ORICON STYLE

Vol.05 猟牙(BORN)×ジン(SCREW)対談

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猟牙がジンにラブコール……!?

猟牙(BORN)×ジン(SCREW)

――30分1本勝負、はじめ(笑)!
【猟牙&ジン】 (笑)

――30分経ったら、カンカンカンってやりますので(笑)。
【猟牙】 了解です!たくさん話したいことあるんで、さっそく(笑)!実は、ジンさん覚えているかわかんないんですけど、SCREWを始める前に、ジンさん個人ホームページやってましたよね?俺、そのジンさんのホームページをたまたま見つけて。そのときのアーティスト写真、すごいこの人カッコイイなと思っちゃって。で、当時ドラムを探していたのもあって、すごく興味を持っちゃって。で、意を決して、メッセージを送ったんですよ。“こうこうこういうものです、ボーカルをやってまして、ギターとベースは決まっているんですが、もしよければ、一度お話をさせていただけないでしょうか”って、頑張って送ったんですよ。でも、返事がいっこうになくて。

――なんでですかね、ジンさん。
【ジン】 (笑)いや、なんか当時、前のバンドが終わって、個人ホームページは作ったんですけど。次の新しいバンドを組むぞっていう感じのホームページではなく、とりあえず名残で残してたみたいな感じで。実は……前のバンドはヴィジュアル系だったんですけど、そのバンドが終わったときに、ヴィジュアル界じゃないとこでやろうとしてたんです。
【猟牙】 メタルですか?
【ジン】 いや、結構ヘヴィロック系な。ていうのが、バンドを始めたのがヴィジュアル系じゃなかったのもあって、もう一度ヘヴィロック系に戻ろうかなと。メールくれたあたりって、猟牙ちゃんだけじゃなくて、いろんな人からもメッセージが来ていて……。でも、すいませんっていう感じです(笑)。

――どれにも返事をしてなかったんだ。
【ジン】 そうなんですよ。僕も、なんていうんですかね、ちょっとスランプ時期だったというか……そんな本格的なものじゃなかったですけど(笑)。自分のやりたいこととかも、よくわかんなくなって、メッセージが返せなかったり、返してもすいませんっていう状況のなかだったんですよね。
【猟牙】 そうなんですね……。俺、メールが返ってこなかったけど、しばらく諦めきれなくて。ホントに、写真もすごく良くて。

猟牙(BORN)
猟牙(BORN)

――写真かよっ(笑)!
【ジン】 あはははは。
【猟牙】 あの写真良かったです!洗練されてたんですよ。誰に撮ってもらったんですか?
【ジン】 あ、もう、安めの写真スタジオで撮って。
【猟牙】 そうなんですね!いや、本当にすっごい良かったですよ。写真の質感というよりは、ジンさんが全眼の真っ黒なコンタクトを入れていて。だけど髪型とかは、当時の流行りを取り入れたハイセンスな感じで。あれは全部自分で考えたスタイルなんですか?
【ジン】 うん、そう。当時は、メイクさんもいないから髪もメイクも全部自分でやってたからね。
【猟牙】 え?っ!マジっすか!?めちゃめちゃうまいっすよね!
【ジン】 いやあ、なんか、その当時流行ってたスタイルがあったじゃない?それにのっかって、ちょっとやってたみたいな感じぐらいで、そんなに考えてはなかったよ(笑)。
【猟牙】 いや、カッコ良かったです!もう随分昔の話だけど、今でも全然違和感ないと思う。すごくカッコ良かったすもん(絶賛)!全眼をオシャレにやってたと思う。あれはすごい!
【ジン】 猟牙ちゃんが見た写真って、どんな感じの?着物みたいなの着てたやつ?
【猟牙】 そうです!
【ジン】 その当時のバンドのコンセプトが決まってなくて、こってこてのを着てた頃のだね。
【猟牙】 その上でもカッコイイと思いました。
【ジン】 そのときの写真には迷いがあった。バンド自体に迷いがあったからね。何がやりたいのか自分でもよくわかんない頃だったから……。
【猟牙】 でも、ホント、すごくカッコ良かったんです。すごく自分好みのヴィジュアル系で、こういう人と一緒にバンドやりたいなっていうぐらい。ホントですよ。だからあんなに、頑張って接点ないのにメールを送ったんですもん!でも、人づてに聞いたんですよ、“あの人なんかもう、ヴィジュアル系やるつもりないみたいだよ”って。

