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スクール時代に同じような経験を……

松下優也

NANAKA(BRIGHT)

──韓国のドラマのミュージカル化ですが、ドラマ版の『ドリームハイ』は観ましたか? 【NANAKA】 全部観させていただいたんですけど、率直に自分の演じるコ・ヘミという役に愛着がわきました。設定が芸能学校ですが、私も小学校から大阪のダンススクールに通っていて、同じような境遇だったので、演じるのが楽しみです。
【松下優也】 韓国ドラマや映画は今までほとんど観てこなかったので、今回初めて韓国のドラマを観ました。芸能学校で夢に向かって突き進むというドラマで、僕もNANAKAと一緒で、スクールに通って歌とダンスを勉強していたので共感できました。

──サムドンと松下さんは似ているところはありますか? 【松下】 サムドンにはかなり共感できました。もしかしたら、みんなが持つ僕のイメージとサムドンって似てないって思われてるかもしれないんですけど、似てるところが多いんです。田舎者で、お母さんがひとりで育ててきたという境遇も同じだし、サムドンは後で学園に転入してきますが、僕がスクールに入った時期も遅かったんです。すでに同じ世代の子たちはみんな歌やダンスをやっているけれど、僕は歌もダンスもやってない状態で遅れて入ったので浮いてたりしたんです。だからこそ共感できるんですよね。

──サムドンは、最初はただの田舎者だったのに、徐々に才能が開花していきますよね。松下さんも、スクールで同じ体験をしたりしましたか? 【松下】 僕は、音楽一家で育って、小さい頃から音楽に親しんでいて……という環境で育ってきたわけでもないんです。サムドンもそうじゃないし。でも、だからこそ、ダンスや音楽を吸収するスピードがすごく早いんですよ。ドラマの中で、一番変化や成長が見えるのがサムドンですよね。

──おふたりは、同じ時期にスクールに通っていて、顔も知っていたわけですよね。そんなふたりが恋をする役を演じるって言うのは……。 【松下】 非常に気まずいです(笑)。素直に気まずいですね。
【NANAKA】 もともとスクールが一緒といっても、そこまで深く話をしたり、交流もなかったんです。今考えると、逆にあんまり交流がなくて良かったですね(笑)。
【松下】 スクールでは男子と女子は別々に行動していて、レッスンは毎日一緒だったけど、僕も人見知りであんまり女子と話さなかったから。デビューしてからは、ライブとかレコーディングでNANAKAと一緒になることはあったけど、結局ぜんぜん話をしないでここまできた感じですね。

──スクールで『ドリームハイ』のドラマのような淡い恋心を抱いたりはありましたか? 【松下】 それぞれはあったでしょうね。特に10代だし、そういう話が好きな年頃だったんで、「誰が誰のこと好きやったらしいで」って言ったり。それも青春やったなと思いますね。

ミュージカルを通して自分自身も成長できたらいいな

ミュージカル『ドリームハイ』

──NANAKAさんはご自身が演じるヘミとベクヒのようなライバル関係を見てどう思われましたか? 【NANAKA】 ライバルは良い意味で常にいましたし、けっこう自分のスクール時代と似てるなと思いましたね。
【松下】 男の場合は、仲間でもあるけどどっかで意識している部分もあるという感じです。誰かが先に成功したのを見ると思うところはありましたが、認めるところは認めて、お互いを分析しあっていましたね。
【NANAKA】 女性はライバル心が男性よりも強いかもしれないですね。同じ年の子が褒められていると、悔しかったり。
【松下】 こわっ(笑)
【NANAKA】 そこまでではないですよ(笑)。

──ヘミはサムドンとグクとの間で心が揺れますが、そこには共感できましたか? 【NANAKA】 自分的には、ふたりの男性の間で心が揺れるということはなかったのであまり分からないんですが、普段はヘミってプライドが高くて性格もキツいのに、恋になると意外とピュアで、そんなところが人間的でいいなと思いました。

──サムドンも純情な性格ですが、共通点はありますか? 【松下】 あると思います(と言った途端にNANAKAに笑われる)。笑ったらウソみたいになるやん、何笑ってんねん(笑)。サムドンはヘミのことを追っかけてますけど、俺も好きな人を追っかけたいほうなんです。そこは共感できますね。それから、サムドンのまっすぐで荒削りなところがいいですよね。

