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夏休み映画“期待度ランキング”TOP10 邦洋画・アニメ…バラエティに富んだ充実のラインナップ!

いよいよ夏休みシーズンに突入! 今年の映画シーンも、テレビドラマからの映画化作品やハリウッド大作などの話題作が出そろうなか、毎年恒例の「夏休み中に観に行きたい映画」をアンケート調査☆ 夏休み前にCHECKしていただきたい“期待度ランキング”TOP10を発表! さらに、映画ライター&編集スタッフによる、TOP10圏外だけど光るものがある、尖がったイチオシの夏休み映画レビューも!!

映画ライターさんイチ押し!夏にピッタリの刺激作!!

◆夏の思い出にもぴったりのインパクト!?
『マジック・マイク』 『マジック・マイク』8月3日(土)公開
[公式サイト]
フロリダを舞台に、若者の欲望を闇とともに描く『マジック・マイク』&『ペーパーボーイ 真夏の引力』。両作で若さを凌駕する怪演で魅せるマシュー・マコノヒーがすばらしい。ジャック・ブラック扮する主人公を追い込む検事役を好演した『バーニー みんなが愛した殺人者』の公開もあり、マシューが大活躍の今夏。3本いずれもオススメだが『マジック〜』のインパクトは夏の思い出にもぴったり!? 元ストリッパーにして現在はクラブのオーナーという、中年の野心でギトギトなダラスを、絶妙な塩梅で、歌って踊れるチャーミングな男としてスリリングに成立させている。不惑を過ぎても堂々とステージに立てるナイスバディも含め、大人たるものかくありたいぞ。押忍。【石村加奈】

◆ぐいぐいその世界に引き込まれる!男性ストリップの世界
スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作というだけで“見たい度数”はかなり高い! うえに『マジック・マイク』は2012年のpeople誌が選ぶ“最もセクシーな男性”No.1に輝いたチャニング・テイタムが、甘いマスクとムキムキボディを惜しみなく披露している、男性ストリップの世界を描いた青春映画。過去に8ヶ月間だけストリッパーをしていたテイタムの実話がもとになっているのも興味深い。鍛えあげられた美しい裸体! アクロバティックでセクシーなダンス! まるで目の前でストリップショーを見ているかのような感覚でぐいぐいその世界に引き込まれる、だけじゃないのがソダーバーグ作の魅力で……ここは本当に自分のいる場所なのか? と、葛藤しながら自分の夢を見つけていく主人公のドラマもいい!【新谷里映】

