ORICON STYLE

 BIGBANGのD-LITEが、カバーアルバム『D’scover』で2月27日に待望の日本ソロデビュー!ソロデビューを記念して短期集中連載がスタート!!アルバムはもちろん、歌詞にちなんだキーワードトークでD-LITEの人間性に迫ります!

Vol.1 初めてのソロに不安とプレッシャーも!V.Iからアドバイスも……

D-lite

――ソロデビュー作『D’scover』は、珠玉のJ-POPをカバーしたアルバムとなっていますね。斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」やスキマスイッチの「全力少年」といった男性のナンバーはもちろん、いきものがかりの「じょいふる」といった女性のナンバー、さらにソロアーティストのみならずバンド……と今作には多彩な楽曲が収録されていますが、選曲はどのようにされたんですか?
【D-LITE】 100曲近くあげられた候補曲のなかから、実際に歌ってみたりいろいろ試していくなかで、最終的には僕自身が純粋にこの曲を歌いたいと思った曲を選びました。まず音源を聴いて原曲のイメージを知ることからはじまり、映像でそのアーティストさんが話すメッセージや雰囲気を見て、さらにその曲をほかに誰がカバーしたことがあるのか、カバーしたバージョンも探して聴いてみたり……時間の許す限り、その楽曲にまつわることを体感しました。そこで僕が違うと思ったり、アーティストの姿勢や楽曲の世界観に共感できなかったら、カバーをしたらいけないと思ったんです。この人はこの人の色なんだなと1回感じたうえで、じゃあ、僕の色はどうなんだろう?って。せっかく僕がカバーするのだから、ちゃんと僕の色づけをしないと、聴いてくださる方に申しわけないです。そのぶん本当にいろいろ考えたし、楽曲も聴きすぎて、これ以上聴いたらヤバイかなって思うぐらい(笑)。僕なりの色を出すのに苦労しましたが、自分自身が納得のいく作品が仕上がったと満足しています。

D-lite

――初のソロという不安やプレッシャーもありました?
【D-LITE】 はい。正直、最初はたくさんありました。日本語で歌いながらもちゃんと感情が出せるのか。僕は感情を歌で表現することが一番重要だと思っているので、日本語の発音が自然に聞こえるように意識しながら、僕の気持ちも入れて……といろんなことを考えながらのレコーディングでした。しかも、BIGBANGのワールドツアーと並行していたので、頭のなかがいろんな言語でごちゃごちゃになったりして(笑)、本当に大変でした。でも、レコーディングしていくうちに、周りの方たちから「よかった」とたくさん言っていただけて、当初抱えていたいろいろな不安が自然と消えていきました。

――BIGBANGのD-LITEとしてのレコーディングと、ソロでのD-LITEとしてのレコーディングに対する違いはありましたか?
【D-LITE】 BIGBANGのときは、最初から最後まで僕の声ではないから、僕のパート前のメンバーの声、雰囲気を聴いて、それまでの流れがうまく続いていくように、声のトーンとか、いろんなことを考えながらレコーディングするのが大事だと思っているんです。でも、今回のアルバムは、1曲全部が僕の物語だから、最初から最後まで僕が何を言いたいのか、自分自身に問いかけながら、僕なりの考えや表現、責任を持って歌ったのが一番の違いでした。

D-lite

――今作の制作のために、昨年は日本に長期滞在されていたそうですね。
【D-LITE】 実はこっそり7月から3ヶ月ぐらい日本にいました。

――まさにその時期といえば、V.Iさんの日本活動と重なりますよね。
【D-LITE】 はい。ちょうどV.Iが日本でタレントとして活動しているときに僕も一緒にいたんですけど、V.Iはその時期超〜〜忙しくて。僕はV.Iの隣の部屋に住んでいたんですけど、大阪とかいろんな地方にV.Iが行っていていたので、結局2ヶ月の間に1、2回ぐらいしか会えなかったんです。メールとか、たまに電話とかして、お互いの近況を報告しあったりはしていたんですけど、全然僕のことを相手にしてくれなくて……すごく寂しかったです(笑)。

――V.Iさんやほかのメンバーさんから今回のソロデビューに関しての感想やアドバイスなどはありましたか?
【D-LITE】 恥ずかしいので僕からはあえてみんなに何も言わなかったんですけど、V.Iから「この曲どう?」「この曲いいと思いますよ」「D-LITEさんに似合うと思いますよ」って、彼が知っている日本の曲を僕にたくさん勧めてくれました。

D-lite

――ちなみにV.Iさんが推薦してくれた曲とは?
【D-LITE】 あ〜……あの〜……それが……。

――もしや収録はされていないと。
【D-LITE】 あ〜はい……(苦笑)。あっそうだ!MISIAさんの「逢いたくていま」は、もともと決まっていた曲ではあったんですけど、V.Iにも勧めてもらった曲です!

