超強力タイアップのついたDOWNLOADシングル「花になれ」「Over the rain 〜ひかりの橋〜」で、デビュー前から大きな話題になっていたバンド、flumpoolが待望のミニアルバム『Unreal』をリリース。結成のいきさつや作品について話を聞いた。
山村隆太(Vo)の声を武器にして
――話題騒然ですが今のご感想は?
【山村隆太】 最初はピンと来なかったけど、ようやく実感しつつあって・・・。
【阪井一生】 何かすごい不思議な感じです。
【尼川元気】 すごく嬉しい。友達からいっぱい連絡があって、そういうのでジワジワ感じて来ています。
【小倉誠司】 今、より頑張っていこうっていう気持ちになっています。まだまだ始まったばかりなんだなって。
――最初は誠司さんを除いた3人でやっていたそうですね。
【一生】 僕と隆太、元気が幼稚園からの幼なじみで、大学のとき3人で路上でやったりしていて。でも最初からバンドスタイルを考えていたので、ちゃんとドラマーを入れようとなって。
【誠司】 僕は知人を通じて紹介されたんですけど、隆太の声にひかれて入ることに決めたんです。バンドをやるうえで、この声はいちばんの武器になるって思いましたね。
――隆太さんの印象に残る歌声はリスナーの間でも評判になっていますね。
【元気】 生まれ持った何かがあるなって。昔からいい声だなって、ずっと思っていた。
【隆太】 すごく嬉しい。でも自分でいい声だと思ったことはあまりなくて(苦笑)。地声が低くて話していると「えっ?」って何度も聞き返されるんで、子供の頃は逆にコンプレックスだったんですよ。ただ、歌うことがすごく好きだっていう。
夢や希望があるから前に進むことができる
――『Unreal』は、詩的で大きなメッセージを持った歌が多いですね。
【隆太】 たとえばラブソングをそのまま伝えるんじゃ嘘っぽいと思うし、光は影があるからこそ光り輝けるって思っていて。そういう風についクールなものの見方をしてしまうのは、自分でも嫌なところなんですけど。僕自身明るいところにいたいし、そういう人生観でありたいと思っているのに、でもなかなかできない自分がいて。そんな自分と向き合いながら歌詞を書いている感じなんです。
――誰でも陰の部分や悩みを抱えている。だからこそ、歌詞では、未来に夢や希望を託しているんですね。
【隆太】 そうですね。たとえば「未来」は2年前、flumpoolでいちばん最初に作った曲なんですけど、このアルバムの最後に入ったことですごく生きたと思います。
【元気】 「未来」は、誰もが明るい未来を目指して歩いていくという曲。僕ら自身もこの曲を持って、明るい未来に進めたらいいなって思いますね。
――タイトルはどうして『Unreal』に?
【誠司】 こんなとんとん拍子のデビューで僕たち自身「あり得ねー」っていう(笑)。あと、何が本当で何が嘘かわからないこういう時代で、非現実的であっても夢や希望を抱くからこそ人は前を向いて歩いていけるんだよって。
【一生】 少しでも聴いた人が前向きになれて、みんなの背中を押してあげたい。そういう気持ちを込めてつけたタイトルです。
――では最後に今後の展望を。
【隆太】 もっともっと自信を持って、大きなステージでメッセージを伝えていきたい。
【一生】 僕も音楽を聴いて勇気をもらったり憧れたりしたように、僕ら自身もみんなにとってのそういう存在になっていけたらって思いますね。
【元気】 ミニアルバムでは今の最高のものを出せたと思うけど、でももっともっとできるバンドだと思っているんで。より良い作品を作っていけたらと思います。
【誠司】 今はみなさんに早く聴いてほしい。全国どこへでもライブしに行きたいです。
(文:榑林史章)
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