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人を引っぱるリーダーのあり方を学んだ

――この作品で演じたビートは、天才的なデザイン能力を持った高校生。役からどんな刺激をもらいましたか? 【瀬戸】 ビートというキャラクターから、いろいろなことを教えてもらいました。ビートはファッションセンスがいいだけではなく、何事に関してもポジティブな性格で、何も言わなくてもみんながついていくような人物。そういうところは憧れますね。みんなを引っぱるコツ、引っぱる側のあり方をビートを通じて学ばせてもらったというか。10月からD-BOYSの舞台で主役を演じるんです。そこで、ビートから学んだもの(リーダーシップ)を現場に活かしたいなと思っています。

――役作りとしては、どんなことを大切にしてビートを演じていたんですか? 【瀬戸】 大切にしたのは、しっかりとした芯があって周りに影響されない、ブレないところですね。そういう一面はどこか自分自身と重なる部分でもありました。あと、僕もビートと同じようにファッションが大好きだし、学生の頃はミシンを使って、趣味で服を作っていたこともあったんです。

――本当に共通点の多いキャラクターだったようですね。 【瀬戸】 ですね。なので、苦労は少なかったです。ただ、共感できるとはいっても、アドリブ的な部分で自分を出してはいけないので、そこは気を付けました。たとえば(D-BOYSメンバーの)加治さんと絡むシーンは、D-BOYSとして一緒にいる時間が長いので、どうしても普段の自分が出てしまいそうになるんです(笑)。

――その仲の良さはDVDの特典映像からも伝わってきました。スタッフ&キャストとの絆はどうやって深めていったんですか? 【瀬戸】 IMALUさんは映画の現場が初にもかかわらず、みんなに声をかけてくれたり、(田中)圭くんや加治さんがムードメーカーになって現場をまとめてくれていたので、僕はみんなに甘えていました(笑)。全員でひとつのものを作り上げるぞ!という作品だったので、誰かが先頭に立ってというよりは、キャストもスタッフも一列に並んで、一緒に前に進んでいる感じでしたね。

理想の親子像を疑似体験できた

――そういう姿はラストのランウェイのシーンとも重なりますね。 【瀬戸】 ランウェイのシーンはどれも一発撮りだったんです。ひとりが間違うと当然撮り直し。なので、みんな相当なプレッシャーのなかで演じていました。ドキュメンタリーチックな画になっていると思います。しかも3Dカメラで撮っているので、臨場感もすごい!ファッションショーに登場する洋服も一点一点が手作りなので、ステージの臨場感はもちろん、奇抜なファッションも楽しんでほしいですね。

――ほかに印象に残っている撮影エピソードはありますか? 【瀬戸】 夏場の撮影だったので、あの暑さは過酷でしたね。ランウェイを歩くシーンでは、分厚いアウター、デニム、厚手のスカートという格好で、倒れるかと思いました。でも、ラッキーなことに僕はもともと顔に汗をかかないタイプで、メイクさんから「ありがとう」って言われるんです。圭くんや加治さんは、すぐに汗ダクになるので大変だったみたいですけど(笑)。

――気に入っているシーンは? 【瀬戸】 田辺誠一さんが演じるビートの父親が、ビートに服を作ってくれるシーンですね。なぜそのシーンが好きかというと、僕の理想の親子像が、まさに溝呂木ファミリーなんです。僕自身は親父と仲が良かったので、息子に対して干渉したいんだけど干渉できずにいる親父というか、父親と息子の確執っていうんですか?そういう親子関係に憧れがあって。この映画で疑似体験させてもらいました。確執があっても心のどこかで繋がっている、そこがこの親子のいいところなんですよね。

――ファッションを通じて描かれる人間関係もみどころですよね。 【瀬戸】 そうなんです。ファッションショーのシーンはやっぱりこの映画ならでは。若者のパワーがものすごく出ています。その一方で、恋愛、友情、家族の絆も描かれていて……現代は人とのつながり、家族とのつながりが薄いように思えるけれど、この作品ではそこが色濃く描かれているんです。人間はひとりで生きていけない、誰かの助けがあって成長して、また自分が誰かの手助けになっている。人情とか、忘れかけていたものを思い出させてくれる映画なので、ぜひ人とのつながりを観て欲しいですね。

――10月15日からはD-BOYSの主演をつとめる舞台『検察側の証人』が控えていますが、初のミステリー作品、意気込みは? 【瀬戸】 アガサ・クリスティーの傑作法廷ミステリーをやらせてもらいます。弁護士役です!ミステリー作品で演じるのもミステリー小説を読んだのも初めてなんですが、すっかりミステリーのおもしろさ──人間心理の奥深さ、騙し騙される感じにはまってしまって。役者という仕事も演じることで、ある意味人を騙している職業なので、『検察側の証人』を通じていろいろと勉強できるんじゃないかなと楽しみなんです。びっくりするラストが用意されているので、原作を読んでいない人は、そのまま原作を読まずに観に来て下さい!