◆女性同士で楽しみたい!刺激とインパクト十分な作品
美形揃いの俳優陣の鍛えあげられた肉体と、パフォーマンスがとにかくセクシー! 男性ストリップを舞台にしたショービジネスの裏側、夢を追いかける男たちの葛藤や恋心が描かれた青春ムービー。果たして、ここまでセクシーなビジュアルが日本人に受け入れられるのか? と思ってしまうくらい、本気モードのダンスは切れがよく、ステージの上のダンサーはフェロモンの塊のよう。ショーはコスプレなどもあり、女性へのセクシャルアピールを心得た男性の艶かしい身のこなしに赤面しつつ、ステージを離れたプライベートの彼らの心の葛藤に、1人の人間として共感できる部分も見つけられる。人は人との出会いによって様々に変化し、現状を打破することで今までよりも豊かな人生を手に入れるチェンスが巡ってくるかも、と前向きな気持ちにしてくれる。主演を務めるチャニング・テイタムは、2013年のPeople誌が選ぶ“最もセクシーな男性1”に選ばれるなど、いま最もホットな俳優の1人。刺激とインパクト十分の作品なので、女性同士でどの人が好み?この演出どうなの!?なんてワイワイ言いながら観て楽んで欲しい。eltha編集部:ito】
◆怪獣ものに慣れた日本人が大満足のアクション巨編!
『パシフィック・リム』 『パシフィック・リム』8月9日(金)公開
[公式サイト]
「速すぎてよくわからない」。ハリウッド大作がハマりがちな落とし穴がこれだ。『トランスフォーマー』は肝心のトランスフォーム(変形)シーンが速すぎて見えないし、ハリウッド版『GODZILLA』も動きが速すぎて別の生き物と化していた。しかし、さすがは『ゴジラ』『ウルトラマン』『鉄人28号』などを見て育ったオタク監督ギレルモ・デル・トロ(アカデミー賞3部門受賞の『パンズ・ラビリンス』など)。怪獣(劇中でも「KAIJU」と呼ばれている)や巨大ロボの見せ場になると部分的にスローモーションを用いる気配り(?)が心憎い。変身や登場シーンは、歌舞伎の“見得”を切る場面に相当する大事なもの。怪獣ものを世界一見慣れた日本人も大満足できるアクション巨編だ!【岡 大】
◆“ゾンビ映画”という枠では収まらないパニックムービー!!
『ワールド・ウォー Z』 『ワールド・ウォー Z』8月10日(土)公開
[映画予告編] [公式サイト]
この夏一番の期待作といえば原作も大人気の『ワールド・ウォー Z』。ブラッド・ピット主演のゾンビ大作と思っていざ見てみると、“ゾンビ映画”という枠では収まらずオープニングからラストまで息つく暇もないほどドキドキハラハラの感染パニックムービー!! 大量の数の感染者“Z”が走る! 高い壁に積みあがる! など“こんな映像が見たかった”と思えるシーン満載で、ロメロの『ゾンビ』から『28日後...』などのゾンビ映画ファンも大興奮すること間違いなしだ。もちろん人間ドラマもしっかり描かれており、ブラピのヒーローっぷりも必見♪ 遊園地で炎天下のなかアトラクションを待つよりも、涼しい映画館でポップコーン片手に『ワールド・ウォー Z』を楽しもう!!【奥村百恵】
◆リズム&電子音が気持ちイイ!北欧発クライムコメディ
『サウンド・オブ・ノイズ』 『サウンド・オブ・ノイズ』
7月27日(土)公開[公式サイト]
大好きな曲を思い浮かべてください。サビに入る瞬間、独特の“グッと来る感じ”ってありますよね。この作品は、そんな音楽特有の“グッとくる”快感を何度も味わわせてくれます。物語の構図は、音楽テロ vs 音楽嫌いの警察官。あらゆる物を楽器に見立てて曲を奏でる音楽テロ6人組は、病院や銀行などへ突如出現、見事な音楽を披露します。例えばオペ室では、心電図モニタの電子音やボンベ、ホース、さらには患者さんのでっぷりとしたお腹など、「え!?」と思う物を楽器にしちゃいます。なのに!聞えてくる音楽は、ポップでエッジのきいた、どこかおしゃれな雰囲気もある曲ばかり。とはいえ“勝手に演奏して逃げる”というやつらなので、警察に追われ続けます。物語の軸、主人公の警官・アマデウスが徐々に音楽に対する意識を変化させていく様もおもしろい、理屈抜きで没頭できるストーリーです!第63回カンヌ国際映画祭ヤング批評家賞最優秀劇映画賞受賞作。【奥浜有冴】
◆演技の神様! チェ・ミンシク御大が火花を散らす
『悪いやつら』 『悪いやつら』8月31日(土)公開
[映画予告編] [公式サイト]
 漢気スイッチ投下作『ベルリンファイル』が超絶クールだったハ・ジョンウ兄貴と、全映画ファンの先生! 演技の神様! チェ・ミンシク御大が火花を散らす、実録韓国黒歴史映画がコレ! 実録といっても当時の盧泰愚(ノ・テウ)政権が暴力団壊滅を宣言した“犯罪との戦争”が始まった時代が舞台というだけで、物語はほぼフィクション。1980〜90年代初頭の釜山を背景に、裏社会で頂点を目指す極悪アジョシ野郎の権力戦争を描くヤクザ映画で、登場人物は“全員悪人”というわけ。地元最大の暴力団組長チェ・ヒョンベ役のハ・ジョンウが哀切漂わせながら悪人を演じ上げるも、最注目は悪徳税関チェ・イクヒョン役チェ・ミンシク先生! ヤクザでもカタギでもない中途半端な中年で、膨大な人脈と独特の交渉術を駆使して、とにかく頂点を目指そうとあがく! その姿はぶざまでこっけいでイライラするが、なかなか死なない生命力は仕事や人生で挫折しがちな働く男たちの鏡でカリスマ! この猛暑を乗り切る薬は、失脚してもタダでは浮上しない悪い奴ら盛のコノ映画だけ! 手帳と詭弁でノシ上がっていくイクヒョンを見習って生きねば!【鴇田崇】
◆美女と不細工の友情とそれだけじゃ終わらない物語
『かしこい狗は、吠えずに笑う』 『かしこい狗は、吠えずに笑う』
8月3日(土)公開[公式サイト]
自主製作ながら、オーディトリウム渋谷で一週間の限定上映をしたところ、口コミから連日超満員で補助席が出るほどの人気を博した作品。人気を受けて、8月に一週間の上映が決まった。ブルドックのように不細工な熊田美沙と、チワワのように可愛く生まれた清瀬イズミの友情とそれだけじゃ終わらない物語。前半はふたりの少女が近づいていくところが描かれるが、やがて美沙はイズミに恐怖を感じ始める。その不穏な雰囲気がじわじわ伝わってきて、見た後にまで身体の中に残る。イズミがいつも言っている「人を動かすのは、恐怖と利益」というナポレオンの言葉があとあと生きてくる。個人的には、美沙の低めのぶっきらぼうな話し方と、かわいくない子だったら出すはずのないイズミの声の魅力にも興味を持った。特にイズミの「ふへへ」という笑い声はゾクっとくる!【西森路代】

