ORICON STYLE

12:00〜 都内にて舞台あいさつ

 映画完成後初となる舞台あいさつに登壇。“鉄道オタク”というこれまでとは全く異なるキャラクターを違和感なく演じた2人は「あの衣装を着ると、不思議とああいう雰囲気になるんですよね(松山)」「ピンク色のカーディガンを着た瞬間、小玉の純粋な気持ちになることができました(瑛太)」と、自身の内なるキャラクターに驚いた様子。作品の世界観のそのままにほんわかとした撮影現場だったようで、様々な鉄道模型やローカル線を目の当たりにして、スタッフ、キャスト一同が子どものように騒ぎながら大興奮だったのだとか。

13:30〜18:30 新幹線で博多へ出発

 車中でインタビュー取材を受けていた松山と瑛太が、ロケ地巡りツアーの参加者がいる車両へサプライズで登場。驚く参加者を前に「これからロケ地へ向かうんですよね?」「映画の世界を楽しんできてください」と気さくに声をかける場面も。自分たちの車両に戻る途中では、一人ひとりにあいさつをしながら、ファンからのプレゼントを受け取ったり、短い時間ながらも参加者との交流を楽しんでいる様子だった。

 自分たちの車両に戻った2人は、引き続き車内にてインタビュー取材を受ける。昨年12月に亡くなった森田芳光監督との思い出や撮影エピソード、初共演となるお互いの印象などをざっくばらんに話していく。向かい合わせのシートに座った2人が、過ぎ行く景色を眺めながら考え事をしている姿は、小玉と小町そのもの。慣れない新幹線での取材に「おもしろいんですけど、取材にも景色にも集中できなくて…(松山)」と戸惑いを見せることもあったが、「今度はもうちょっと要領良くできればいいなと思います(松山)」と気持ちはポジティブ。瑛太も「先ほど通路を通ったときに、お弁当を食べる人やボーっと外を見ている人がいて、電車のなかならではの時間の流れを感じました」と鉄道の旅の楽しさを再発見していたようだ。

 一方、ロケ地巡りツアー参加者の車両には、劇中で瑛太が務めるコダマ鉄工所の同僚外国人アクティ役のジュンとユーカリ役のデイビット矢野が訪れ、撮影時のエピソードを紹介。見るからに“外国人”の2人だが、実は日本育ちで「英語が話せないんです…」と嘘のような本当の話も。それゆえ森田監督からは「もっと上手いカタコトでやれ!」と怒られることもしばしば。河原でキャッチボールをしながら会話をするシーンでは、何度もNGを出し恐縮するジュンに瑛太が「気にしなくて大丈夫だよ」と優しく声をかけてくれたという。参加者が驚くほど流ちょうな日本語を話す2人。次から次へと飛び出す会話のテンポの良さに“お笑い芸人”と勘違いする人もいたようだ。

19:40〜 九州・博多にて舞台あいさつ

 新幹線を降りてそのまま劇場へ。映画を観終わったばかりの観客を前に「みなさんがニコニコされているで、本当に映画が良かったんだなと実感できています(瑛太)」と嬉しそうに笑顔を見せる。また、松山はロケ地となった駒鳴駅を「本当に絵に描いたようなキレイさ」と絶賛。「空の青さと緑の美しさがとても素晴らしくて。さらにそこに来る『キハ125』の黄色い車体が何ともファンタジックな感じがしてすごく好きな場所でした」と、熱く思いを語ってくれた。

 男の子なら誰もが一度は好きになる鉄道。作品を通して鉄道について語る彼らを見ていると、少年時代の姿が見え隠れしているような気がする。改めてロケ地となった九州の地に降り立った2人は、新たな思いを胸に映画の門出を祝った。

ロケ地巡りツアー2日目

 ツアー参加者は、JR 肥線に乗って映画の舞台となったなり駒鳴駅へ。通常は無人駅のこの場所も、当日は地元の人たちが集まり熱烈な歓迎をしてくれた。参加者は、劇中で小町と恋人のあずさが再会する思い出のホームで記念撮影をし、地元の人たちから撮影時の話を聞いたり、山や空の青さを感じながら映画の世界を堪能したようだ。

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僕達急行 A列車で行こう

【STORY】

 のぞみ地所の社員、小町圭(松山ケンイチ)とコダマ鉄工所の二代目、小玉健太(瑛太)はともに鉄道を愛する者同士。ふとしたきっかけで出会った2人は、すぐに仲良くなる。住まいにもトレインビュー(鉄道が見える景色)を追求する小町は、コダマ鉄工所の寮に入るが、やがて転勤で九州支社に行くことに。九州には、のぞみ地所がなかなか口説けない大手企業の社長(ピエール瀧)がいたが、鉄道ファンだったことから小町や小玉と意気投合、事態は好転。ところが、小町も小玉も、恋のほうは趣味や仕事のようにはうまくいかず、途方に暮れていたが……。

監督:森田芳光
出演:松山ケンイチ 瑛太 貫地谷しほり ピエール瀧 村川絵梨
2012年3月24日(土)より全国ロードショー
(C)2012『僕達急行』製作委員会

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