(C)POT(冨樫義博)1998年-2011年
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――潘めぐみさんの声優デビュー作に、実母の恵子さんが“育ての母”役として共演されますが、親子共演はいかがですか?
【潘恵子】 やっぱりイヤですよね〜(笑)。
【潘めぐみ】 私もイヤでした!(笑)
――お2人揃って最初はイヤだった(笑)。親子だとやり辛い部分はありますよね。
【恵子】 娘の前で自分がトチッちゃいけないから余計なプレッシャーがあったかな(笑)。
【めぐみ】 私も気恥ずかしさよりもプレッシャーの方が強かったです。(母との)掛け合いのときは横からのプレッシャーで、1人でのアフレコ中も共演者として母がスタジオの後ろで座っているのでプレッシャーでした(笑)。1話目のアフレコは本当に緊張しました。
――気持ちを休めるヒマがない(笑)。
【恵子】 私もちょっと可哀想だなって思ったんですよ。だって今回の現場は、私の育ての親の内海賢二さんや来宮良子もいらして、私も緊張しましたし(笑)。彼女にとっては雲の上の方々だったと思うので、大変だったろうなと思います。アフレコが終わった後に「めぐみちゃん、この中でよく頑張ったね」って先輩方が娘に声をかけてくださったのが、ありがたかったですね。
【めぐみ】 本当に雲の上の方ばかりでした! そんな経験が出来たので、2話目以降はイキイキとやらせて頂きました(笑)。
【恵子】 実は、当初今回の役をお断りしようと思っていたんですよ。でも、役者としてオファーを頂いた仕事に対して、個人的なことは理由にならないかなと思って(笑)。
――そこは親子の関係は置いといて……。
【恵子】 そうそう(笑)。でもやっぱり、娘と一緒に仕事をするというのは不思議な気持ちでしたね。
【めぐみ】 私も不思議でした。
【恵子】 本領発揮できなかったです(笑)。
【めぐみ】 言い訳です。言い訳。
【恵子】 ちがうわよー!
――取材中にケンカしないで下さい(笑)。めぐみさんは元々声優の仕事をしてみたいという想いはあったんですか?
【めぐみ】 やはり小さい頃から母を見ていたので、いつかは声優をやってみたいとは思っていました。でも、やりたいとはなかなか言い出せなかったですね。大学に入ってからだと思います。オーディション雑誌を自分で買って色々と応募したり……。
――恵子さんは、めぐみさんが声優の仕事をやることに抵抗はあったんですか?
【恵子】 正直言うと、最初はありましたね。絶対難しいから止めておいた方がいいよって(笑)。今でも、声優は小学生とかの間では「なりたい職業No1」になっているらしいですけど、凄く難しい仕事ですからねぇ(しみじみ)。
――恵子さんが言うと説得力があります。
【恵子】 普段の生活の中でも役者であることを忘れてはいけないんです。豊かに暮らしていく事が大事だと思います。
――なるほど、生活と直結しているんですね。恵子さんはめぐみさんを声優としての仕事場に連れて行ったりはしていたんですか?
【恵子】 いえ。私は彼女を現場に連れて行ったことは一度も無かったですね。声優仲間とのお食事会には小さい頃からよく連れて行っていたけど。食事作るのが面倒だから(笑)。でも、そういう場所で彼女は声優というものに触れていたんでしょうね。
【めぐみ】 声優という職業を小さいときから認識はしていたと思います。家で一緒にいるときに、テレビから母の声が流れてきた時は、「お母さんは今、一緒にいるから、この番組は録音してあるんだな……」と思う子供でした(笑)。
――ある意味、“多重放送”みたいですもんね。
【めぐみ】 そうなんです(笑)。台所から「ちょっとコレ持っていって〜」という声が聞こえてくるんですけど、テレビからも母の声が聞こえてきて。「あれ? どっちがどっち!?」となっていました。
【恵子】 アニメをアニメとして観てはいなかったかも。ちょっと可哀想だったかな(笑)。