ORICON STYLE

2010年03月03日
松田翔太 Special Interview
厳しい撮影を乗り切った“必勝法”
スピード感あふれるスリリングな展開が人気を呼んだ、あの人気ドラマの最終決戦『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』がいよいよスクリーンに登場する。恐怖のゲームに再び挑む、主演の松田翔太が厳しい撮影で見出した“必勝法”とは!?戸田恵梨香とのオフステージも語る。
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――深夜ドラマ枠で放送された『シーズン1』は高視聴率を記録しましたが、映画化が決定したときは?
【松田】
 『シーズン2』の制作が決まる前に松山(博昭)監督と個人的に食事をしたりしていて、2人とも映画化したいという気持ちがあったんですよ。よくそういう話をしていたので、「やはり」と。また『ライアーゲーム』の世界に戻れる、この世界を再び味わえるというよろこびが大きかったですね。

――続編などで、同じ役を演じるのは好きではないと聞いたことがありますが……。
【松田】
 そのときの役というのは、その状況での瞬発力があるし、それが完成品だったりして、2度とできないこともあるんですよ。だから……、好きではないというか、それをマネするカタチになってしまうことはいやだなと思っているだけです。

――今回の『シーズン2』でもその気持ちはありました?
【松田】
 常にありましたね。「断言する」「必勝法がある」とかのキメゼリフは、テストを含めたら1000回くらい言っているんですよ。それを思うと、ニュアンスを変えて言ってみようか、それともストレートにしようかとか、必要のない邪念が入ってきたりするんです。そういう部分が大変でした。でも、ライアーゲーム・ファンの方々の応援をいただいていたので、苦にはなりませんでした(笑)。

――『シーズン2』のテレビドラマより、映画版の撮影が先だったそうですね。2年ぶりに秋山深一を演じるにあたっては?
【松田】
 前作のDVDを観てセリフまわしを確認しました。でも、観ているうちにすぐに秋山の感覚がよみがえってきましたね。それから今回の台本を読み込むという感じでクランクインに備えました。

――前作のヒットで、松田さんと秋山の人物像をリンクしてイメージするファンも多いんじゃないですか?
【松田】
 そうですね。でも、それはすごくうれしいことです。そういうふうに秋山だと思っていただけるのは、演じるものとして一番ありがたいことなんで。

――撮影は、真夏のスタジオ内に巨大セットを組み立てて行われましたが、厳しい暑さのなかで一番大変だったことは?
【松田】
 カツラですね(笑)。セットが、風が通らなくてクーラーも効かず、ホントに暑くてきつかったです。普通にしていても暑いのに、真冬に使う毛糸の帽子をかぶっているようなものなので。それに、セリフの量が膨大なので、頭を使うと暑くてぼ〜っとしてきちゃうんですよ。

――(笑)カツラですか……。ほかのキャストのかたも?
【松田】
 基本的にカツラの人は多かったですね。みなさんつらそうでしたよ。(鈴木)浩介さん(福永ユウジ役)は、カットがかかるたびにマッシュルーム・カットのカツラを外していましたし……。実は、僕のカツラだけ固定できるタイプだったので、カツラのなかに氷のうを入れていたんです。あれがなかったら、秋山のあの冷静な顔はできなかったです(笑)。

――(笑)セリフも多いですし。
【松田】
 そうなんですよね。僕は基本的に全員のセリフを読んで、ゲームに関わる言葉の矛盾をチェックしたり、相手の言葉を拾っておいて、勝負のなかで逆襲するときに使ったりしていましたから、その負荷は大きかったですね。

――完成した作品をご覧になって満足度はどのくらい?
【松田】
 う〜ん、秘密にしておきましょうか(笑)。でも、映画館のスクリーンで観る方々が、ゲームを理解して展開を追いかけるのに、いっぱいいっぱいにならないかなと心配していたんですけど、スピード感がありつつ、わかりやすくてテンポもよくて。すごく観やすいかなと思いました。音楽も効果的に使われていますし。

――ラストは、新たな展開への含みをもたせつつ、心あたたまるちょっと意外なシーンですね。
【松田】
 でも正直、あの中身のことを忘れていませんでした?「あれ、なんだっけ?……あのシーンのあれか」みたいな(笑)。

――たしかに。そういう感じもちょっと……。でも、ライアーゲーム・ファンはこの続きを期待するかもしれませんが。
【松田】
 いや〜、そうですか。それがあれば大変ありがたいことで、がんばりたいです。今度はカツラじゃなくて、地毛でやりたいです(笑)。

(写真:原田宗孝)

松田翔太
1985年9月10日生まれ。
東京都出身。
A型。
テレビドラマ出演などを経て、2006年に『陽気なギャングが地球を回す』に出演し、映画デビュー。主な主演映画は、『ワルボロ』(2007年)『イキガミ』(2008年)など。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が2010年6月12日公開。

ストーリー:
ライアーゲーム決勝戦は、準決勝までを勝ち上がってきた精鋭たちによって争われる。ゲームの名前は“エデンの園ゲーム”。優勝賞金は“50億円”。ゲームのテーマは“信じあう心”。決勝戦はプレイヤー全員が互いを信頼すれば、容易にしかも確実に大金が手に入るという。しかし、決勝進出者の中には、最強の刺客“プレイヤーX”が姿を潜めていた……。百戦錬磨のプレイヤーたちが他人を信じることなど出来るのか?プレイヤーXの正体は?最後に勝利するものは?ライアーゲーム開催の真の目的とは?
監督:松山博昭
出演:戸田恵梨香 松田翔太 田辺誠一 鈴木浩介 荒川良々ほか
2010年3月6日(土)より全国東宝系ロードショー
(C)2010フジテレビジョン/集英社/東宝/FNS27社

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