かなり個人的な嗜好ですが…編集スタッフのおススメは!?

◆60年代フランスの、現代にも通じるスーパースター物語
『最後のマイ・ウエイ』 『最後のマイ・ウエイ』7月20日(土)公開
[映画予告編] [公式サイト]
 フランスの音楽シーンを席巻したポップスの貴公子、当時の大人気アイドルだったクロード・フランソワの物語です。タイトルからもわかるように、世界的な大ヒットスタンダード曲「マイ・ウエイ」の誕生秘話がからんでくる物語です。実はフランク・シナトラが歌った「マイ・ウエイ」という曲は、もともとクロードがフランスでレコード化した「いつものように」という曲のメロディに、ラブソングだった原曲とは異なる詞を載せた作品なのです。クロードのフランス発売のレコードをたまたま手にしたポール・アンカが、そのメロディを大変気に入り、そこに人生の折り返し地点を迎えた世代に向けた別の詞をつけてフランク・シナトラに贈ったところ世界的に大ヒットしたというのが真相らしいのですが、世間的にはポール・アンカの作詞・作曲だと思っている人が相当多いですね。ところで、この映画、この「マイ・ウエイ」という曲のエピソードをストーリーの幹とした映画のように思えますが、実はそうではありません。

 中心になっているのは60年代フランスの超人気アイドルだったクロード・フランソワの人生のすべてです。彼がどんな幼少期を過ごし、どんな想いでスーパースターになっていったのか。その過程でのフランスギャルらとの出会い、恋愛、そして別れ、またマネージャーとの出会いや別れなどなど。今の時代の音楽産業でもありそうなエピソードが満載された伝記映画なのです。自分のレコードレーベルを立ち上げたり、イメージ戦略をコントロールするために雑誌出版社を買収したりと、今の音楽産業の原点は彼が作り上げたのかと思うようなエピソードも多数あり。音楽産業の裏側を知る人、また知りたい人には、大変楽しい作品だと思います。

