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日本だけでなく海外でも広く活躍する名優・渡辺謙が
ハリウッド超大作『インセプション』でレオナルド・ディカプリオと初共演!!
世界が注目するふたりがインタビューに登場!!
共演エピソードや俳優業への想いを語る。
── CM、テレビドラマ、映画と幅広く活躍されていますが、ご自身のなかでのお仕事の優先順位はあるのですか?
【渡辺】 スケジュールですね。とくにどこの場をメインにしたいということではなく、これをやったらあれをやってと、今やるべき物を優先します。その作品に対しての価値基準が高い低
いということはまったく関係ないです。
── ハリウッドと日本で活躍されているなかで、そのバランスも考えていますか?
【渡辺】 あまり考えていないですね。自分がその仕事をおもしろがれるか、それがスケジュールとしてできるか、というなかで判断しています。ハリウッドのあとは日本に戻ってなにかをしたい、しなければいけない、なんて考えてもその通りになんかならないし。ただ、平均していくと、結果的にこれまでバランスは取れているかな、という気はします。
── 俳優としてお仕事をされるときに、ハリウッドと日本の一番大きな違いは何ですか?
【渡辺】 ハリウッド映画と日本映画という括りがありません。映画というのは、1本1本すべて違いますから。いろいろな作品、現場があるなかで、自分がもっているスタイルや志向性
のようなものと、そのすべてをどうすり合わせていくか。それは、ハリウッドだから、日本だからということではありません。今回出演した『インセプション』にしても、現在、ハリウッドでも
こんなタイプ、スケールの作品は稀ですから、これまでとはまったく違うアプローチ、準備の仕方をしていかなければいけなかった。
── 『明日の記憶』(2005年)では、主演だけでなくエグゼクティブ・プロデューサーとしても作品に携わっていますがが、今後の監督、プロデューサー業への志向は?
【渡辺】 キャリアを積んでしまうと、その作品に対して自分が何をできるか、という幅が少しずつ広がっていきます。そうなると、その作品がよくなるためには何でもやりたいと思うわけです。プロデューサー的な感覚でものをいったりはできるかもしれません。ただ監督という立場となると、自分の血や肉をそぎながら吐き出して作り上げていく、そういう題材でないとやっちゃいけないんだと最近、思っています。そういう作品との出会いがあるかです。そうなったら、だれの意見も聞かずに突っ走るでしょうね(笑)。
── 今の10代に対して思うこと、メッセージをいただけますか。
【渡辺】 とにかくいろいろなものを観て欲しい。映画に限らず、舞台や音楽ライブ、画でも風景でもいいし。興味のあることだけではなく、自分の知らないことをとにかく目にして耳にして体感してほしい。メディアやインターネットからの知識だけですべて理解したと思わないで、いろいろなものが世の中にはあるんだということを知ってほしい。そのうえで、本当に自分が好きなものの世界観が見えてくると思うので。YouTubeだけじゃなくて、体感してください(笑)。
── ちなみに、気分転換をするときにやることはありますか?
【渡辺】 撮影は非日常的なことが多いので、日常生活をすることですね。料理、洗濯、掃除をしたりしていると、自分を取り戻せる時間になります。(家事もよくされるんですか?)家族は日本にいますので、仕事でアメリカに居るときは単身赴任です。自分のことは自分でちゃんと(笑)。
[スタイリスト:馬場順子/ヘアメイク:筒井智美(PSYCHE)]
ストーリー:
ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人の潜在意識の奥底まで潜り込み、アイディアを盗み出すという、危険極まりない犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリスト。
コブが備えもつ類稀な才能はこの業界でトップレベルであり、裏切りに満ちた企業スパイの世界において引っ張りだこの存在となっていた。だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまう。
そんな彼に絶好のチャンスが訪れる。
あるミッションを果たすことさえできれば、かつての幸せな人生を取り戻せるかもしれないのだ。だがその任務はほぼ不可能に近い「インセプション」と呼ばれるものだった。
監督:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ
エレン・ペイジ
渡辺謙
マリオン・コティヤール
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
2010年7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
(C)2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
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