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これまでに多くのスターを生み出してきたホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)が、今年も第36回として開催される。そこでグランプリを受賞し、羽ばたいていった今旬の女優、フレッシュなタレントたちのなかから、5人がリレーインタビューに登場!それぞれの“最初の一歩”を語る。

――杏奈さんがTSCでグランプリを獲ってから5年が経ちました。
【石橋】 あっという間ですね。毎年あるオーディションなので、どんどん後輩が増えてドキドキします(笑)。

――5年前のことを思い出したりもします?
【石橋】 当時は中学生で、審査が1次、2次……とあって、合格した人に電話がかかってくる日は、家でごはんを食べるときも緊張していました。お母さんと「みそ汁も飲めないね」と言っていたのを思い出します(笑)。女優に憧れはあったんですけど、わざわざ福岡まで審査に来てくれるオーディションは初めてで、気軽に受けました。福岡での最後の予選が一番緊張して、それに受かったら東京にタダで行けるだけで嬉しくて、「後はもういいや」って気持ちでした(笑)。

――そのときの杏奈さんは、口数が少なくて大人しい印象でした。
【石橋】 小学校のときはすごくハジケていたのが、中学生になったら大人しくなって(笑)。グランプリをいただいてひとりで東京に出てきたから、何も知らない世界でちょっと怖いというのもありました。でも、こっちの高校に入って友だちもできて、環境に慣れてきてそこは変わったと思います。もともと人見知りなので、そんなにハジケる感じにはなりませんけど(笑)。

――女優の仕事について、自分でやってみてイメージと違っていたところは?
【石橋】 たくさんあります。ドラマの1シーンの撮影にすごく時間をかけたり、朝は早くて夜は遅くて、そんな状況のなかで皆さん肌はすごくきれい。華やかな部分をみせるお仕事ですけど、たくさんの努力の上で成り立っているんだと実感しました。

――杏奈さんも自分磨きで何かしています?
【石橋】 食べ物には気をつけてます。甘い物を食べ過ぎないとか。たまに自分にご褒美はあげますけど(笑)。空いた時間があれば縄跳びをしたり、岩盤浴に行ったり。腹筋は毎日60回してます。最初は30回だったんです。続けていたらけっこうできるようになって、まだ増えるかもしれませんけど今は60で(笑)。

――春に高校を卒業して、自分の時間は増えたのでは?
【石橋】 断然増えました。マイペースなので、その日の気分で行動しますけど、いい作品を観ることも心がけていて。自分のお芝居を観ると、イメージした通りになっていないことも多いから、そこを計算してできるように、いろんな作品を観て研究しています。あと、今は韓国語も勉強中です。韓国の音楽が好きなんですけど、ドラマも観るようになって、言っていることが分かるようになりたいと思ったので。少女時代は、日本デビュー前に輸入盤CDを買って聴いていました。

――TSCの歴代グランプリ同士で仲の良い人はいますか?
【石橋】 あだっちー(足立梨花)とはよくごはんを食べに行きますし、すごく仲良いです。天真爛漫で喜怒哀楽も激しいけど、そのたびにみせる表情がかわいくて。とくに明るい顔は一番好きですね。

――杏奈さんとは正反対のキャラじゃないですか(笑)?
【石橋】 そうですね。でも寮でふたりでいると、寮母さんには私のほうがうるさいと言われます(笑)。私は人見知りな分、打ち解けるとよく話すので。外で一緒にごはんを食べるときは、ふたりとも無言です。食べることに必死で、食べ終わってから話す感じ(笑)。

――どんなことを話すんでしょう?
【石橋】 共通の話題はありません(笑)。私がK-POPの話をしても、あだっちーはサッカーが大好きだから「○○選手がね」とか返してきて、その上から私がまた韓国のタレントさんのことを話して、全然噛み合っていません(笑)。なのに一緒にいるとすごく楽しくて、不思議な感じです。

―― 今年のTSCでもまた後輩が入ってきますが、応募を考えてる人へ先輩からアドバイスをお願いします。
【石橋】 私も自信は全然ありませんでした。今でも「もっと自信を持たないと」って思うし。緊張もすると思いますけど、そういうときはちょっと自分の世界に入ってから我に返ると、意外と落ち着いてたりするので。私は音楽を聴きますね。あとは「あの人に負けたくない」とか考えるより、自然体で行くのがいちばんだと思います。

(文:斉藤貴志/写真:逢坂 聡)

石橋杏奈
1992年7月12日生まれ。福岡県出身。
第31回ホリプロタレントスカウトキャラバン(2006年)でグランプリを獲得。映画『マイ・バック・ページ』『婚前特急』、花王『ビオレ』CMなどに出演。テレビドラマにも数多く出演する。

ホリプロが開催する新人発掘を目的としたオーディション。1976年に行われた第1回TSCの榊原郁恵のグランプリから始まり、以後井森美幸、山瀬まみなどバラエティで活躍するタレントや、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみなど映画やドラマで活躍する女優と、さまざまなジャンルのタレントを輩出してきている。
36回目となる今年の募集テーマは「声優アーティスト」。現在、ホリプロには声優アーティストは在籍していない。ホリプロ初となるのは果たして!?
オーディションの締め切りは6月30日。詳細は公式サイトへ!

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