようとするとわけがわからなくなるんですよ。
【タイゾ】 なるほどね。
【零乃】 タイゾさんはご自分で作曲するとき、変拍子の曲って作ります?
【タイゾ】 うん。作るよ。一番最近のシングル曲のなかにも出てくるしね。でも、そこありきの曲は作らないね。ちょいちょいエッセンス的に入れるのが好き。
【零乃】 そうですよね!聴くぶんにはいいんですけど、自分たちの曲を求めてくれるリスナーは、そういうとこ求めてないんだろうなって思うと、そこまでな変拍子曲は作れないもんです。
【タイゾ】 そうだね。やっぱ聴きたい音楽と届ける音楽とは違うよね。
【零乃】 ですよね。本当にそう思います。
【タイゾ】 でも、自分の好きなことを、ちゃんとお客さんに解ってもらえる形で届けるって、大切なことでもあるよね。すごく難しいことだけどね。そこが個性になってくるわけだから。
【零乃】 そうですね。難しいですよね。できたら最高なんですけどね。
【タイゾ】 そう。あんまりリスナーの求めてるとこばっかになっちゃっても、バンドが何をやりたいのかもわからなくなってきちゃうしね。
【零乃】 ViViDはキャッチーな曲が多かったりもするので、自分の好きな弾きまくるギターフレーズをどこまで入れるかっていうラインは、すごく微妙だったりしますね。
【タイゾ】 そうだね。入れ過ぎちゃってもね。
【零乃】 そうなんですよ。
【タイゾ】 そこを感じさせない程度に入れていくっていうのがね。
【零乃】 そう。難しいんですよ。でも、自分としては、ViViDが好きな子が聴いても、いいなって思ってくれて、音楽好きな人が聴いてくれても、おっ!って引っかかってくれるような音楽作っていきたいんですよね。
【タイゾ】 解る解る。すっごい解るよ。でも、大丈夫。零乃くんのギターはちゃんとそれができてると思うよ。曲をメインに聴かせながら、ちゃんとギターが主張してる楽曲になってると思うからね。
【零乃】 うれしいです!でも、タイゾさんもそうじゃないですか。
【タイゾ】 いやいや、アタシはもぉ。

――アタシはもぉ……って(笑)。
【零乃】 ホントですよ、なんですかそれ(笑)!いや、ホント。タイゾさんのギターはそれができてるからこそ、俺、タイゾさんと話してみたいって思ったんですから!

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次回は、タイゾ(Kra)×yuji(SuG)が登場します!

【ViViD info】

INFINITY

INFINITY【初回限定盤】
ViViD 
2012/06/27[アルバム]
エピックレコードジャパン
¥3,400(税込)
ESCL-3927/8

  INFINITY

INFINITY【通常盤】
ViViD 
2012/06/27[アルバム]
エピックレコードジャパン
¥3,059(税込)
ESCL-3929

     

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【Kra info】

INFINITY

覚醒ディストーション
【初回限定盤】

Kra 
2012/09/26[シングル]
Peace&Smile music
¥2,100(税込)
YZPS-5014

  INFINITY

覚醒ディストーション
【通常盤】

Kra 
2012/09/26[シングル]
Peace&Smile music
¥1,260(税込)
YZPS-5015

     

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■ViViD

2009年4月結成。Melodix Mixture Rockをコンセプトに、ラップやハードな曲調でミクスチャー要素も融合させたサウンドが特徴。
2011年1月19日、EPICレコードよりシングル「「夢」〜ムゲンノカナタ〜」でメジャーデビュー。
新人ながら、メンジャーデビュー以降発売したシングル4作品、アルバム1作品ともに週間ランキングで10位内にランクイン。国内のみならず、海外での人気も高く、昨年には台湾・香港・シンガポールにて初のアジアツアーを敢行。
2012年1月7日には、デビュー1年以内での東京・日本武道館公演も大成功におさめた。
2012年6月27日、アルバム『INFINITY』をリリース。

■Kra

景夕(Vo)、タイゾ(G)、結良(B)、靖乃(Dr)の4人組。2001年9月結成。「楽しさ・驚き・新鮮さ」をテーマに、ジャンルに捕われず常に新しいことに挑戦。楽曲はコミカルなポップチューンからダークなロックチューンまで幅広く、歌詞ではそれぞれの曲が持つ雰囲気や情景を器用に表現している。また、ライブでは他メンバーとの掛け合いが人気を博し、エンターテイメント性溢れるステージが幅広く支持を集めている。
2013年は『Joker's KINGDOM』をテーマに、2月27日にアルバムをリリースし、3月2日千葉・柏PALOOZAを皮切りに全国ツアーを行う。


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