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Check 2010年10月27日
1979年の放送開始以来、今も変わらずファンの熱烈な支持を集めている“宇宙世紀”を舞台にした『機動戦士ガンダム』シリーズ。その最新作であり、これまでの歴史の厚みが生かされたストーリーが高い評価を受けている『機動戦士ガンダムUC』のテレビ初放送が決定!それに合わせてシリーズ全20作品が、3日間20時間で一挙放送されることになった。そこで、その作品群のなかから、シリーズを象徴する3作の“名場面ベスト3”と“トリビアねた”を紹介。これをみれば、20時間をより楽しめる!!

劇場版 機動戦士ガンダム 3部作

『機動戦士ガンダム』

[名場面1]オープニング(ナレーション)

スペースコロニーをバックに「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀が過ぎていた」と重厚なナレーションが流れる。『機動戦士ガンダム』では物語の前に歴史があり、すでに1週間戦争、ルウム戦役とふたつの大きな戦闘が行われている。この奥行きが作品世界にリアリティを与えている。なお本編中にセリフでのみ出てくる「ルウム戦役」は今回放送される『機動戦士ガンダム MSIGLOO』第1話「大蛇はルウムに消えた」で映像化されている。 (『機動戦士ガンダム』)

『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』

[名場面2]ジャブロー戦(主題歌『哀戦士』)

南米にある地球連邦軍本部ジャブローを攻撃するため、ガウ攻撃空母から降下するジオン軍モビルスーツ。ここに流れるのが主題歌『哀戦士』。富野由悠季総監督が井荻麟のペンネームで作詩を手がけ、井上大輔が作曲・歌を担当し、現在も多くのファンに愛されているアニソンの定番曲となった。激しい曲調と独特の世界を持った歌詞が、映画のクライマックスの戦闘を盛り上げる。 (『機動戦士ガンダムII 哀・戦士篇』)

『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』

[名場面3]アムロとシャアの一騎打ち)

地球連邦軍によって陥落間近の宇宙要塞ア・バオア・クー。そのなかで主人公アムロとライバルのシャアが一騎打ちを繰り広げる。アムロとシャアが戦うのは、ふたりの 戦いに巻き込まれ死んだ少女ララァの存在が大きい。ふたりは続編『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でも、死んだララァへのこだわりを捨てるこ とはない。 (『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇』)

『めぐりあい宇宙篇』の中盤で描かれる宇宙要塞ソロモン攻略戦。敗戦色濃いなか、ジオン軍のドズル・ザビ中将の妻と娘が脱出する。この娘ミネバこそザビ家の血を引く唯一の生き残りとして、後の『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムUC』で大きな役割を演じることになるキャラクターだ。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

[名場面1]ララァの夢を見るアムロ

連邦軍ロンドベル隊のパイロットとして宇宙に戻ったアムロ。成長し大人として自らの役割を着実に果たすアムロだが、ひとり夢のなかで見るのは少女ララァのこと。ララァはアムロと深く心を通わせたが、ライバル・シャアをかばって戦場で死んでいった。その心の傷を現在の恋人チェーンに明かしていないらしい描写が、アムロの心のなかにある孤独を感じさせる。

ララァ(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より)

[名場面2]市民から花を渡されるシャア総帥

ネオ・ジオン総帥となり地球連邦に宣戦布告したシャア・アズナブル。拠点とするスペースコロニー・スゥイートウォーターで電車に乗り、市民に囲まれる。市民はシャアに花を手渡し、ネオ・ジオンを讃える歌を歌う。宇宙移民開始以来、地球連邦に虐げられてきたコロニーの人々の支持が、地球に隕石を落とすというシャアの作戦の大義名分となっている。

アムロ VS シャア(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より)

[名場面3]νガンダムとサザビーの一騎打ち

アムロのυガンダムとシャアのサザビーが繰り広げる熾烈な一騎打ち。υガンダムに搭載された新技術サイコフレームは、性能の劣るモビルスーツに勝っても意味がないと考えたシャアから密かにリークされたものだった。シャアのプライド、アムロの怒り。ふたりのさまざまな感情の絡まり合いが、迫力あるモビルスーツ戦と並行して描かれる。

