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日産フェアレディZ NISMO(FR/6MT)【試乗記】


まだまだ現役

1969年の誕生以来、6代にわたり歴史を積み重ねてきた日産伝統のスポーツカー「フェアレディZ」。デビューから間もなく9年を迎える現行モデルの実力を、高性能バージョンである「NISMO」の試乗を通して確かめた。

完成度を増したエクステリアデザイン

いまや日産のレーシングワークスという位置付けに加え、ハイパフォーマンスエディションのブランドネームともなった「NISMO」。今回は、その名前を冠したスポーツカーであるフェアレディZ NISMOに試乗した。

どうやら筆者、このZ34型NISMOとは浅からぬ縁があるようだ。なぜならwebCGでその登場からこれを執筆し、1回目のマイナーチェンジ、そして今回と、都合3回のリポートを寄稿しているのである。またその間隔も4年置きと、なにやらオリンピックのようなメモリアルっぷりである。果たして3度目の逢瀬(おうせ)はどのようなものになったのか? ここはピュアスポーツであるフェアレディZ NISMOと同様、偽らざる気持ちでピュアにつづってみようと思う。

今日のZ NISMOでまず目を引くのは、その外観だ。赤く塗られたハの字タイプのフロントスポイラーと、バンパー部分をえぐったデイライト付きのエアスクープはNISMOシリーズのアイデンティティー。白地のボディーに赤ライン(と黒いスポイラー)の組み合わせは一見、小っ恥ずかしいのだが、ZはたとえNISMOでもこれまでイマイチおとなしめだっただけに、これくらい存在感をアピールしてもいいのかもな……と思った。

また、よく見るとこのキャラクターマーカーはサイドシルプロテクターからリアバンパーまでグルリと車体を一周し、ボディー全体でNISMOのトーンを演出している。リアバンパーの意匠もフロントとの統一感があるし、控えめながらも存在感のある、ダックテールのスポイラーの採用もエンスージアスティックでいいと思う。

しかし見た目以上に気合が入っていたのは、その走りだった。...

提供元:webCG

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