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第6回:仲里依紗(矢部美香)
恥ずかしかった!? 事情ありの恋人役!!

『BRAVE HEARTS 海猿』から新たな『海猿』メンバーとして参加するのは、吉岡(佐藤隆太)の恋人・美香役の仲里依紗。吉岡を夢中にさせる可愛らしさ、キャビンアテンダントの任務に奔走する強さをあわせもった魅力的なキャラクターを演じている。そんな彼女が照れまくったというシーンとは?女性目線で語る勇気ある行動とは?

[「海猿」新メンバーとして]佐藤隆太と恥ずかしい再会!?

 長年続いている『海猿』チームに加わることは、とても大きなプレッシャーでした。しかも、いただいた美香という役は物語のキーとなる役どころ。なので、私が入り込んで大丈夫なのかな?という不安はありました。でも、現場に入ったら楽しくて!伊藤(英明)さんや佐藤(隆太)さんが盛り上げてくれていましたね。(10年という)長い期間続けているみなさんのチームワークの良さにずいぶんと助けてもらいました。

 ただ、佐藤さんとは『ガチボーイ』で兄妹役として共演しているので、今回の恋人役というのはなんだか恥ずかしくて(笑)。オファーをいただいたとき、恋人役と聞いて「えっ!」と思ったんです。私のなかで佐藤さんはお兄ちゃんとしてのイメージが大きかったので……。一番照れくさかったのは、ラスト近くで美香が吉岡くんにある告白をするシーン。撮影スケジュールの都合上、佐藤さんとの最初の撮影がそのシーンだったんですが、あれは特別に恥ずかしかったです(笑)。

[託された恋愛ストーリー]美香が惚れた かわいらしさと男らしさ

 私の演じた美香は、真面目で仕事熱心で、ものすごくいい娘。吉岡くんを尻に敷いている感じもいいなって思いました(笑)。ふたりは、遠距離を経てようやく近くで暮らせるようになって、一見幸せそうに見えるんですが、美香にはある事情があって、いま一歩踏み出せずにいる、自分をさらけ出せずにいる、そういうもどかしさがあるんですよね。ただ、そういうもどかしさはどんなカップルにもあることなので、自然に演じられたと思います。

 吉岡くんの素敵なところは、やっぱり憎めないかわいらしさですね。無邪気で、一生懸命で、それでいて男らしさもある。私的にはけっこうモテ男だと思っています。かっこいいなぁと思ったのは、飛行機内に閉じ込められた美香を助けに来てくれたシーン。かわいいなぁと思ったのは、仙崎さんとお風呂でシャワーを浴びながら恋愛について相談しているシーン(笑)。あのシーンはよかったですね。

[「海猿」現場を経験して]一生懸命ということのすばらしさ

 『海猿』の現場を経験して思ったのは、がんばっている人は男でも女でもかっこいいということですね。一生懸命やっていて恥ずかしいことなんて何もないし、恥ずかしがってやる方が恥ずかしいんだなと。一生懸命ということのすばらしさを再確認させられた現場でもありました。

 たとえば、吉岡くんが助けに来てくれるまでのシーンは、日に日にセットの飛行機の傾斜が大きくなっていくんです。最終的にはすべり台みたいに斜めの状態での撮影になって。私たち俳優陣以上に、照明さん、カメラマンさん……スタッフの方たちはあの急な傾斜のなかずっとそこにいなくてはならない。本当に過酷な現場だったと思います。そういうスタッフの姿を見ているからこそ、演じる側として「いい演技をしなければ」と思うんですよね。どんなことにも勇気を持って挑戦することを『海猿』が教えてくれました。

[BRAVE HEARTS]女性として感じた環菜の生き方

 私は、妊婦さんの役をやったことがあって、加藤あいさんの演じる環菜さんにBRAVE HEARTS(勇姿)を感じたというか、彼女の姿にいろいろな想いを重ねてしまったんです。子どもがいて、お腹にも赤ちゃんがいて、旦那さん(仙崎大輔)は危険な現場にいる。そういう状況がもし自分にふりかかったら、やっぱり行かないでほしいと思ってしまうなって……。でも、環菜さんはいつも彼を見守っている。それはとても勇気のいることだと思いました。

