大阪出身のガールズバンド、SCANDALがシングル「DOLL」でついにメジャーデビュー。すでにアメリカ、フランス、香港など海外のライブも経験している4人。そのシャープ&ラウドなガレージサウンドをぜひ、体感してほしい。
自分の気持ちを全部ブッチャケました
――先日初めて、ライブを観させてもらって。
【RINA(Dr&Vo)】 ありがとうございます!どうでした?
――えーと、単に楽器が上手いとかってことではなくて、バンドとしての一体感、存在感が確立されてるな、と。
【HARUNA(Vo&G)】 あ、それは嬉しいです。
【MAMI(G&Vo)】 うん。
――特にデビュー曲の「DOLL」はシンプルなギターリフが中心になってるから、4人の音が完全にひとつになっていないと、カッコよさが出ないですよね。
【RINA】 そうなんですよ、あのリフに命をかけてますから(笑)。アレンジが決まるまでは、かなり時間がかかっているんですけどね。
【MAMI】 みんなでスタジオに入って、いろいろと試して。そのなかでいちばんカッコよかったのが、あのリフだったんです。
【HARUNA】 TOMOMIの歌詞もすごくいいし。
――<あたし綺麗に飾られたDOLL>っていうフレーズ、インパクトありますね。
【TOMOMI(B&Vo)】 あの、この年代って、“女子高生やから”とか“女の子やから”って決め付けられることが多いんですよ。そういう枠から外れたいっていう願望はもちろんあるんですけど、たとえば校則のことで先生に「ごめんなさい」なんて謝っいるときは、自分のことを“DOLLやな”って思ってしまったり。そういう自分の気持ちをぜんぶブッチャケました。
【HARUNA】 よく読むと、かなり危ないことも書いてるんですよ。そういうところもおもしろいなって。
いつかは、大阪城ホールでライブをやりたい
――制服でライブやってると、余計に「女子高生」っていうイメージになっちゃいそうですけどね。
【RINA】 学校帰り、制服のままでスタジオに行くことが多かったんです。
【TOMOMI】 だからライブも“このままでええんちゃう?”って。自分たちのなかでは特別な意味はなかったんですけど、“なんで制服なの?”って聞かれることが多くてビックリしてます(笑)。
――ほっといてよ、みたいな(笑)。4人はもともと、大阪のボーカルダンス系のスクールで知り合ったんですよね?
【HARUNA】 はい。そこの先生に「歌とダンスのほかに楽器をやってみたら?」って言われて。それまでは興味なかったんですけど、やってみたらハマっちゃったんですよね。
【MAMI】 すごい練習しました(笑)。
【HARUNA】 休みの日だと、12時間くらいとか。手の毛細血管が切れて、パンパンに腫れたこともありました。
――結成してすぐ、ストリートライブをやってたとか。
【HARUNA】 いちばん最初はライブハウスだったんですけど、あのときはホントに何もわかってなくて。
【MAMI】 ドラムが止まっても気付かないくらい、テンパッてました(笑)。
【RINA】 そっからみんなで反省会ですよ。“SUM 41”と“KISS”のライブDVDを借りてきて、みんなで研究したり。
――でも、楽器を持ってから2年弱でメジャーデビュー。この先、どんなバンドになっていきたいですか?
【HARUNA】 特に目標はないんですけど、私たちはずっと、大阪城ホールの近くにある“城天(しろてん)”っていうところでライブをやってたんですよ。いつも“いつかは、大阪城ホールでライブをやりたい”って思ってたから、それは実現させたいですね。
(文:森朋之)