次のページへ⇒【映画がプライベートに影響!?】 (文:新谷里映)

ランウェイ☆ビート

瀬戸康史|ランウェイ☆ビート

ストーリー:
 高校2年の塚本芽衣(メイ)は、ひとりの転校生と出会う。彼は溝呂木美糸(ビート)。転入早々、女王様気取りの超人気モデル・立花美姫(ミキティ)の犬田悟(ワンダ)へのいじめに遭遇したビートは、落ち込むワンダに宣言する「お前をクラスで一番カッコいい男にする!」。

 翌日学校に現れたワンダはクラス全員が目を見張る大変身を遂げる。「信じれば、自分は変われる」ビートの言葉によりクラス全員で文化祭のファッションショーに取り組むことに。周りを引っ張って突き進むビートに次第に惹かれていくメイ。

 今よりもっと輝ける新しい自分と夢(ランウェイ)に向かってみんなが変わり始めていた。そんななか、学校が廃校になるという事実が発覚!さらに、ビートに有名ブランドのデザイン盗作疑惑がかけられ、ついに5人の心もバラバラになってしまう……。

監督:大谷健太郎
出演:瀬戸康史 桜庭ななみ 桐谷美玲 IMALU 田中圭

9月2日[3D]BD&DVD 発売
『ランウェイ☆ビート』Blu-ray/DVDオフィシャルサイト

RELEASE

ランウェイ☆ビート【Blu-ray・オートクチュール版】 ランウェイ☆ビート
【Blu-ray・オートクチュール版】

発売日:2011/09/02[Blu-ray]
価格:\6,090(税込)
TBS 品番:ASBD-1023
Blu-ray(3D本編+劇場版予告&スポット集)+特典DVD<2枚組>
※フレイムシーケンシャル方式(2D互換あり)
<封入特典>特製ブックレット
TBS ishopで購入

ランウェイ☆ビート【DVD・プレタポルテ版】 ランウェイ☆ビート
【DVD・プレタポルテ版】

発売日:2011/09/02[DVD]
価格:\4,935(税込)
TBS 品番:ASBY-4875
DVD(2D本編+劇場版予告&スポット集)+特典DVD<2枚組>
<封入特典>特製ブックレット
このDVDについて語ろう!
TBS ishopで購入

ランウェイ☆ビート【DVD・スタンダード版】 ランウェイ☆ビート
【DVD・スタンダード版】

発売日:2011/09/02[DVD]
価格:\3,990(税込)
TBS 品番:ASBY-4874
DVD(2D本編+劇場版予告&スポット集)
TBS ishopで購入

※TBSストア(赤坂店、東京店)、TBS ishop購入者限定特典
 主演・瀬戸康史直筆サイン入り『ランウェイ☆ビート』
 オフショット写真プレゼント!
詳細はこちらへ

INFORMATION

D-BOYS STAGE 9th『検察側の証人〜麻布広尾町殺人事件〜』

D-BOYS STAGE 9th
『検察側の証人〜麻布広尾町殺人事件〜』

 5年目を迎える若手俳優集団『D-BOYS』による舞台・D-BOYS STAGE。この秋はアガサ・クリスティーの傑作法廷ミステリー『検察側の証人』を大胆に日本の昭和に設定を置き換え、多彩な実力派メンバーで上演する。

 昭和初期の日本を舞台に、2人の新人弁護士が奮闘する成長ストーリー。そして、予測不能な展開に驚愕の結末が!演出に鈴木裕美を迎えてお届けする、D-BOYS STAGE初の本格ミステリー。

出演:瀬戸康史 五十嵐隼士 柳下大 荒木宏文 ほか
演出:鈴木裕美

日程: [東京]10月15日(土)〜23日(日)青山劇場
     [大阪]11月3日(木祝)〜6日(日)イオン化粧品シアターBRAVA!

D-BOYS STAGE:

PROFILE

瀬戸康史
1988年5月18日生まれ、福岡県出身。A型。
人気俳優集団D-BOYSのメンバー。ミュージカル『テニスの王子様』で菊丸英二役に抜擢され、注目を集める。その後、『仮面ライダーキバ』やドラマ『恋空』で主演を務め人気が高まり、映画やテレビ、舞台などで幅広く活躍中。
2010年12月、D-BOYSメンバーによるユニット・D☆DATEとしてCDデビュー。
2011年10〜11月、D-BOYS STAGE 9th『検察側の証人〜麻布広尾町殺人事件〜』を東京、大阪で開催。

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PICKUP

■桜庭ななみ×桐谷美玲「ランウェイ☆ビート」インタビュー
 『悩める若者たちの青春に共感!! 男性のタイプは違うけど!?』(2011/03/16)

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