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葵わかな SPECIAL INTERVIEW 女優とアイドル、“天が二物”を与えた少女

 女優として映画、ドラマ、CMなど数々の作品に出演し、さらにアイドルグループ・乙女新党のメンバーでもある新星・葵わかな。彼女の無垢な笑顔の裏に隠された意外な内面も赤裸々に明かします!! 

自分ではツッコミ担当だと思ってたんですけど…

――葵さんは現在、女優業と並行してアイドルグル―プ・乙女新党のメンバーとしても活動してますけど、異なるジャンルをどのように自分の中ですみ分けてます?
そうですね……女優業は役について考え抜くので、頭を使う仕事という印象です。アイドルのときは、パフォーマンスをしっかり練習しないといけないので、体力勝負という感じです。でも、両方とも大好きなお仕事なので両立してやっていければと思ってます。

――2月にデビューシングルが発売され、デビューイベントも行われたけど、如何でしたか?
デビュー前もトークイベントなどはあったんですけど、ちゃんとしたアイドルらしい姿を見せるのが初めてだったので、「やっとアイドルらしさを見せれた!」っていう思いはありました。あんなに沢山の方が観に来てくれるとは思わなかったので嬉しかったですね。でも、人前で歌うことは今まで経験が無かったので、やればやるほど課題が生まれるというか(笑)。

――因みにグループ内ではイメージカラーがあって、葵さんは“ブルー”なんですよね? 先日ネット番組に出演した際にはブルーのボーダーシャツで登場しましたけど、ファンからは「佐川急便」って呼ばれてましたね(笑)。
観てたんですか!? 恥ずかしい〜(笑)。あの時、「私服で来てください」って言われて、お気に入りの服で行ったんですけど…。

――可愛かったですよ。ただ青のボーダーだったので、ちょっぴり佐川急便とカブっていただけで(笑)。
「知的キャラでイケる!!」 って思っていたら佐川急便って言われて。もう何が正解かわからない……。

――いや、ある意味、正解だったと思いますよ! ただ、あのやり取りを観てグループの中では“イジラれ役”なんだなって。ご自身では自分の性格をどのように分析してます?
うーん……心配性で真面目だとはよく言われます。凄く色々なことを考えてしまうんですね。しかもネガティブなのでマイナスな方向に(笑)。友達にも悩みとかは相談するんですけど、嬉しいことは自分の胸の内にとっておくタイプです。

――あまり人には話したくない?
自分の嬉しかったことを人に話しても楽しくないんじゃないかな?って。家族にも「あなた、嬉しかった話をしないけど、そんなに世の中が嫌なの?」って言われて(笑)。今度からちゃんと嬉しかったこともお話しようって!

――公式サイトには「しっかり者と変人の二面性を持つ」って書かれてますね。
周りから言われるんですけど、自分自身では変わってるとは思ってないんです。自分ではツッコミ担当だと思ってたんですけど、話が長くてまとまりが無いので、結局最後は皆からストップがかかる感じですね。皆の耳には話の内容が伝わってなくて、BGMみたいになっているんでしょうね。

――BGMというか、ノイズというか(笑)。
はい(笑)。控室とかでも一番うるさいので。

――そういうところが二面性と言われる所以なのかな? 控室とかでは落ち着いてそうだけど。
場の雰囲気を楽しくしたいなって思っちゃうんです。私が楽しく話したら皆も楽しくなるかなって思うんですけど、ちょっとやりすぎてしまうことも多くて(笑)。

――気を使いすぎてしまうんだ。
そうですねぇ……って、なんか悩み相談みたいになってきましたね(笑)。

――アハハハハ! あと現在は、女優として出演している東京海上のCMも話題ですよね。思春期の娘と父親の微妙な関係性は、観ていてほのぼのします。
ありがとうございます! 朝にCMが流れていることが多くて、学校に行ったら周りの友達から「今日も観たよ!」って言われて、ちょっぴり照れますね(笑)。あと、私のブログにもCMを観た方から「感動しました」というメールを頂いてビックリしたんですけど凄く嬉しかったです。