──サムドンみたいにひと目ぼれをしたことはありますか? 【松下】 基本はひと目ぼれはしないですね。もちろん、キレイとかカワイイとかは思うけど、それで止まりますね。10代の頃はひと目ぼれもあったけど、年齢を重ねるとそこじゃないじゃないですか。

──NANAKAさんはミュージカル初めてですけど、先輩の松下さんに聞いてみたことはありますか? 【NANAKA】 そうですね、役になるときのオンとオフってどう切り替えてるんですか?
【松下】 なかなか難しい質問ですね。でも、稽古を重ねれば重ねるほど、自然に切り替わっていくと思います。最初は意識して切り替えていても、慣れてくると自然にできるようになるんです。そうなると、振る舞いとか声とか姿勢とかも自然と役に近づいていくんです。『黒執事』をやっていたときは、自然と背筋ものびるし、口調も執事っぽくなったり……。
【NANAKA】 稽古が楽しみになってきました。

──最後に、ミュージカルにかける意気込みをお願いします。 【NANAKA】 初めて自分以外の人を演じることになるので、そこから新しい感情が生まれたりすると思うし、新しい自分も見つかるのではないかと思います。だから、全力でやりたいと思います。
【松下】 普段はソロで活動をしているので、同じような立場の人たちと、夢に向かって頑張る若者を描くミュージカルで一緒に関われるのは貴重な経験だと思います。ミュージカルを通して自分自身も成長できたらいいなと思うし、この作品に関わっているうちに、自然に成長ができるんじゃないかと思います。

(文:西森路代/写真:泉田和範)

ミュージカル『ドリームハイ』

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人気韓国ドラマを待望の初ミュージカル化!

 2011年1月に韓国・KBSで放送された青春芸能学園ドラマ『ドリームハイ』。ペ・ヨンジュンと2PMの生みの親であるJ.Y.Parkが共同で初プロデューサーを務めたことで注目された。2PMやmiss A、T-ARAなど日本でも人気のK-POPアイドルが多数出演し、アジア各国でも放送され社会現象を巻き起こした。

 舞台は、未来のスターを夢見る若者たちが入学するキリン芸能高校。天才的な音楽の素養をもつ田舎者のソン・サムドン(松下優也)、ダンスへの情熱をもつチン・グク(水田航生)、そして天才声楽少女コ・ヘミ(NANAKA(BRIGHT))は、理事長の特命で特待生となる。かつてはヘミの親友だったユン・ベクヒ(川上ジュリア(JURIAN BEAT CRISIS))、カリスマ的なダンスと歌の実力者ジェイソン(丞威)、非凡な音楽の才能をもつキム・ピルスク(サントス・アンナ)。互いにライバルとして刺激しあい、熾烈な競争の中で、挫折、嫉妬、葛藤を繰り返しながら、スターを目指し成長していく青春群像劇。

公演:7月3日(火)〜7月20日(金)
会場:新国立劇場 中劇場

【STAFF】
原作:韓国KBSドラマ「ドリームハイ」
演出・振付:増田哲治(TETSUHARU)
脚本:葛木 英
音楽:かみむら周平

【CAST】
松下優也/水田航生/丞威/NANAKA(BRIGHT)/川上ジュリア(JURIAN BEAT CRISIS)/サントス・アンナ

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PROFILE

松下優也(マツシタユウヤ)
2008年11月26日、シングル「foolish foolish」でメジャーデビュー。
2009年6月、大人気コミックが原作の舞台『音楽舞闘会『黒執事』−その執事、友好−』で舞台初出演にして主演を務める。
2010年10月、映画『ヒカリ、その先へ』で初主演を務める。
2011年1月、TBS系ドラマ『カルテット』で連続ドラマ初主演を務める。
2011年12月には東京国立代々木第一体育館で開催された『マイケル・ジャクソン トリビュート・ライブ』に出演。
2012年2月22日、アルバム『2U』をリリース。

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NANAKA(BRIGHT)
1992年5月30日生まれ。関西の幼なじみで結成された4人組ダンス&ボーカルグループ・BRIGHTのメインボーカルとして、2008年メジャーデビューを果たす。
2012年3月21日にアルバム『BRIGHT』をリリースし、全国4ヶ所にてツアーを敢行。
早くも2012年8月22日、福岡を皮切りに全国ツアーが決定。

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