――で、諦めたの?
【猟牙】 そう。諦めたんですよ。本当に一緒にやりたかったのに、しばらくしたら、SCREWにいるんですよ(笑)!!!
【ジン】 あはははは。いやいや(笑)。正直怖かったのよ、ヴィジュアル系のバンドをやるのが。だから、もちろん、ウチの鋲からの誘いも断ってたんだよ。鋲からも、猟牙さんと同じようにメールがあって。それにも返してなかった。
【猟牙】 でも結成したわけじゃないですか!

――あ。責めてる(笑)。でも、そこなんでかね、知りたいよね。
【猟牙】 そうですよ!そこはどうしてかと。
【ジン】 いや、鋲から何回かメールがきてたんで、さすがに、“ちょっとこうこう、こういう理由で、ヴィジュアル系はやんないんで、すいません”って断ったんです。でも、“1回会ってみたいんで!”って、すごいグイグイきて。俺は、何を言われてもやるつもりなかったから、会うだけ会ってすいませんって言おうって思ってたんですよ。
【猟牙】 お断りしようと。
【ジン】 そう。100%。だから会ったその日は、本当に「すみません」って帰ったんだけど。でもメールがきて、電話もきてたのかな。とにかく、なんせ鋲からのラブコールがこれでもかときて。で、しかたないからもう1回会って……。でも、まだやる気出して頑張ろうっていうわけじゃなくて……次のバンドを考えながらやってみようと思って、「わかりました……」みたいな感じで話して。で、今です(笑)。

ジン(SCREW)
ジン(SCREW)

――猟牙のプッシュが足りなかったわけだ!
【猟牙】 俺かぁ〜(悔しがる)。俺が足んなかったか〜。

――でも、猟牙のプッシュがすごかったら、現BORNのドラマーであるTOMOはいないからね!
【猟牙】 ってことですよね(笑)。
【ジン】 いや……なんとも言えないとこですね(笑)。
【猟牙】 あははは。でも、結果オーライなんですけどね、お互い。ジンさんも、SCREWでやっぱいいなと思ったから続いてるんだろうし。くっそぉ〜(悔やむ)。しかし、俺が足りなかったとは(悔しがる)。その頃、俺もやっとメンバーが揃って、今のメンバーでBORNの前身バンドであるRENNY AMYってバンドをやったんですよ。そのとき、新宿のライブハウスでライブをやったとき、シークレットでSCREWが出てたんですよ!カイテンムラムラっていう名前で!鋲さんの存在は知っていたんで、“鋲さんの新バンドかあ〜!”と思って観ていて、ふと、“ってことは、ジンさんいるんだっ!”て思って。初めて生で観れる!と思ってめちゃめちゃテンション上がって!まだ自分たちはライブ経験がなくて、全然お客さんがいなかったんですけど、カイテンムラムラはシークレットで出たんですけど、会場の空気を持っていったんですよ!
【ジン】 それは、多分、全部鋲だよ。鋲の前のバンド、そこそこ人気があったみたいだからね。逆に、僕とか和己とか認知されてなかったもん(笑)。
【猟牙】 いや、2人ともプレイ的には相当でしたよ!ジンさんも、相変わら2バスドコドコ踏んでたし。やっぱりそういうヘヴィロックとか、メタルの血が流れながら、やってるんだなって思ったの覚えてますもん。俺もともと、鋲くんのスタイルもカッコイイなと思ってたんですよ、当時から。さらにジンさんもいたから、SCREWが結成当初に出した『七色ノ冷艶歌』ってミニアルバム、ウチのギターのKで金出し合って買いましたからね(笑)。