――実際のお父さんとの仲は良いんですか?
仲良しだと思います。一緒に出かけたいとは思いませんけど(笑)。


――仲は良いけど一緒には歩けないと(笑)。それはお父さんには言わない方がいいね。傷ついちゃうから!
やっぱり恥ずかしいんですね。でも家では喋りますよ。意地悪もしませんし。


――お父さんの洗濯物と一緒に洗うのは嫌とか?
そういうことは言いません。洗濯してくれるのはお母さんなので、そんなことを言ったら「自分でやれ」って言われると思うので(笑)。私の家は3姉妹で男は父だけなんです。だから、大人になるにつれて姉妹が親元から離れていくことが分かっているので、そのとき寂しくないようにって最近ネコを飼いだしました。私たちがちょっと冷たい態度をすると、「いいよ、お父さんネコと遊ぶから」ってイジけてます(笑)。

――今、お父さんの寂しげな背中を想像したら涙が出てきた(笑)。
仲は良いですよ。他のお家よりも会話すると思います。CM撮影のときは監督さんから「お父さんから離れて」とか「お父さんの顔を見ないで話して」って言われてちょっと違和感があったんですけど、後で監督さんに聞いたら「一番冷たそうな子を選んだ」って言われて(笑)。

――お父さんに一番冷たそうなタイプとして選ばれたんだ!
CMが初めて放送された日に私は家にいなかったんですけど、家族は全員観ていたようなんです。そうしたら、CMで「お父さん今日までありがとう…」って言うシーンがあるんですけど、家族全員で「顔が変だ!」ってずっとそのモノマネをするんです! 父もずっと変な顔をするので、カチーンときて。

――照れ隠しですよ、きっと(笑)。
CMを観た方からブログに「感動しました」っていうコメントが来てるんだよ! お父さんも感動したでしょ?って聞いたら「別に…」って。それでまたムカー!!って(笑)。

――じゃあ、お家で一緒にいるときにCMが流れてたら変な空気になっちゃう?
そうですね。ただ、CMが流れる前に学校に行ってしまったりして、一緒に観たことはないんです。もしお父さんと一緒に観たらお互い照れるでしょうね。

――乙女新党の活動についてはどう思っているんでしょうね?
一度、お母さんと姉妹が観に来ることがあって、お父さんも「行くかも」って言ってたんですけど、後で聞いたら「ごめん、気分が乗らなかったから行かなかった」って。

――アハハハハ! ……いや、たぶん草葉の陰から観てたんですよ。
いえ、絶対に来てなかったです!!

――ホント、放任主義なんだね(笑)。では最後に、女優としてアイドルとしての今後の展望をお聞かせください!!
今、14歳ということで、成人になるまでは色々な意味で親が支えてくれる環境ですよね。そういう意味で、今が一番自由だと思うんです。やってない事がたくさんあるし、好きなことをどんどん増やしていって今が自分の可能性を探していきたいですね!!

――因みに結婚への夢とかあります?
私、まだ14歳ですよ!? 好きなことや、やりたいことを沢山見つけてからですよ〜(笑)。

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 葵わかなもメンバーとして活動するポジティブな“2軍”をコンセプトとした中学生アイドルユニット・乙女新党がついにCDデビュー。作詞・前山田健一、作曲・編曲・電球という豪華な顔ぶれが楽曲を担当、クラスの1軍はオシャレで男のコにもモテモテ…でも1軍になりたいわけでもない!! そんな2軍の中学生をテーマにしたポジティブソング。

乙女新党:プロフィール公式サイト

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[INTERVIEW I]デビューは小学5年生!!
[INTERVIEW II]イジラれ役!?
撮り下ろしフォトギャラリー
葵わかな公式ブログ
乙女新党公式サイト

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