 見守る側にも勇気がいるんじゃないかなと。もちろん、危険に挑んでいく仙崎さんや吉岡くんをはじめとする海猿たちもやっぱり勇者であることは間違いなくて。完成した映画を観て、あのものすごいリアルな映像に圧倒され、『海猿』ファンがいつも続編を待ち望んでいる理由が分かった気がしました。そして、エンドロールで流れる、みんながカチンコを持って映っているいろいろな場面からは、チームワークの良さ、スタッフの愛が伝わってきました。

[ちょこっと夏トーク!!]夏らしい写真を撮りに行きたい!

 今写真にはまっていて、この夏はのんびり過ごしながら夏らしい写真を撮りに行けたらいいな〜と思っています。最近、撮影で沖縄に行く機会が多かったんですが、沖縄って東京と比べると木々の緑の色が濃いんです。花の色も赤、黄色、ピンク……いろいろな色があって、しかも鮮やか!そういう自然の風景を撮ってみたい。本格的なカメラを使っているわけではなくて、携帯で撮った写真を(アプリなどで)加工したりするのが楽しいんです。時間のあるときは一日中いじってます。あと、写真集を見るのも好きで、気に入った写真集を見つけては買い集めています。はまるとトコトンお金をつぎ込むタイプなので気を付けないと(笑)。

(文:新谷里映/写真:片山よしお)

(メイク:宮澤譲/スタイリスト:鷲頭マコト)

PROFILE

仲里依紗 1989年10月18日生まれ。長崎県出身。
2006年、女優デビュー。声優を務めたアニメ映画『時をかける少女』で脚光を浴びる。主な出演作に『純喫茶磯辺』(2008年)実写版『時をかける少女』『ゼブラーマン −ゼブラシティの逆襲−』(2010年)『モテキ』『ハラがコレなんで』(2011年)などがある。2012年8月28日より主演ドラマ『つるかめ助産院〜南の島から〜』(NHK)がスタート。

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BACKNUMBER

■第7回:佐藤隆太(吉岡哲也) 『僕を突き動かしてくれる原動力』(最終回)
■第6回:仲里依紗(矢部美香) 『恥ずかしかった!? 事情ありの恋人役!!』
■第5回:伊藤英明(仙崎大輔) 『10年続けたから描けた 家族の絆と勇者の成長』
■第4回:加藤あい(仙崎環菜) 『大人げなかったリアルな夫婦バトル!?』
■第3回:三浦翔平(服部拓也) 『ほかでは体感できない勇者たちの空気』
■第2回:羽住英一郎監督 『4作目の挑戦!いつもの直球勝負で感動のゴールへ』
■第1回:臼井裕詞チーフプロデューサー 『興行成績以上の大きなプレッシャー』

作品情報

BRAVE HEARTS 海猿

BRAVE HEARTS 海猿  海上保安官・仙崎大輔(伊藤英明)は長年のバディ・吉岡(佐藤隆太)とともに、最高レベルのレスキュー能力を持つ特殊救難隊の一員として海難救助の最前線にいた。そんな彼らの前に、シドニー発羽田行きのジャンボジェット機のエンジンが爆発炎上、東京湾へ海上着水する大事故が発生。しかもその機内には、吉岡の恋人でキャビンアテンダントの美香(仲里依紗)が乗っていた。
 沈没までの残された時間はわずか20分。果たして大輔たちは、乗員乗客346名全員を無事に救出することができるのか!? そしてその先には、誰もが予想だにしていない事態が待ち受けていた……。

チーフプロデューサー:臼井裕詞
監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 仲里依紗 三浦翔平 平山浩行 伊原剛志 時任三郎

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