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(更新: ORICON NEWS

CNBLUE『大きな足跡を残していけるように――』

かつて日本で修業を積み、今やワールドツアーを開催するなど日韓だけでなくアジアで人気の韓国バンド・CNBLUE。そんな彼らの素顔に迫る初のドキュメンタリー映画の公開を前に、メンバー4人が日本での苦労話と今のほとばしる熱い気持ちを語ってくれた!

これまでに知られていなかったCNBLUEを映す

――初めてのドキュメンタリー映画ということで、プレッシャーはありませんでしたか?
ジョンヒョン最初はプレッシャーも感じました。ドキュメンタリー映画って、僕らにはまだ早いんじゃないかなって思ったので、「もっと後でやるほうがいい」って言ったこともあったんですけど、タイトルにもありますが『NEVER STOP』なので、こういう映像は今後も撮っていくと思います。
ジョンシン今までにメイキング用の撮影はしたことがありましたが、今回はドキュメンタリーということで、深みのあるリアルな僕たちの姿を初めてお見せできるんじゃないかと思います。バックステージやライブの後で話し合っている様子とかは、ファンの皆さんにとっても初めての姿だと思います。この映画を観れば、僕たちのことをもっとよく知ることができます。
ミンヒョクやはり僕も、最初は少しプレッシャーがありました。でも、できあがった映像を観て、それはいらぬ心配だったなと。自分自身でもいい映画だと思うし、楽しんで観ることができました。
ヨンファ僕らの飾らない姿、ときには意見をぶつけ合ったりするありのままの姿を観て、戸惑う方がいたらどうしようとも最初は思いました。でも、こういう素の姿をお見せすることもいいことだと思い直しました。なぜかというと、僕たちの性格や考え方は、こうしたインタビュー以外では、なかなかお見せする機会がないと思ったからです。

――監督はテーマ性をもって撮影をされていると思います。自分自身で出来上がった映像を観て、驚いた部分とか、意外だった部分はありましたか?
ミンヒョク意外な一面というよりも、監督のおかげで、これまでには知られてなかった、見せていなかったCNBLUEを十分に引き出していただいている映画だと思いました。ライブの後、心残りがあった部分について話し合ったり、リハーサルのときにナーバスになっているところなども映し出されています。心配もありましたが、そういった状況を見せられてよかったと思います。

――映画のなかで、サマーソニックでの演奏後にみなさんでとことん話し合っていたのが非常に印象的でした。
ジョンヒョンライブって、なにも問題がないときよりも、問題のあるときのほうが多いものなんですよね。だから、ライブで成長するということは、なにかあったときの対処能力が伸びることなんじゃないかなって思います。

――では、サマソニのような議論をすることは、バンドが成長するうえでけっこうあるということですか。
ジョンヒョンそうですね。サマソニのときのような会議は、どのライブの後もやっています。いいライブだったときはみんなで喜んで、悔いが残るときは長くなったりもします。でも、どんなときでも1時間以上にはならなくて、だいたい30分くらいかな。そのときによって違いますけど。で、終わると誰かが自然と気分を変えてくれます。
ミンヒョクライブで何か問題があったら、お互いに心のなかにあるものをすべて出しきって、そしてまた次のライブのためにがんばるというのが、本来の望ましい姿だと思うんですよね。そのときに言いたいことを全部出して、その後はいつもの仲良しなメンバー同士に戻って、ご飯を食べたり、ちょっかいを出しあったりします。

――みなさんの共同生活も映画で観ることができましたが……。
ジョンヒョンもうずっと一緒なんで、慣れましたね。そんなにひとりになりたいとかも思わないし。
ミンヒョク僕はひとりになりたいと思うよりも、一緒にいたいという気持ちのほうが大きいです。
ジョンシンもし、ひとりになりたいときは、自分の部屋にいけばいいわけです。僕たちは知り合って長いので、お互いのことはすごくわかりあっています。だから、一緒にいて暮らしづらいというのはまったくないです。
ヨンファひとりになろうと思えば、どうやってでもなれると思うので。不便なことがあったとしても、それよりも一緒に暮らすほうがいいことが多いんですよね。

日本での合宿生活のつらい思い出……!?