――V.Iさんおススメの楽曲も今作には収録されていると。また今作のなかで、D-LITEさんが実際に歌ってみてとくに難しさを感じた曲はありましたか?
【D-LITE】 もう、全部です(笑)。なかでもV.Iが薦めてくれた「逢いたくていま」と秦基博さんの「アイ」は僕にとってかなり難しい曲でした。とくに「逢いたくていま」は、僕の中でのイメージが本当に大きくて、近くに行けない気がして。正直、レコーディング前は歌うのが怖かったんです。それで、何でそんなに大きいんだろうってずっと考えていたんですけど、そもそもMISIAさんがうますぎるんだって!でも、それはすべての楽曲、アーティストさんに関しても言えることなんですけどね(苦笑)。本当にみなさん歌がお上手で!

D-lite

――確かに。だけど、そういった楽曲も、抜群の歌唱力を誇るD-LITEさんだからこそ歌いこなせるという。
【D-LITE】 いや、僕はまだまだです……。正直、それがプレッシャーになっていたんですけど、オリジナルの強いイメージをまず僕自身が壊さなきゃいけないと思って、それからはMISIAさんが歌っているのを聴くのはやめて、カラオケを聴きながら、自分の中でイメージを膨らませていったんです。その結果、僕なりの「逢いたくていま」が表現できたと思います。

――また先日テレビ番組でJUJUさんと共演し、「やさしさで溢れるように」を一緒に歌われたそうですね。
【D-LITE】 はい。最初は緊張しましたが、JUJUさんはとても素敵な方で、お互いの目と目を見ながら、気持ちよく歌うことができました。そもそもこの曲を歌っていると、僕はとても幸せな気分になるんです。初めて聴いたときに、冬の寒さと春の温かさが混ざったような季節感を感じて。まさにこれからの季節にピッタリな曲だと思います。JUJUさんも本当に歌が上手ですし、女性の歌だからキーの問題もあって、Aメロのときは楽なんですけど、サビになると急に高くなるから大変で(苦笑)。あと、大変といえば、この曲は、“あなたを包むすべてが”とか“目が覚めればいつも”とか、歌詞に「つ」がいっぱいあって、一番発音に悩まされました。でも、歌詞の内容、意味が本当によくて。とくに<変わらない景色の中にいて 大切なものが見えなくなってしまうよ 毎日>という部分は、あ〜人生が集約されているなって。僕も大事なものを忘れて毎日生きているのかもしれないって、この曲を通じて、改めて自分自身と向き合い、そして、反省しました(笑)。またこの曲に限らず、すべての楽曲において、僕は歌詞をじっくり読んで、この曲は何をメッセージとして伝えたいのか、自分なりに意味を解釈してからじゃないと歌えないので、1曲に対する時間がものすごくかかるんです。僕のオリジナル曲ではないのですが、僕が歌うことで、僕の物語、僕のメッセージにもなるわけですから、歌詞の内容を理解しないまま歌うことは絶対できないです。

――D-LITEさんの音楽に対する真摯な姿勢、まっすぐな人柄がうかがえますね。そんなD-LITEさんの歌が収められた今作は『D’scover』と名付けられましたが、タイトルに込めたD-LITEさんの想いとは?
【D-LITE】 D-LITEの“D”と“Discover(発見する)”という単語を掛け合わせて、僕自身で考えました。今作を通して、改めて日本の楽曲の素晴らしさや難しさ、新たな発見がたくさんありましたし、初めてのソロアルバムということで、僕の新しい魅力、いろんな色、そして、僕が歌うとこんなにも(その曲が持つイメージが)変わるんだっていう……僕自身発見することがたくさんあったんです。

