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歴代最強ものまねタレントランキング『ものまね界をけん引するスゴ技No.1は?』

新進気鋭のものまねタレントの台頭で“ものまねブーム再来”の兆しが高まっている今日この頃。ORICON STYLEでは、10代〜40代の男女に『歴代最強だと思うものまねタレント』についてアンケート! TOP10の結果は果たして!?

今なお進化する、コロッケの“過剰なまでのデフォルメ”

  • コロッケのものまねは世代を問わず人気を博す

    コロッケのものまねは世代を問わず人気を博す

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 現在、キンタロー。らを筆頭に、新進気鋭のものまねタレントが台頭し、“ものまねブーム再来”の兆しが高まっている。これまでにも、多種多様なアプローチのものまね師たちが登場し人気を博してきたが、果たして“No.1ものまね師”とは誰になるのだろうか? そこでORICON STYLEでは、『歴代最強“ものまねタレント”といえば?』のアンケート調査を実施。さらに、なぜ性別や世代を問わずものまねが愛されるのかも、今回のランキングを通して考察してみた。

 1位に選ばれた【コロッケ】は、1980年から芸能活動を開始。とんねるずウッチャンナンチャンらを輩出した『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)に出演し、野口五郎ちあきなおみの形態模写を披露するや、一躍人気タレントの仲間入りを果たした。1985年からは『ものまね王座決定戦』(フジテレビ系)に出演し、清水アキラ栗田貫一ビジーフォーらとともに“ものまね四天王”として人気、実力を不動のものとした。

 もはや、“ものまね=コロッケ”という認識が世代を超えて浸透しているのか、10代〜40代すべての世代で首位を獲得したコロッケ。「いろいろレパートリーあるし、いちいち面白い。ほかの方々もうまいから好きだけど、面白いのはコロッケさん!」(埼玉県/30代/女性)、「マネしているタレントのことを知らなくても面白いと思えるから」(青森県/10代/男性)などのコメントからもわかるように、数々のレパートリーのどれもが高いクオリティを誇っており、視聴者からの“絶対にハズさない”という信頼感がズバ抜けて高いと言える。

 ものまねと言っても、歌まね、顔まね、しぐさまね等、さまざまなアプローチが存在するが、コロッケの最大の魅力といえば、“過剰なまでのデフォルメ”にある。野口五郎のものまねでは鼻をほじり、岩崎宏美のものまねでは必要以上にアゴを強調、松山千春のものまねでは被っているカツラが御開帳……etc。とにかく、ものまね“される側”が見たら怒りを覚える可能性の高い危険なネタが多い。「あんなに毒の強いものまねなのに笑えるからすごい!!」(神奈川県/10代/女性)と、その“毒っ気”に魅了されているファンも多い。さらに、ロボットのような動きで五木ひろしをまねる“ロボ五木”や、エアボーカルをしながら次々と表情を変える“ものまね33面相”など、止まることなく常に進化し続けている点もレジェンドと呼ぶに相応しいと言える。

“奇跡の歌声”青木隆治の歌まねにも驚愕の声

 コロッケが“面白さ”を追及するなら、2位にランクインした【青木隆治】は、歌まねの“上手さ”を追及するタイプだと言える。男性でありながら、女性と間違えるほどの女声を出すことができ、渡辺真知子、美空ひばりの歌ものまねを得意とする青木は、その透き通るような声質から“奇跡の歌声”と称される。「最初に見たときから衝撃だったから」(東京都/10代/女性)、「女性のものまねも難なくこなしてしまうところがすごい」(千葉県/20代/女性)と、その端正な顔立ちから、特に女性層からの人気が高かった。

 通常、男性が女性歌手のものまねをする場合、無理をして裏声で表現したり、単純に地声が高いからまねるというのが通例だった。だが青木の場合、声域に余裕があるため、低音から高音までさまざまな音域の歌を自在に歌いこなし、女声を出しているなかで、さらにそこから“女性の”綺麗な裏声を出して使い分けることができるのが特徴。「無限の声質を持っている」(富山県/30代/男性)、「声だけであれば本物と信じてしまう」(千葉県/40代/男性)と同性からも、その声質に羨望の声があがっている。

キンタロー。ら後進に影響を与えたコージー&原口の功績とは!?

  • 4位の原口あきまさ

    4位の原口あきまさ

 今回のランキングを見ると、コロッケや【清水ミチコ】(9位)のように創成期からブームをけん引してきたベテラン勢から、現在のブームの火付け役となった福田彩乃(3位)、キンタロー。(5位)などの新進気鋭まで、さまざまな世代やアプローチのものまね師たちがランクインしている。ここで注目したいのは、4位の【原口あきまさ】と、8位の【コージー冨田】だ。基本的には歌まねが主流であった、それまでのものまね界に、彼らは素のしゃべりや口癖のような『いかにも言いそう、やっていそう』なことを、上手く切り取ることで新たなアプローチを構築した。

 例えば、コージーの場合なら、タモリのものまねをする際の「髪切った?」や「んなこたぁ〜ない!」。原口ならば明石家さんまのものまねをする際の高笑いなどがそれに該当する。さんまやタモリのものまねは、過去にも披露されてきたが、彼らのような“かゆいところに手が届く”ような切り口は、その後の『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』(フジテレビ系『とんねるずの みなさんのおかげでした』内の人気コーナー)などに発展、後進のキンタロー。らに門戸を開いたと言えるだろう。

ものまねの魅力は“お得感”と“切り口の広さ”

 性別や世代を問わず、常に高い好感度を誇るものまねタレントたち。果たして、ものまねの最大の魅力とは何処にあるのか? ひとつには、たった1人いれば何人もの著名人を見ることができる“お得感”と、もうひとつは、笑いあり感動ありと、その切り口によって無限に広がる高いエンターテインメント性にある。コロッケを筆頭とするベテラン勢、さらに芸に磨きをかけている原口ら中堅勢、そしてキンタロー。らを中心とした新勢力が化学反応を起こしつつ、再び“ものまねブーム”を巻き起こしている現在。今後、どのような斬新なネタが生まれるのか? さらにまったく新しいアプローチをするものまね師の登場にも注目したい。

【調査概要】
調査時期:2013年5月21日〜5月24日
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

歴代最強ものまねタレントランキング





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