――そういえば、映画のなかに出てくる合宿所のヨンファさんのベッドがめっちゃ大きかったんですが、あれはご自身が選んだんですか?
ジョンシン前に住んでいた方が置いていったものなんですよ。賃貸なので、実は備え付けのものを使ってるんです。
ヨンファでも、大きいのはなんでも好きですよ(笑)。

――映画には、日常的なシーンが入っているのも楽しいのですが、みなさんはふだんから料理をされたりはするんですか?
ジョンヒョンたまにですね。
ジョンシン家に材料があったら、チゲを作って食べたりします。
ミンヒョクでも、あんまりやらないんです。
ジョンヒョン僕は、まったくやらないです(笑)。
ヨンファメンバーのなかに料理が趣味のひとがいないんですよねー。
ジョンシン生活のための料理ですね。

――何を食べるときがうれしいですか?
ヨンファやっぱりなんといってもおかあさんの味です。
【ヨンファ、ミンヒョク、ジョンシン】 テンジャンチゲ!
ジョンヒョンうちはお父さんが料理がうまいんです。だから、イカチゲとかシッケとかをよく作ってもらいました。
ヨンファでも、お母さんが作るものならなんでもおいしいです。インスタント・ラーメンでもおいしい。

――日本での合宿生活時代の思い出はどんなものがありますか?
ジョンヒョン死ぬかと思いました(笑)。お金がなくてごはんが食べられなくて……。
ジョンシンそんななか、外に出て牛丼を食べるのが楽しみでした。
ミンヒョク二段ベッドで寝られたのが楽しかったです。昔から二段ベッドで寝てみたかったんです。
ヨンファ僕も!
ジョンヒョンでも、二段ベッドの上で寝るとけっこう大変です。起きたときに頭をうちますよ。
ジョンシン僕はいっぱいぶつけました。
ミンヒョク僕は下でした。ジョンシン君が上です。
ヨンファ僕も下でした。

――ほかに、日本で思い出の場所はありますか?
ジョンヒョン合宿所の下にカフェがあったんですけど、そこがおいしかったですね。値段が高くてなかなか行けなかったんですけど。
ジョンシン合宿所の前がいつも工事中で、いつ終わるのかなと思っていたら、デビュー後にまたそこを通ったときもまだ工事中だったんです。だから、できあがったところを見てみたいです(笑)。

――映画のサブタイトルは『NEVER STOP』ですが、これからも止まることなく、どのような活躍をしていきたいですか?
ジョンシン僕たちが、何か足跡を残したとかってことは考えていないんですけど、CNBLUEが韓国で初めて○○をした、というケースも多くなってきました。だから、そのぶん責任感も生まれたと思いますし、自分たちがお手本になるという機会も多くなってきました。そうやって振り返ると、自分たちもがんばってきたんだなと思うし、これからもがんばっていかないといけないなと思います。
ジョンヒョン僕はCNBLUEをずっと続けると思いますね。そのためにこんなにがんばっています。
ヨンファ僕はCNBLUEとして足跡を残してきたと思います。そして、これからも足跡を残し続けたい。
ミンヒョク大きな足跡を残していけるように、みんなでがんばっていこうと思います。2014年は韓国でアルバムが出るし、ツアーも締めくくりに入ります。でも、これからも、これまで行ったことのない国でのツアーもしていきたいし、日本でもたくさんの人に僕たちの歌を聴いてほしいと思います。
(文:西森路代)

映画『The Story of CNBLUE/NEVER STOP』


 デビューシングル10万枚売上を記録、2013年には韓国のバンドとして初のワールドツアーを敢行!ROCK IN JAPAN FES 2013やSUMMER SONIC 2013など日本のロックフェスにも出演する韓国出身実力派バンド・CNBLUE。彼らにとって初のドキュメンタリー映画!
監督:ジョン・ヨンスン
出演者:CNBLUE

【映画予告編】 【公式サイト】
2014年1月17日(金)全国公開
(C)2013「NEVER STOP」製作委員会

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『The Story of CNBLUE/NEVER STOP』公式サイト

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