――今作はBIGBANGのファンのかたはもちろんですが、そうではないJ-POP好きな方にも、ボーカリスト・D-LITEを知ってもらういい機会になりますね。
【D-LITE】 僕の歌は、本当にまだまだだと思いますが、僕が好きな曲に、僕の色を入れたらこうなりましたという……もともとの色、僕の色を一緒に聴いて、その違いを発見したり、楽しんでいただけたらそれが一番幸せです。そして、この全曲に共通しているのは、“温かさ”。母親の胎内にいるかのような、温かくてどこか懐かしいような感じといいますか……そこを僕は強調したかったんです。原曲の歌詞と歌声を聴いて僕が感じた温かさ、色、情熱、メッセージがこのアルバムを通じてみなさんに伝わったら嬉しいです。僕は実力も足りないし、経験も少ないので、いろんなことを研究しましたし、何より“本気で歌う”ことを心がけました。本当は何も考えずに“本気”で歌えたら、それが一番いいのかもしれないですけど、“本気”を守りながらも、ちゃんと僕の想い、考えを入れて、キープして歌うのが僕の理想であり、それが一番の難題でもあり……でも、きっと“本気”で楽曲に向き合っていれば、自然と歌声にもあらわされているんじゃないかと僕は信じています。もしかして、僕の長年のファンの方は、こういうアルバムになるんだろうなってある程度のイメージができたかもしれないですが、僕のことをあまり知らない、BIGBANGのイメージが強い人は、すごくビックリされるんじゃないかと思います。そして、J-POPファンの方からどんな反応が返ってくるのか、とてもドキドキしていますが、とにかくみなさんに僕の“本気の歌声”を今作で体感してもらえたら嬉しいです。

(文:星野彩乃/撮り下ろし写真:鈴木健太)

http://www.oricon.co.jp/prof/artist/549384/products/music/1003646/1/

D'scover【CD+DVD】
D-LITE
2013/02/27[アルバム]
価格:\3,990(税込)
YGEX
AVCY-58125/B

http://www.oricon.co.jp/prof/artist/549384/

D'scover【CDのみ】
D-LITE
2013/02/27[アルバム]
価格:\2,940(税込)
YGEX
AVCY-58126

『D-LITE D'scover Tour 2013 in Japan 〜DLive〜』追加公演 5月1日(水) 18:00/19:00 千葉・市川市文化会館
5月2日(木) 18:00/19:00 千葉・市川市文化会館
5月4日(土) 17:00/18:00 新潟・新潟県民会館
5月6日(月) 17:00/18:00 青森・リンクステーションホール青森(青森市文化会館)
5月8日(水) 18:00/19:00 北海道・ニトリ文化ホール
5月12日(日) 17:00/18:00 宮城・仙台サンプラザホール
5月14日(火) 18:00/19:00 埼玉・大宮ソニックシティ
5月16日(木) 18:00/19:00 東京・府中の森芸術劇場
5月18日(土) 17:00/18:00 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
5月19日(日) 15:00/16:00 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
5月23日(木) 18:00/19:00 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
5月24日(金) 18:00/19:00 香川・アルファあなぶきホール
5月26日(日) 17:00/18:00 岡山・倉敷市民会館
5月27日(月) 18:00/19:00 広島・広島文化学園HBGホール
6月4日(火) 18:00/19:00 長崎・長崎ブリックホール
6月6日(木) 18:00/19:00 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール
6月7日(金) 18:00/19:00 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール
6月13日(木) 18:00/19:00 滋賀・びわ湖ホール
6月15日(土) 17:00/18:00 大阪・大阪国際会議場 グランキューブ大阪
6月16日(日) 15:00/16:00 大阪・大阪国際会議場 グランキューブ大阪
6月18日(火) 18:00/19:00 神奈川・横浜アリーナ

◆チケット料金:全席指定 ¥7,800(税込)
◆一般発売日:後日オフィシャルサイトにて発表

D-LITE(ディライト)
【本名】カン・デソン
【生年月日】1989年4月26日
【血液型】O型
【特技】歌

BIGBANGのボーカルを担当。人柄同様に、力強くて温かい心に響くファルセットが特徴。
楽しませるなどの意味の英語“delight”からD-LITEという名前に。いつも明るいという意味も込められている。
音楽に対しては非常にストイックな彼だが、常に笑顔を絶やさないムードメーカ。
2008年10月、日本初となる1stフルアルバム『Number1』をリリース。
2009年6月24日、シングル「MY HEAVEN」で日本メジャーデビュー。同年末には、『第51回日本レコード大賞』の最優秀新人賞を受賞し、注目を集める。
BIGBANGとしてこれまでに、アルバム『BIGBANG』や『BIGBANG2』、『ALIVE』をリリース。
2012年11月23日より東京、大阪、福岡でドーム公演『BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN SPECIAL FINAL IN DOME』を開催。
2013年2月27日、ソロアルバム『D'scover』をリリース。
2013年3月23日より兵庫・神戸ワールド記念ホールを皮切りにソロツアー『D-LITE D'scover Tour 2013 in Japan 〜DLive〜』を開催し、3月31日の東京・日本武道館でファイナルを迎える。

▲このページの最初に戻る