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【upcoming】8/7付週間CDランキング、『コンフィデンス』編集部ピックアップ6作

 最新8/7付オリコン週間ランキングから、TOP20位圏内には入らなかったものの、CDセールスやデジタル配信で注目すべきチャートアクションを見せた作品を、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』編集部のメンバー6名が各目線でピックアップ。これから注目すべきアーティスト、話題作の動向を紹介する。

井上苑子「なみだ」/シングル31位

澄んだ瞳と歌声で語りかける、女子高校生のカリスマ
 井上苑子の5thシングル「なみだ」が、週間ランキング31位にランクインした。本作のプロデュースは、SUPER BEAVERの柳沢亮太が手がけた。失恋ソングではあるが、未来へと向かうために葛藤する姿を描いた歌詞は、自身との状況や心情と重ね合わせることができる。女子中高生から高い支持を受ける井上だが、澄んだ声で語りかけるように歌う姿や、MVやライブで見せるあどけない笑顔、天真爛漫な姿は、同世代でなくとも共感が持てる。本作では、少し大人になった姿も感じられ、12月に20歳を迎える井上の今後が楽しみになる1作。

サイダーガール「エバーグリーン」/シングル35位

若者の心動かす“炭酸系サウンド”
 サイダーガールのメジャー1stシングル「エバーグリーン」が、週間ランキング35位に初登場した。バンド名やジャケ写からは女性バンドを想像しがちだが、メンバーは動画サイトを中心に活躍していたYurin(Vo&G)と知(G)、フジムラ(B)による男性3人組。シュワッとはじける炭酸の泡のような爽快感や煌めき、儚さを纏った彼らの音楽は“炭酸系サウンド”と呼ばれ、若者を中心に人気を拡大している。表題曲も疾走感のあるギターロックで、劇的なメロディラインを追うYurinのボーカルが心地よく響いてくる。バンドの“イメージキャラクター”である女優・池間夏海が出演するMVもグッとくる。

ORESAMA「Trip Trip Trip」/シングル69位

80年代風ファンク&ディスコ、イラストとの相乗効果も光る
 ORESAMAはボーカルと作詞担当のぽんと、トラックメーカーの小島英也による2人組で、80年代ディスコをリメイクしたサウンドが特徴。MVではうとまるによるイラストや、ぽんの振付を手がけたELEVENPLAYのNONも、彼らの音楽を表現する重要な存在だ。今年5 月にランティスから再デビューしており、ポップでファンタジックなMVの世界観はアニメとの相性が抜群。今年だけで4月期『アリスと蔵六』、7月期『魔法陣グルグル』のオープニング主題歌に起用されており、すでに海外からも好評。世界的な活躍が期待できそうだ。

H△G「夏の在りか」/シングル88位

ネットシーンからCDへの挑戦、クリエイター音楽ユニット・H△G
 ボーカル・Chihoを中心にしたコンポーザー&クリエイター集団による音楽ユニット・H△G(ハグ)。Chihoの歌声が動画サイトから注目され、ボカロ名曲カバーは30 万再生、オリジナルも50万再生。ネットシーンで確かな実績を築き上げてきている。“永遠の17歳”をコンセプトにクリエイティブワークを駆使してCDリリースに挑んだメジャー第1弾シングル「夏の在りか」は88位。ネット世代のファンをいかに盤に呼び込んでいくか。今作ではスマホを3台ならべて1画面が完成するMVなどの仕掛けがあったが、今後が楽しみなユニット。

Bentham『Re:Wonder』/アルバム62位

メロディーの良さも光るライブバンド
 4ピースバンド・Bentham の1stフルアルバム『Re:Wonder』が、週間ランキング62位に初登場した。12年に結成し、14年にはKEYTALKのオープニングアクトに抜てき。その後も数々のフェスに出演。16年の「ROCK IN JAPAN」ではWING TENTで入場規制。ライブバンドとして経験値を積み上げる一方で、インディー時代から変わらぬ魅力がメロディーセンスの良さ。ライブでウケそうな“踊れる”楽曲でありながら、情景が“観える”楽曲群とも言える。収録曲「Chicago」ではさらに1つステージを上げた感も。詞にドラマ性を与えている。

フォスター・ザ・ピープル『Sacred Hearts Club』/アルバム77位

多彩なジャンルを取り入れた質の高い“踊れるロック”
 11年にリリースした「Pumped Up Kicks」が全米で大ヒットを記録し、一躍世界的なバンドへと駆け上ったフォスター・ザ・ピープルの、3年ぶり3作目のアルバム『Sacred Hearts Club』が、週間ランキング77位にランクインした。現在Spotifyのプレイリストでよく聴かれている「Doing It for the Money」や「I Love My Friends」を筆頭に、多様なジャンルを取り入れた伸び伸びした踊れるロックが展開される。フロントマンのマーク・フォスターが、「喜びを感じる作品にしたかった」と語るように、全編に明るさが散りばめられていて楽しい。
(『コンフィデンス』 17年8月7日号掲載)

提供元: コンフィデンス

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