三谷幸喜監督がスタ☆ブロ・ブロガーからの質問に答える!
映画監督を目指す学生から2才の男の子(の親?)まで、多彩な質問が飛び出し、三谷監督も思わず苦笑い!でも、しっかりとたっぷり答えていただきました。
[聞いてみたいこと]
映画監督を目指しています。映画を観ることぐらいしか今映画について勉強できることがありません。そこで、知識も何もない僕が、映画を観るときに何に注目して観たらいいのかアドバイスをいただけませんか?
[本山航大/18才/男性]
[三谷監督の答え]
僕は映画監督としての勉強をしていなかったので、初めて映画を撮ったときは、イメージは沸くんですが、そのためにはどういうカット割りでどう撮ったらいいかとかがわからなくて、愕然としたんです。そこから映画の勉強をちゃんとしようと思いました。それまでは、脚本家の目線でしか観ていなかったんですね。
映画を作り始めて、映画監督としての目線で映画を観るようになってからは、(スティーブン・)スピルバーグが言っていたことを実践しているんですけど、家で映画を観るときは音を消しています。そうするとストーリーがとっぱらわれて、映像だけの強さが見えてきていろいろなことがわかってきます。勉強しようと思っていても、音があるとつい映画に見入ってしまって、気がつくと終わってしまっていたり(笑)。音を消して映画を観ると違うものが観えてきます。
[聞いてみたいこと]
御両親のどんな子育て方法の影響により、脚本家の才能の種が植えられたと感じていますか?ご自身が2才の頃どんな子どもだと聞いていたか興味があります。
[taikan/2才/男の子]
[三谷監督の答え]
親の影響かはわからないんですけど、一人っ子だったので一人遊びが好きで、『トイ・ストーリー』の主人公・アンディとまったく同じような生活をしていました。人形だけでいつも遊んでいたんですよ。小学校に入る前くらいで、たくさん人形をもっていたのでそれでキャラクター設定やストーリーを作って、テーブルのうえでお芝居をしていました。それがたぶん自分の原点です。
2才のころは頭がでかかったといわれていたかな(笑)。生まれたときは、髪の毛がふさふさで、なにが出てきたのかと皆ビックリしたという話を聞いたことがあります。5才くらいになると、自分の家の塀に上って前の道を通る人をみていたり……、母にも言われましたが変な子だったんです(笑)。
[聞いてみたいこと]
期間限定のとびちゃん(愛犬)に語りかけるツイッターがとてもおもしろく、毎日楽しみにしています。最近のとびちゃんにまつわるエピソードがあったら教えて下さい☆[みはる/27才/女性]
[三谷監督の答え]
トビは来年12才になるんですけど、相当おじいちゃんですね。髭が白くなってきて、モーガン・フリーマンに似てカッコいいかなって思っているんです(笑)。以前は猫がいて一緒に寝たりしていたんですけど、いなくなってからは彼だけなのでさびしいのかなと思ったら、あまりそんなふうに見えないんですね。僕の愛情が彼だけに投げかけられるので、逆にうれしそうな感じです。
[聞いてみたいこと]
三谷さんは、ご自分をカッコよく見せたいんですか?それともおもしろく見せたいんですか?[コロ/27才/女性]
[三谷監督の答え]
どういうことなんだろう(笑)?自分をどう見せたいかなんて考えたことはないです。ましてやカッコよくなんて……。カッコよく見せようとしているようにみえるってことなんですかね。映画の宣伝などでバラエティ番組に出演するときは、本来そういうのに出るタイプではないので、つらいんですよ。でも、イヤイヤ引っ張り出されているようにみえたらスタッフのみなさんに失礼だし、視聴者のみなさんにも申し訳ないので、出るからには楽しんでいただこう、自分も楽しもうという気持ちをもって一生懸命になっているんですけど。そういう部分では、おもしろく見られたいという気持ちがあるということでしょうか。痛々しく見えていませんか(笑)?
[聞いてみたいこと]
何をどのようにしたら三谷監督の映画に出させていただけますか?[miyu☆/24才/女性]
[三谷監督の答え]
これは難しい質問ですね(笑)。僕は自分が観ていいなと思った人に声をかけるんですよね。バラエティ番組で共演させていただいてファンになって、映画に出演していただいた方もいます。なので、映像でも舞台でもなんでもいいんですけど、まずなにかやっていただいて、それをたまたま僕が観る機会があって、かついいなと思ったらお願いすると思います。なかなか険しい道かもしれませんが……。