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ライブ感、ワクワク感を気持ち良く伝えたい

──WOWOWが独占生中継する世界最高峰の映画の祭典『第84回アカデミー賞授賞式』。番組案内役のオファーが来たときはどんな気持ちでしたか?
【高島】 めざましテレビを担当していたとき、アカデミー賞の時期になると「これが候補作品です!この作品が賞をとりました!」と伝えてはいましたが、ハリウッドの華やかな世界はやはり遠い存在で、憧れを込めて観ていました。そのアカデミー賞に携われるとは夢にも思わなかったので、とても光栄です。

──これまでもFNS歌謡祭などの大きな祭典の司会をされてきましたが、今回は初のアカデミー賞生中継ですね。
【高島】 実はプレッシャーはあまり感じていないんです。というのは、もう何年も案内役をされているジョン・カビラさん(今年で7回目)がいてくださるので、ある意味、大船に乗った気持ちで、どんな波も乗り越えられる気持ちでいます(笑)。緊張というよりもワクワク感が大きいですね。受賞者が次々と決まっていくライブなので、きっとスタジオも盛り上がるんじゃないかなと。そのライブ感、ワクワク感を気持ち良く伝えていきたいです。

──現在は受賞式に向けてどんな準備をしていますか?
【高島】 今日(取材は1月31日)を皮切りに(仕事として)アカデミー賞モードに切り替えて、これからノミネート作品を観ていきます。今までは自分がただ楽しむという理由で映画を観ていましたが、この1ヶ月は自分なりの視点を持って観ようと思います。主演俳優だけでなく、助演俳優にも注目するという観方は初めてなので、きっとこれまでとは違う面白さを感じられそうです。俳優さんたちの素晴らしい演技がグッと浮き上がって観えてくると思うと楽しみです。

──確かに、ストーリーを追うだけでなく、衣裳・音楽・映像……いろいろな視点で観ると感動も違ってきますよね。
【高島】 たとえストーリーを忘れてしまったとしても、あの瞬間のあの映像を覚えていたり、曲を聴いて思い出したりってありますよね。また、アカデミー賞ではスクリーンのなかで輝いていた女優さんたちが素晴らしいドレスをまとって登場するので、個人的には当日のゲスト衣裳も楽しみ。私は開催地のコダック・シアターに行くことはできませんが、冨永愛さんが現地からレッドカーペットをレポートしてくださるので、きっとファッション・ポイントを交えて伝えてくれると思います。


映画祭初心者としてはホッとしています(笑)

──楽しみですね。今年は誰もが知っている大御所俳優、有名俳優が揃っているので、映画ツウでなくとも楽しめそうですね。
【高島】 そうなんです。今年は有名な方がたくさんノミネートされているので、映画祭初心者の私としては、ちょっとホッとしています(笑)。これからノミネートされた俳優、監督たちのバックグラウンドを学びつつ、1日1本ずつ、楽しみながら観ようと思います。仕事をしていると、じっくり趣味として映画を観る時間はなかなか持てなくて……。ゆっくり映画を観ていい仕事という意味では、本当にありがたいですね。フリーになった後も(結婚して)家庭を持ってみて、自分の趣味のために割く時間ってなかなかないんだなって実感しているんです(苦笑)。なので、仕事で堂々と楽しみながら観られるのは嬉しいですね。

──高島さんが個人的に注目しているのは、どの作品ですか?
【高島】 11部門、10部門ノミネートされて一騎討ちと言われている『ヒューゴの不思議な発明』と『アーティスト』は、やはり気になります。そして、応援している俳優はブラッド・ピットさん!以前『トロイ』(2004年)でインタビューさせてもらったことがあるので、お会いしたことのあるご縁を感じながら、今年こそ賞をとってほしいなと。女性としてはどうしても主演女優賞に目がいくので、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』『マリリン 7日間の恋』も気になっています。誰もが知っているあの強く美しい女性たちを、女優さんたちがどう演じるのか──なかでもとくに注目しているのはメリル・ストリープさん。彼女が主演した『ソフィーの選択』(1982年)が大好きなんです。好きな映画を聞かれると必ず挙げるほど衝撃を受けた作品。なので、今回の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』も期待しています。

──『ソフィーの選択』を観るきっかけは何だったんですか?また、普段映画を観るときはどんなふうに作品を選んでいますか?
【高島】 『ソフィーの選択』は母が好きな映画だったんです。周りの人が「この映画、いいよ!」って勧めてくれることが、観るきっかけになることは多いですね。信頼できる人や好きな人が「いい!」という映画は観てみようかなという気になります。もちろん、“アカデミー賞受賞作品”というのも決め手のひとつ。だからこそ、今回のノミネートのなかからどの作品が受賞して、その作品の良さをどう伝えられるのか──とても大切な仕事だと思っています。頭で観るのではなく、どう感じるのか、心の目で観たいですね。

(文:新谷里映/写真:片山よしお)

プロフィール

高島彩
1979年2月18日生まれ、東京都出身。
フジテレビの看板アナウンサーとして活躍後、2011年よりフリーアナウンサーとして活動する。バラエティから報道までオールラウンドにこなす才色兼備のアナウンサー。2011年12月、著書『聞く 笑う、ツナグ。』発刊。

生中継!第84回アカデミー賞授賞式

世界最高峰の映画の祭典『第84回アカデミー賞授賞式』を、アメリカ・ロサンゼルスのコダック・シアターよりWOWOWが独占生中継!作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞などの発表の瞬間をジョン・カビラと高島彩の司会でお届けする。

2月27日(月)午前 9:00 [同時通訳] WOWOWプライム
2月27日(月)夜 9:00 [字幕] 同日リピート放送

生中継!第84回アカデミー賞授賞式

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