 もちろん、そこに対する興味がなかったとしても、60年代フランスのファッションや音楽にふれているだけでワクワクしてくる映画。2時間30分を超える大作ですが、衝撃的な最後まで、そんなことは感じずに観てしまいました。また、この映画の公開と連動して、クロード・フランソワのベスト盤やカバー盤『CLO CLO Made In Japan 2013』も発売されています。当時日本にはあまり紹介されなかったけれど、すごく出来のいいポップスのオンパレードで、当時のフランスの音楽的実力をみせつけられた気がします。興味あればぜひ。【芋洗い坂編集長】
◆みんな好きでしょ?本気でふざけて作ったエロと笑い
『ムービー43』 『ムービー43』8月10日(土)公開
[映画予告編] [公式サイト]
くだらないことをいい歳をした大人たちがみんなで真剣にやるこっけいさから生まれる、心温まる健全な笑い――。『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』的な楽しみ方なんだけど、『ムービー43』でハリウッド“超豪華キャスト&一流スタッフ”たちが溢れる映画愛から本気でふざけて描いている(!?)のは、おバカ映画じゃ言葉のインパクトが弱すぎる、ゲスの極みといわれそうな下品すぎるエロ……。セス・マクファーレンはいいけど、あのリチャード・ギア、ヒュー・ジャックマン、ケイト・ウィンスレットが……(涙)。さらにショックだったのは、クロエ・モレッツが……ちょっとドキドキしながら大笑いしちゃったけど複雑な心境――。過激すぎて、女性は男性と観に行くと笑えないかもしれない。でも同性同士のグループならみんなで爆笑できるはず。「みんなエロは好きだし笑いたいでしょ?」という作品の声が聞こえてきそう。そして、もう1作。観ていただきたいのが、同日に公開される『最愛の大地』。映画とはなにかを考えさせてくれます。【映画担当:takei】
◆ジョーンズの“マッカーサー”コスプレは及第点!
『終戦のエンペラー』 『終戦のエンペラー』7月27日(土)公開
[映画予告編] [公式サイト]
“マッカーサー元帥”と聞いて、現在の日本人は何を想うのだろう? GHQ最高司令官として日本の占領統治、昭和天皇の戦争責任の回避に尽力……しいては今日の日本の礎を築いた人物ともいえる。本作はマッカーサーから特命を受けた将校が真の戦争責任者を追及していく物語だ。戦争責任については“東京裁判”への解釈の相違、現在にまで続く靖国参拝への是非等、国家間での隔たりはあまりに深い。米制作による今作で“戦争責任”をどのように描くのか非常に興味深いが、とりあえず今言えることは、コーンパイプ&ティアドロップ型サングラス等々、トミー・リー・ジョーンズの“マッカーサー”コスプレは及第点ということだけだ!【テレビ担当:murakawa】
◆堪えられず涙を流してしまった
『真夏の方程式』 『真夏の方程式』公開中
[公式サイト]
言わずと知れた大ヒットドラマ『ガリレオ』の劇場版第2作。舞台は、手付かずの海と呼ばれる“玻璃ヶ浦”。青い海、ひなびた旅館、田舎の町並み、いかにもな設定に序盤から懐かしさを感じ、映画の世界に引きこまれる。親の事情により、玻璃ヶ浦にある親戚の旅館に、夏休みの間だけ預けられた少年・恭平。そこで恭平は湯川と出会うのである。この物語は、(だいぶ乱暴ではあるが)ひとことで言ってしまうと「少年・恭平の、ひと夏の成長物語」である。湯川と出会った恭平は、湯川の手ほどきにより、無邪気に科学と戯れ、都会では得られない様々な経験を重ね、成長していく。しかし、一連の事件により、大きな傷をも背負うことになってしまう。恭平の、その傷の痛みを知ったとき、観客は涙するのである。映画館で感動することはあっても、涙を流すことはほとんどない私が、堪えられず涙を流してしまった。見終わった後に残った感情は、万人が清々しいと感じるものでは無いのかも知れない。しかし、だからこそ、この映画が多くの人を感動させ、魅了して止まないのだと思う。【動画担当:tanaka】