――なんでその金を出し合わないと買えないのよ(笑)!そんなにお高いものじゃないですよね?
【ジン】 はい、人並みです(笑)。
【猟牙】 いやいや、当時俺らお金がなくて(笑)。それで、渋谷O-westでやった、SCREWのライブがどうしても観たくて、対バンで出てた友達のバンドにお願いして観に行ったんですよ。そのとき、タオルを振り回す曲とかやってて。今このシーンでは結構ある方法ではあるんですけど、当初まだ誰もやってないくらいだったんですよね。“え!こんなことやっちゃうんだ!”と衝撃を受けましたね。あと、いろんなバンドが出る渋谷のイベントがあって、俺らは渋谷のNestに出ていて、SCREWが渋谷のCrestでやってたんですよ。そのときも、ちょっとSCREW観に行こうよっていってKと一緒に行ったら、もう激しい曲連発してて。鋲くんがペットボトルを投げつけるは、上半身裸になるわで。すごいことになってたんですよ!それがカッコ良くて!
【ジン】 確かに今より、ハチャメチャにやってた。
【猟牙】 とことんハチャメチャにやってましたよね。それがカッコ良かった。

――いっぱい観てるね、猟牙(笑)。
【猟牙】 そうですね、俺、いっぱい観てますよ、ジンさんのライブ!すごく刺激を受けたんですね。なんかすごくパンクっぽいバンドだなって思った。
【ジン】 ああ、当時はそっちの色が強かったかもね。でも、当時SCREWは2バスを求めてないバンドだったんで、俺の反抗みたいな感じでやってたとこはあるかな。ヴィジュアル系を組まないつもりで入ったから、ちょっとなんかハチャメチャにやってやろう的なところで(笑)。そこから、始めたのもあったんだよ。
【猟牙】 なるほど。そうだったんですね!

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次回は、ジン(SCREW)×幸樹(ダウト)が登場します!

【BORN info】

“9”

BLASTED ANIMALS
【初回限定盤】

BORN
2012/07/04[シングル]
\2,625(税込)
Indie PSC.
PSIM-30033

  “9”

BLASTED ANIMALS
【通常盤】

BORN
2012/07/04[シングル]
\1,575(税込)
Indie PSC.
PSIM-20027

     

> BORN OFFICIAL SITE

【SCREW info】

XANADU【初回生産限定盤A】

XANADU
【初回生産限定盤A】

SCREW 
2012/10/17[シングル]
¥1,890(税込)
徳間ジャパンコミュニケーションズ
TKCA-73831

  XANADU【初回生産限定盤B】

XANADU
【初回生産限定盤B】

SCREW 
2012/10/17[シングル]
¥1,890(税込)
徳間ジャパンコミュニケーションズ
TKCA-73832

     
XANADU【通常盤】

XANADU【通常盤】
SCREW 
2012/10/17[シングル]
¥1,575(税込)
徳間ジャパンコミュニケーションズ
TKCA-73833

 
     

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■BORN(ボーン)

猟牙(Vo)、K(Gt)、Ray(Gt)、KIFUMI(Ba)、TOMO(Dr)による5人組。
PS COMPANYにおける唯一無二の黒<THE BLACK POPULAR>をコンセプトに、ヴィジュアル面において鮮やかに黒を彩り、サウンド面において荒々しく黒を奏でる。何色にも染まらない黒を持ち、全ての色を飲み込む気炎万丈なBLACK MUSICを世に放つ。
2012年11月21日に初のライブDVDリリースに続き、来年1月23日にシングルをリリース。
2013年1月24日、埼玉・浦和ナルシス公演から始まるワンマンツアー『Devilish of the PUNK』のファイナル(2月23日)を東京・渋谷CLUB QUATTROで行う。


■SCREW(スクリュー)

鋲(Vo)、和己(G)、マナブ(G)、ルイ(B)、ジン(Dr)による5人組ロックバンド。
様々なドライバーでネジをねじ込む様に、確実に人々の心を掴み突き刺すような楽曲を奏でる。存在感と攻撃的なオーラを前面に押し出し、激しさを軸に“喜怒哀楽”のあるメリハリのついたライブステージを展開。
2011年10月17日、シングル『XANADU』でメジャーデビュー。同日にワンマンツアー『XANADU-Seventh Heaven...-』をShibuya O-WESTを皮切りに全国17ヶ所行う。

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