脚本の初稿ではアムロのパートナーとして『機動戦士Zガンダム』に登場したベルトーチカ・イルマが再登場していた。しかし「エンターテインメント映画で主人公が結婚しているというのはどうか」という意見が出たため、ベルトーチカは登場せず、新たに恋人としてチェーン・アギが登場することになった。

機動戦士ガンダムUC episode1 「ユニコーンの日」

『機動戦士ガンダムUC episode1 「ユニコーンの日」』

[名場面1]冒頭のラプラス事件

宇宙世紀の歴史は人類の宇宙移民開始スタートを起点として始まった。『ユニコーンの日』冒頭では、これまで描かれたことのなかった「宇宙世紀の始まる瞬間」がついに描かれた。この日、後に「ラプラス事件」と呼ばれる大規模テロが発生。この事件の陰でおきたある出来事が、約1世紀を経たUC0096に大きな影響を及ぼすことになる。

オードリー(『機動戦士ガンダムUC episode1 「ユニコーンの日」』より)

[名場面2]オードリーを助けるバナージ

コロニー・インダストリアル7にやってきた謎の少女オードリー。コロニーの“空”に放り出されたオードリーを、主人公バナージの操る小型モビルスーツが救い出す。王道ともいえるヒロインと主人公の出会い。小型モビルスーツはそのままコロニー地表に接近するが、コロニーの地面は、飛行する小型モビルスーツに対して高速で回転している。これはコロニーが遠心力で重力を発生させているため。さりげないが科学的に正しい描写だ。

ユニコーンガンダム(『機動戦士ガンダムUC episode1 「ユニコーンの日」』より)

[名場面3]モビルスーツ・クシャトリアの戦い

ネオ・ジオン軍残党「袖付き」と連邦軍の戦端が開かれ、そこに登場するのが大型モビルスーツ・クシャトリア。ネオ・ジオン系のモビルスーツらしく、左右に大きく広がる4枚のバインダーに加え、遠隔小型砲台ファンネルを装備。クシャトリアが連邦軍のモビルスーツを圧倒する戦闘シーンは、ユニコーンの登場シーンと並んで本作の見せ場のひとつ。

(文:藤津亮太)

少女を助けたバナージが街を行く場面。街中に『ローマの休日』の看板が映る。実は、少女はその後、自らをオードリー・バーンと名乗るのだが、もしかして少女はオードリー・ヘップバーンをもとにその名前を名乗ったのではないか、と思わせる演出になっている。

WOWOW『機動戦士ガンダムUC』テレビ初放送記念!
ガンダム宇宙世紀3DAYS:20時間20作品スペシャル
WOWOWでは、『機動戦士ガンダムUC』のテレビ初放送に合わせて、初放送開始以来、30年を超えてなお大きな人気を集める『機動戦士ガンダム』シリーズ全20作品を11月1日〜3日の3日間にわたり、一挙集中放送!!最新作にして決定版といわれる『機動戦士ガンダムUC』をガンダムの歴史とともに楽しめる。
【放送日時】

11月1日(月)午後 5:40 〜

『機動戦士ガンダム MS IGLOO −1年戦争秘録−』
(全3作品)

11月1日(月)夜 10:10 〜

『機動戦士ガンダム』

11月1日(月)深夜 0:35 〜

『GUNDAM EVOLVE』(8作品セレクション)

11月2日(火)夜 8:40 〜

『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』

11月3日(水・祝)午前 8:00 〜

『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』

11月3日(水・祝)午前 11:10 〜

『機動戦士ガンダム0083 −ジオンの残光−』

11月3日(水・祝)午後 1:40 〜

『機動戦士Zガンダム −星を継ぐ者−』

11月3日(水・祝)午後 3:20 〜

『機動戦士ZガンダムII −恋人たち−』

11月3日(水・祝)午後 5:00 〜

『機動戦士ZガンダムV −星の鼓動は愛−』

11月3日(水・祝)夜 7:25 〜

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

11月3日(水・祝)夜 9:50 〜

『機動戦士ガンダムUC episode1 「ユニコーンの日」』

ガンダム宇宙世紀3DAYS:20時間20作品SP
(C)創通・サンライズ

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