◆青春時代の瑞々しさが凝縮した珠玉のファンタジー
『江ノ島プリズム』 『江ノ島プリズム』8月10日(土)公開
[映画予告編] [公式サイト]
夏は楽しいイベントが盛りだくさん! だけど、そのぶんだけセンチメンタルな気持ちが込みあげてきませんか? 私がオススメしたい映画『江ノ島プリズム』は、まさにそんな気持ちが凝縮したような一作。幼なじみの修太(福士蒼汰)、朔(野村周平)、ミチル(本田翼)に降りかかった突然の別れ。子どもではないけれど、大人でもない。そんなあやうさが伴う高校生たちの青春時代を描いた珠玉のファンタジーが誕生しました。監督は、井筒和幸作品で経験を積み、『キトキト!』で鮮烈デビューした吉田康弘氏。2013年上半期ブレイク俳優No.1(オリコン調べ)の福士くんを筆頭とした、若手キャストの瑞々しい演技にも注目です! 恋人や家族ももちろん良いけど、私は同年代の友だちを誘って映画館に行きたいと思います。【音楽担当:yajima】
◆けんかの大切さを教えてくれる キュンとして心癒される
『31年目の夫婦げんか』 『31年目の夫婦げんか』7月26日(金)公開
[映画予告編] [公式サイト]
タイトルから熟年の夫婦じゃないと楽しめない? と思いきや、パートナーがいる人だったら既婚、未婚、年齢問わずに誰もが一度は感じたことのある悩みに共感でき、パートナーシップを続けていく上でのヒントが散りばめられていてる作品。メリル・ストリープ演じる芯の強い女性でありながら上手く想いを伝えられない妻と、鈍感で不器用な夫役のトミー・リー・ジョーンズのコンビが、チャーミングな演技で軽快にテンポよくストーリーを引っ張っている。一見何の問題もない夫婦が抱える問題を、セラピストを交えて赤裸々に、時に笑いを交えながら2人の答えを探していく。妻が発する「もう一度あなたと結婚したいの」の一言に込められた、決意と溢れんばかりの愛情のメッセージに、そういった気持ちに蓋をしてきた夫が自分なりに一生懸命歩み寄る姿勢に胸がキュンとなる。年齢を重ねた2人が導き出す結論にドキドキしながらも、素敵なパートナーであり続けることの難しさ、お互いの気持ちを臆することなく伝えること場合によっては“けんか”することの大切さを教えてくれる。アパレル関係の仕事をしている妻の旅先での上品なファッションコーデは要チェック。舞台となる海辺の街の様子に心癒されます。eltha編集部:ito】
◆胸が苦しくなるほどのリアル感に襲われる
『ペーパーボーイ』 『ペーパーボーイ』7月27日(土)公開
[映画予告編] [公式サイト]
米作家ピート・デクスターのダブーと言われたベストセラー小説を映画化したドロっとしたサスペンス。1969年のフロリダを舞台に、当時のアメリカ南部の抱える問題とともに、ある殺人事件に翻弄される男女がショッキングに描かれている。ザック・エフロンが演じる内気で孤独な青年が、会ったこともない死刑囚と婚約をしてしまうような破天荒な女性役のニコール・キッドマンに恋をし、事件に翻弄されながら、様々な問題と悲しみを抱えて1人の男へと成長していく過程や、登場人物たちの息遣いが感じられるような心理描写が、観ていて胸が苦しくなるほどのリアル感に襲われる。人の心の闇と、その中にある“真実”という不確かなものを探し求めて、もがき続ける登場人物たちが、導かれるように迎えるそれぞれの結末に、悪夢の連鎖の存在とショックを隠せない。終始閉塞された“神様が汗をかくほど”の蒸し返るような夏の暑さがジリジリと伝わってくる。eltha編集部:ito】

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