ORICON STYLE

2010年03月24日

舞台に立ちたいと思ったきっかけは、藤原竜也主演の『身毒丸』

藤原竜也

――お2人の共演は随分久々とのことですが。 【藤原】 そうですね。でも、よくプライベートで会ってはいるよね?
【勝地】 そうですね。久々の共演とはいえ、映画『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』(2003年公開)ではガッツリ2人で芝居をするということはなかったんです。なので、今回、佐々木小次郎として、藤原さん演じる宮本武蔵とお芝居の中で戦えることはすごく光栄ですし、何より一緒に藤原さんと芝居ができることが楽しみです。

――本当の意味で、今回お芝居を通してぶつかりあうことができる、と。改めてお互いが感じる役者としてのイメージ、魅力とは? 【藤原】 こればかりはやってみないとわからないですからね。稽古場で感じる、ひとつの作品を乗り越えることによって、生まれていくものがあるでしょうし。正直、まだ稽古前なので、なんともいえないんですが・・・。ただ勝地君も若い時から厳しい環境で揉まれながらやっているというイメージがありました。もちろん今回出演している俳優のみなさんそうですが、ダラダラ仕事をやってない人ですし、1つひとつに対してしっかりしているな、と。
【勝地】 実は僕が初めて観た舞台が藤原さんが主演されていた『身毒丸』だったんです。

勝地涼

――それはすごい偶然ですね。しかも、演出は今作と同じく蜷川幸雄氏ですし。 【勝地】 それを観たときに、自分も舞台に立ちたいって思えたんです。実際に稽古場も見させていただいたこともあるんですけど、藤原さんは僕にとってずっと憧れの存在といいますか。蜷川さんや他の役者さんも含め、その中の一員に僕自身が加われることがすごくうれしいですし、ワクワクします。

やるからには前回以上により良いものを作りたい

藤原竜也

――今回は前作の再演ということもあり、ほとんどのキャストが同じなか、勝地さんは新たにこの作品に参加されますね。そういった部分でのプレッシャーみたいなものはありますか? 【勝地】 最初はすごく感じました。前回の『ムサシ』を観た方に比べられるのではないか、前作のほうがよかったと言われてしまったらどうしよう・・・とネガティブに考えていたところがあったんですが、今はそんなこと考えていてもしょうがないな、と。せっかくやらせていただけるわけですし、蜷川さんがまた新しいものを作ろうという考えの中、僕に声をかけてくださったわけですから、まったく違うものとして、自分なりに『ムサシ』での小次郎を演じたいなと思います。

勝地涼

――藤原さんはある種、受け入れる側の立場ですが。勝地さんという新たな風が吹くことで、前回とはまた違った捉え方ができるのではないか、と。 【藤原】 間違いなくそれはありますね。やるからには前回以上により良いものを作っていきたいです。でも、自分の中では再演という形ではなく、前作は過去のものとして、今このカンパニーで、同じ舞台に立ち、スタートラインに立ち、力を合わせながら、新たな一歩を全員で踏み出していけたらと思います。

(写真:草刈雅之)
(文:星野彩乃)
(藤原竜也 ヘアメイク:小林 新[高橋事務所]/スタイリスト:赤塚修二[メイキャップルーム])
(勝地涼 ヘアメイク:阿井真理/スタイリスト:小口あづさ[nanan])
(勝地涼 衣装協力:RUPERT/HAMNETT/DEAL DESIGN)

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舞台『ムサシ』ロンドン・NYバージョン

【STORY】
 慶長十七年(一六一二)陰暦四月十三日正午。豊前国小倉沖の舟島。真昼の太陽が照り付けるなか、宮本武蔵(藤原竜也)と佐々木小次郎(勝地涼)が、たがいにきびしく睨み合っている。小次郎は愛刀「物干し竿」を抜き放ち、武蔵は背に隠した木刀を深く構える。武蔵が不意に声を上げる。「この勝負、おぬしの負けと決まった」。約束の刻限から半日近くも待たされた小次郎の苛立ちは、すでに頂点に達していた。小次郎が動き、勝負は一撃で決まった。勝ったのは武蔵。検死役の藩医に「お手当を!」と叫び、疾風のごとく舟島を立ち去る武蔵。佐々木小次郎の「厳流」をとって、後に「巌流島の決闘」と呼ばれることになる世紀の大一番は、こうして一瞬のうちに終わり、そして・…物語はここから始まる。

公演期間:2010年5月15日〜2010年6月10日
会場:彩の国さいたま芸術劇場(埼玉・与野本町)
チケット:S席 \10,500/A席 \8,500

【CAST&STAFF】
作:井上ひさし(吉川英治「宮本武蔵」より)
演出:蜷川幸雄
音楽:宮川彬良
CAST: 藤原竜也勝地涼鈴木杏六平直政吉田鋼太郎白石加代子 ほか

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藤原竜也 プロフィール

【藤原竜也 プロフィール】
【生年月日】1982年5月15日
【出身地】埼玉県
【血液型】A型
【身長】178cm

1997年、蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』の主役オーディションでグランプリを獲得後、『身毒丸 ファイナル』『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『天保十二年のシェィクスピア』『ムサシ』など、蜷川幸雄演出の舞台に出演
2004年、NHK大河ドラマ『新選組!』で沖田総司役を好演。
2007年には、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのグレゴリー・ドーラン演出の舞台『ヴェニスの商人』に出演。
映画では、『バトル・ロワイアル』 『バトル・ロワイアルII』 『デスノート』 『デスノート the Last name』 『カイジ 〜人生逆転ゲーム〜』など、話題作に出演。
また、『ゴールデン・アロー賞』『ブルーリボン賞』『エランドール賞』『日本アカデミー賞』などで、数多くの賞を受賞。
2010年2月20日より公開した主演映画『パレード』、5月15日より公演の舞台『ムサシ』ロンドン・NYバージョンに出演。

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勝地涼 プロフィール

【勝地涼 プロフィール】
【生年月日】1986年8月20日
【出身地】東京都
【血液型】AB型
【身長】174cm

2006年、『第29回日本アカデミー賞』で新人俳優賞を受賞(2005年公開の映画『亡国のイージス』にて)。
2008年、NHK大河ドラマ『篤姫』でジョン万次郎役を好演。
映画では、『リリイ・シュシュのすべて』 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 『少年メリケンサック』 『カフーを待ちわびて』などに出演。
ドラマでは、『東京DOGS』(フジテレビ系)『四つの嘘』(テレビ朝日)『キャットストリート』(NHK)などに出演。
舞台では、蜷川幸雄演出の『カリギュラ』のほか、『犬顔家の一族の陰謀』『蜉蝣峠』などに出演。
2010年5月15日より公演の舞台『ムサシ』ロンドン・NYバージョン、7月17日より公開の映画『シュアリー・サムデイ』に出演。

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